情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
― 夜半過ぎ・控え室 ―
………っは!!
[襲われる直前で目が覚めた。汗が吹出し、シャツがベッタリと貼りつく]
なんでこんなに暑い…
[激務に耐えかね眠り込んでいたらしい、夜も更け、漆黒の闇に支配されていた。
が、この時、男は違和感を感じる。
いつの間に電気を消したのか。今日は入院患者は二人とはいえ、懸念は大田だけだったので、看護婦は付き添わなくていいと帰していた。
だとしたら……何故電気が消えているのか]
――病院内――
(今頃は……須藤の奴も美味しく食事にありついてるかね。
俺の方はあいにく、爺さんだが)
[やれやれと、しなびた腕を取って、牙を立てる。
傍らの僕もいのちを吸えば――残り僅かな灯火は簡単に消え失せるだろう]
>>120そっか、マスターはお寺に行ってるんだったね。
精神を鍛えれば、病は気からって感じなんだろか。
って、死んだ…!?
そんな、死ぬ程の風邪と言う事ですか?
[死の知らせに、思わず声を詰まらせた。]
―浅黄さんは大丈夫でしょうか。幾らずっと病気すらしてない方でも、お年を召している事は確かだし、まああの方なら風邪で死ぬなんてことは…。
─支倉宅─
(怖い……怖い……怖い……)
[ひとりの部屋。暗い部屋]
(大丈夫……大丈夫……大丈夫)
[瞳さんの部屋の電気は、今日も灯らない]
(明日になれば……きっと元に戻る。日常に戻る。こんなのが長く続くはずがない。……大丈夫。きっと大丈夫)
青年 雨宮紫苑が「時間を進める」を選択しました。
[電気をつけようとスイッチを入れるも電気が点かない]
停電?あっ
[本当に停電なら大田が危ない。
しかし、まず電気の回復が先だとブレーカーの所に行く。
もし本当に停電なら自家発電に切り替えなくてはいけない。
しかし…――]
ブレーカーが上がっているだけ?
[何故かブレーカーが上がっていた。試しにブレーカーを下げてみると廊下の電気が灯る]
尽きる――どくどくと、
とくり、 とくりと、
とく、とく、 と
唇越しに伝わりくる拍動が弱まっていく。
もう、既に――間に合わない。
そしてまた一つのいのちを奪った。
先生――また来ますよ。
[いつの間にか開いていた窓。
その向こう、顔の判別のつかぬ薄闇の中から、声が響いた。
複数の気配を従えて、去っていく――]
[それから、男は房子に山入の事を話した。房子もまだその件を知らないようだったが、どうせ明日には随分広まっている事だろうからと考えて。房子は痛ましげにそれを聞いていて]
「あそこもねえ……
これでもう、閉ざされてしまうんでしょうねえ」
[零されるのは、山入という集落の死を思う言葉。男も同じ事を考えていた。医院でも考えていたように。
あの場所は隔絶された村の中でも隔絶されていた。それがいよいよ断絶されてしまったのだ。あの場所に人々が住まう事は、多分に、もうないのだろう――
そんな風に房子と話をするなどし、また幾らかの書類を片付けてから、男は眠りに就いた]
[見せしめのように病室に戻された老婆と、彼のすぐ傍で亡くなった老人の姿に、医師は何を思うだろう。
男は愉快そうに屋敷へと戻る]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新