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ふふっ、頼もしそうなアンタが意外に犯人だったりしてネ。
冗談。
なら、こうしようか。
ここに居るっていう闇討ちの犯人。
そいつにヤキいれた奴を次期総長に認めるってさ。
犯人を仕留められればさァ、注目なんて嫌でもあがるし、
信頼もされるじゃん。
ね、悪い考えじゃないでしょ?
分かりました……もっともその伝言をご主人様に伝えるのはボクではなく超側近のお使い妖精ですけどねぇ……
[一条>>83の声に何かを感じ取ったのか、相変わらず机の下にもぐりこんだままそう答えた。
それからしばらくは一条と伽獅亞守の会話を聞いていたが、やがてそーっと部屋を出て、主人のもとに戻るのだった**]
今日も45回も、マイケルに間違われた……。
微妙なこのボディペインティングの色、
なんで気付いてくれへんねん。
[どうやらこの不自然な色合い、宇宙スーツでなく自分で塗ってるらしい。
落とせばどうなるか、知っている人は一握り。]
ええねん、ええねん。
ビッカビカのネオンデコ唸らせて、
派手に目立ったんねん!
総長について海賊になる道も考えたけど、
海賊って暴走より目立てるんかなあ?
それに、この為体じゃ子分にもしてもらえへんと思うし。
総長なったら目立てるかも知れへんけど、
入りたての見習いの身やしなあ。
雲の上の出来事みたいやわ。
[首を鳴らし一条を見た。
ゆらり、と愛機アーリマンより身を起こす。
背中に背負う看板(文字)は「冥府魔道」と「是正滅法」]
フン。確かにここに闇討ちの犯人は呼んでるぜ。
''魔縁''、また誰かを誑かしたかよ。
[吸いさし煙草を捨てて踏み潰す。]
【闇討ちの犯人は1人だ。】
【そいつが誰か見抜ける奴も俺が知る限り1人居るな。】
トンマじゃなけりゃ役立つ。
俺は、マーキュリーラインまで暴走(はし)ってくる。
ついて来たい奴は、来い。
[愛機に火を入れた。]
闇討ちとか何か物騒みたいやし、
みんな気をつけてーや?
内部抗争の挙句に自滅とか、嫌やしな……。
ほんま、誰なんやろな、こんなことしよるの。
[一条からの提案は意外なものであった]
犯人をしとめた奴を次期総長にするか。
そうすりゃ、他の奴らも納得するだろうな。悪くは無い手だ。
まぁ、協力するのなら悪い気はしねぇな。
持っている情報は多い方がいいだろうし、な……。
!?
さっすがオヤビン!
いやさ総長……元総長になるんか。
どーなろーと見捨てられるんちゃうか不安やったけど、
ちゃんと解決策考えてくれてんねんな!
闇討ちを見抜けるって、最初からやっといてくれたらええのに。
焦らし上手なお人やね。
行くで行くでー!
総長との最後のハシリ、いっちょ派手にやらかそーや!
[揉み手をしながら金魚の糞のようについて行く。]
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