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故に、我は人の生を知りたいのだ。
情けない話であろう。ユダ、君をもってお伽話の王と称される我がこの程度の取るに足らぬ存在だ。
しかし人とはそんな他愛もない事に一喜一憂し、そして全てを受け入れ、天寿を全うするものではないのか。
んー
吾、仕事ばっかりしてた気がするがなー。
[トマトを食べながらソロモンの話を聴いている。]
しかし、他愛のない事とは、嗚呼。
なるほど、こういう事なのかもしれぬと
この現世で味わう事は出来たぞ。
ふむ。似ている似ているとは思ったが
似ているところもあり異なるところもある――か。
いずれも同じではつまらん。その程度のスパイスはなくてはな。
……皮肉なものだ、
おれのようなものが
王国を求めるのに
おとぎ話の王は、
ひとを求めるなんて。
[少し俯きがちに、
唇の端を微か上げたようだった。]
おれは、あのひとに王を求めた。
あのひともまた特別な生まれだ、
あなたのように悩みもしたのだろうかな。
…―――でも、もうわからない。
ふむ、地上は最終決戦であったか。
魔力が尽きて、少々消えてしまっておったが…。
今更だが、バーサーカーチームもアーチャーチームもお疲れ様だ。
[指先を引っかけた
首に巻き付く細い荒縄を握りしめるようにした。]
――――… ソロモン王
あなたが
どのように思おうとも
おれにとっては。
―――…やはり、眩しいものだ。
誇るべき生きざまを持っている。
本来喚ばれるはずのない、
自ら命を絶ちさえもした おれ には、ひどく――――…
そして、私は一瞬の顔出しをして、再び沈むことにしよう。
まだ昨日の終盤戦を見ていないのだ。
なんとも、多忙になりすぎている気がするな。
うーむ。命大事に!
[自らの名が記載されている聖書くらいはさすがに目を通している。
ソロモン王よりも遥かに若造である彼らの物語が現在において神格化され、その彼らによって王自身の言葉が伝えられているという事にこそばゆさを感じていた。
しかし、彼らもまた救いを求め、その中で古代のソロモン王という存在もまた縋る偶像となっていったのだろう]
王を求めて何とする。
国を建てて何とする。
歴史が物語っている。いかに彼や君等が崇拝されたとしても、変わらぬのだ。
紡がれた歴史に、他の可能性など存在はせぬ。受け入れ、よりよい未来を紡ぐのが人の運命。
メフメトも言っていたな。道を示せと。
道は過去には繋がっておらぬ。
・・・・・・ それでも過去に未来を求めるならば。
[かつてはうっすらと透けた書物としてしか見えなかったソロモンの書が、光り輝く本としてはっきりと具現化する]
我が君に道を示そう。
[滴る衣。
黄昏が深まるように闇が染み入る。
鮮やかな赤もまた消えない。
俯いた顔は影になり、
口許だけ、笑っているような]
嗚呼…それでも、ねがう。
――――これは、 足掻きだ。
それも、とびきりたちの悪い。
願いになど届かないと、
盃を手にしても
次などないと、
知っていても。
道を示すというのなら
[荒縄を握り締めていた手を横へ、広げる。
落ちる銀貨の音。
影の濃度が今までに無く
深く、濃くなっていく]
…この足掻き、
すべて見届けてからにしてもらおうか、
古代の王…!
[蠢く、影が、吼えるかのように立ち上がる]
いいだろう。
我は臣民を大事にするのでな。
[具現化した今でこそ見える。
手にした魔道書が風もなく捲れて行き・・・・・・そして、その捲れたページが破れ、宙を舞う。
ソロモンの鍵。その魔道書は呪符としても使うことが出来たという。
そのいくつものページ一つ一つが、光り輝く魔方陣と変化していく。
そして、ユダの視界は無数の魔方陣に埋め尽くされた]
さあ、来るが良い罪人よ。
我は汝の罪を認め許し、そして汝の穢れも飲み込むユダヤの王なり!
[王には王なりの煩悶があるのだと言う事を、偽一は知る。
ユダの中に複雑な思いがある事も。
だが、当然ながら戦いを避ける理由にはならないようだ。
偽一は2人の英霊から距離を置く。]
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