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[キャスターの言葉に、正面へ向き直る。掌から伝わる、僅かな魔力。
それを感じて一つ、深呼吸して、目を伏せた。
いざその場に立ってしまうと、どう願いを果たせばいいのか。]
…これで、ヤーネフェルトという
“魔術師の家系”を終わりにしたいの。
[元より魔術師として、既にとうに限界を迎えている血筋。
起源に至った所で、その後この血筋をどう残すと言うのか。
――随分な、勝手だと理解している。
ただの欺瞞とも、自己満足とも。
けれど、残るヤーネフェルトは己だけで、今の当主は自分自身。
だから、これでいい。
最後の最後で、“聖杯を手に入れた”。
この名誉を最後に、この魔術師の家系は終わりを告げれば。]
私から、全ての魔術回路を。
――私の血筋から、魔術そのものを失くしてほしい。
[それが、願い。
その言葉に応えるように、淡い光が身体を包むのは、一瞬。]
・・・・・・
[微笑んだ。
成る程、素晴らしい願いだ]
最初は、何故君に召喚されたのかさっぱり理解出来なかったが。
成る程。我は君に出会うべくして出会ったという事か。
しかし、我は今君を尊敬している。君のその願いは尊く美しい。
我にすら到底真似できぬ願いだ。
我が王道も、まだまだだな。
…だから、先にお願いしちゃって、って言ったんだって。
[そうでもしないと、彼が願いを果たす前に
魔力の供給を問答無用で切ってしまう事になっただろうから。
――さて、真に尊敬される程、正しい願いだったのか。
それは判らない。けれども。]
でも、この願いが果たせて、本当に良かったと思ってる。
ありがと、キャスター。
…違うな、もうキャスターじゃないんだっけ。
ありがとう、ソロモン。
――私のサーヴァントになってくれて。
我も、君に召喚された事に感謝している。
君と戦ったこの数日間は、実に充実していた。
[と、懐から本を取り出す。
どうも戸籍等について書かれている本。らしい。
まず間違いなく、戦いの最中の散歩で購入したものだろう]
さて、それはいいのだが厄介ついでに君に少し手伝ってもらいたいことがある。
まず戸籍の取得と、あと学歴の詐称だな。
我も辛苦を経験する為に人間に生まれたが、現代というのはこれらが皆無なままでは非常に生活しづらいようだ。
ああ、あと住所なるものが必要らしいが、これも君に協力してもらえるだろうか。
[嗚呼、ソロモンはいつもの通り自分の思いをつらつらと語り始める。
成る程彼にとってこの願いがいかに規定路線であり事前準備がなされていたものかというのがうかがい知れる。これも知る努力というものなのだろうか]
――…、
[絶句。
…手伝う範囲が、少しどころではない。
――汚い話をすれば、金銭を積めば何とかなる…事は多いが。
しかし下手をすれば十分犯罪の域だ。
…此処まで下調べをしているなら、どうして聖杯にこれらも一緒に願わなかったのか。
逆に気になってしまう所ではあるのだけれど。
呆れ交じりに緩やかに落ちた視線は、はたり、犬と目が合った。
更に襲い来る脱力感に、一つ、吐息を零す。
主従という関係はこれで終了した筈なのに――
…この奇妙な縁は、もう暫く続くらしい。]
…ま、いっか。
[それも悪くないと、
少しだけ思うのは――まだ、黙っておくことにして**]
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