情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
――ッ!!
[じり、と訴えるような其れが令呪から伝わる。――来る。
ぐ、と。掌を握りしめた瞬間、破裂音に似た音と同時
左の肩口に焼けるような熱が奔った。
熱では無く、痛みだと理解するのは一瞬。
撃たれたとは認識すれど、意識はドアを蹴破る音と
ちらりと視界に入った、小さなライターの光。]
“Substitution”!
[恐らく木工の技能授業にでも使うのだろう。
ざらりと引き出しに並ぶ、小刀、彫刻刀、鋸、その他、諸々。
手に触れたまま、一韻を結ぶ。
瞬間、手の内に握られるのは先程刺した画鋲の幾つか。
其れらと入れ替わった工具達は、浅く刺さった自重に耐えきれずに
男の元へ目掛けて、落下する。]
な、… ――っ、
[魔法陣が動きを変える。
向かっていた影が動きを止めた。
ソロモンが、ふたり、いる。
否、声は それ以上。]
…バアルだと…?
[新約聖書にて。
イエスが悪霊のかしら“ベルゼブル”の力を借り
悪霊を追い払っているとの嫌疑をかけられたという
エピソードがある。
それを思い出したのかどうか。
ユダは、眉を寄せ
こだまする声はいずこからかと
あたりを注意深く見回した。]
アサシン イスカリオテのユダは、渡辺 あゆ を投票先に選びました。
[ドアを蹴破った時、瞬時に周りを確認してから踊りこんだはずだった。
しかし、頭上から無かったはずの工具が降り注ぐ。
慌てて身を交わすが、そのいくつかは顔や首筋を傷つけた。]
なるほど、物質も移動できるのか。
ならば、僕の魔術もお見せしよう!
何故、僕がライターを持ち歩いているか解るかな?
炎の術を使うからだ!
[あえて、大声で嘘を言う。
相手がそれを認識した時、偽一の魔術は発動した。]
[空中へと投げ放ったジッポライターが、炎と共に爆散する。
巻き上がった炎は、無数の火球となって図工室への壁へと突き刺さり、少女を取り囲むように燃え上がった。
全ては幻で、炎も熱気も、ただの偽物。
しかし、見破れなければ現実と同じ。]
――…炎の、
[その声を、確かに認識する。
なれば建物の中で争うのは逆に危ないかも知れない――
そこまで思考を巡らせて、しかしそれは
放り投げられた小さな光によって中断される。
赤く広がる炎が、己を取り囲む景色に翠を見開いた。]
…な、…ッ!
[放り投げられたジッポライターが落ちる音は、意識の外へ。
――煽られた熱気は、幻だと認識するには酷く遠いもので
ぱたりと、汗が滴り落ちた。
視界が、炎に囲まれ良く見えない。
この炎が迫る事が無いのが幸いで有れど――
蒸し焼きになる趣味は無い、視線を僅かに周囲へ巡らせて。
己が、転移出来そうな――この炎の壁から、抜け出せる術へと思考を巡らせる。]
――…ッ、ねぇ!
貴方、気付いてるんじゃ、ないの!?
アサシンに、…ユダに、聖盃を渡したらどうなるか!
[その答えが返るかは、知れない。
けれども聞かずには、いられなかった。
己からすれば酷くささやかな願いにも聞こえる男の望みを
押し退けられるほど、…己の願いなど、大層なものでは無いかもしれない。
だから、其れを諦めろとは――口には出来ない、
けれども。]
大勢の人が巻き込まれて、
大事な人も、全部、失うかも知れないのに!
[じりと、炎に照らされて焼ける痛みが肌に奔る。
ぱたりと、再び熱に汗が滴って、床へと落ちる。]
一発言10分ペースか…。
もうちょっと早くした方が良いんだろうなと
思いつつ。
しかし考える事が多すぎて、自分で決めた魔術の縛りを
盛大に破っている事に気付いた大丈夫か俺。(だめすぎる)
…しかし、衝撃波で死ぬはずも無し。
ある程度外傷で、重傷?のラインに持っていかないといけないんだよな…。
…ううん…どうしようかな…。
……ユダは、僕に言ったよ。
先に自分が聖盃を手にすれば、僕の願いは適わないかも知れないと。
自分は裏切り者のユダだと。
何故、彼は正直に話したのだろうか?
嘘をつく事も出来たはずなのに。
だから、先に僕が願いを適えて、彼には裏切らせない。
裏切り者のユダではなく、英霊ユダになってもらう。
[そして、二人を空から見つめる炎]
鳳『悪いが魔神王、ここは私の思うとおりにやらせてもらう』
[そう呟き、フェニックスは大きな炎を体から吐き出しながら・・・・・・鳥野へと突進した。
浄化の炎。それは癒しの炎でもある。
しかし、今はアンネリーゼを救い、また鳥野という男を救うために。
フェニックスは羽ばたき、鳥野へと襲い掛かった]
[――判っている。
彼の青年が初めから悪だなんて、欠片も思ってない。
街中でバーサーカーと、そのマスターが無作為に攻撃を始めた時も、
一番に飛びだしたのを知っている。見ている。 けれど。
あの滲み出る闇を見ても尚、
其れを信じられるのか。
炎の中を、平然と歩み寄ってくる相手に 一寸驚愕しながらも
伸ばされた手に、咄嗟に避けようと、――して。
しかし、左肩の傷の痛みが其れを許さなかった。
一瞬の躊躇は、左手が喉元を捉えるのは充分な隙。]
――…ッ、ぐ…!
[その手から逃れようと、己の細い指先を掛け――
しかし解けることは無い、額に押し当てられる硬質な鈍色に歯噛みした。
死ぬのは、覚悟している。ずっと前から。 …嗚呼けれど、
苦悶する相手に殺されてあげられるほど、お人好しじゃない。私。]
――、…!
[男の肩の向こう。
銃弾によって開けられた窓の外に見える焔に似た、色。
見開いた翠が、フェニックス、と。
声にならないまま、唇が動いた。
大きな炎を纏いながら、此方へと迫るのは それと同時。]
[そして窓越しに照準を捕らえた火球は、図工室の窓ガラスを一瞬で消し去り、鳥野へと着弾した。
図工室全体に衝撃波が広がる。
神々しく燃えさかる鳳凰の体は、しかし鳥野を燃やすことは無かった]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新