情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
ふむ。私はやはり先の言葉を激励として(?)贈ろう。
魔術師風情が剣士の真似事とはな。
貴様、どこの英霊だ?
とな。
やはり私はアーチャーが一番好きだ。
次点でランサーだな。
――…、
[ガラスの消えうせた窓越しに、校庭の風景を息を呑んで見やる。
世紀末…否、神々の黄昏(ラグナロク)とでも言えば、
何も知らない人達からすれば、既に恐らく信じるに値する。
最早――人の及ぶ所では無い。
…自然、視線は未だ動かない男へと向けられる。
霊脈とパスを繋ぎ、万全の魔力を用いて、
ソロモン王の名をもってしても尚、其れと拮抗する力を持ちうる相手だ。
――ならば目の前の男の令呪を剥ぐなり、息の根を止めるなり。
…そうすれば、きっとキャスターは戦い易くなる。
相手はアサシンだ、単独で動く事の出来るクラスである以上
直ぐに消えうせる事は無いにせよ魔力の供給を経つ事は、出来る。
本来ならば、――勝利を貪欲に求めるならば。
きっとそうすべきなんだろう。
けれども。]
[銀貨から変わっていく槍を、雷の剣で凌ぐ。
肩口に傷を負ったが致命傷は無い。
しかし、視界にはただ真っ直ぐに向かってくるユダの姿。
いかにバアルと融合したソロモンであったとしても、正面からの斬り合いでアサシンを凌駕するのは非現実的である。
それ程に、ユダという存在は揺らいでいる]
ちい。世話の焼ける。
[こんな時に、ただ倒すという選択肢を取ることが出来ない。
自らの甘さに舌打ちしながらも、その右手に持った水の剣を盾へと変化させる]
…あー痛ったぁ。…。
[鈍く主張する痛みに、ワザとらしく声を上げる。
すぐに倒れるものじゃ、ない。けれど痛いのは事実だ。
…だから、これ以上動くなんて無理だ、と。
肩の傷の所為にして、自分に言い聞かせる。
――ただの言い訳だとも、勿論理解しているけれど。]
[今見ている全てだけを受け入れるのならば、
この先の未来を信じるのは、――正直、酷く難しい。
影が絡み、闇が蝕む。あの姿だけを見たら、確実な手段を取るべきなのだ。
万が一、…キャスターが負けてしまった時を考え、聖盃を渡さぬように。
最善手を打つべきだと――頭の中では理解している。]
――あー、…もう。
[…本当、自分は何処までも甘いらしい。
バーサーカーのマスターが周囲に手当たり次第に
危害を加え始めた時に――止めに入ったのも。
北の遺跡でたった少しだけ、話をした時の年相応の素振りも。
アレが、 偽物だなんて思えないのだ。
『何故、彼は正直に話したのだろうか?
嘘をつく事も出来たはずなのに。』
先程、そう言った男の言葉が脳裏に過る。
…嗚呼その通りだ。悔しいけれど。
――だったらこの男が信じた事ぐらい、自分も信じたっていいじゃないか。]
『見るもの全てを信じるな。
――君の中の真実を見つめろ。』 …だっけ?
[…随分と、我がサーヴァントも難しい事を言ってくれたものだ。
お陰で、より楽になるかもしれない道を避けて、
敢えて遠回りしてしまった自覚がある。
――けれど、この選択でいい筈だ。 それに。
“必ず、聖盃を手に入れる”
…あの自信家の男が、そう言ったのだから。
己が信じなくて、どうするのか。]
…負けたら、絶対アイツに文句言ってやるんだから。
[腕の中の鳩を軽く叩く様に撫でながら、ぽつと零す。]
4発言も使って回りくどく喋ったけど
…つまりは、これ以上マスターに手を出す気は無い理由付けでs…
いや、だって。うん。
この場にいるのに、手を出さないって不自然なんだよく考えたら(
[水で出来た盾は、その逆十字架の切っ先を弾く事無く、ただむにゅりと飲み込む。
盾は貫かれ、ソロモンのわき腹を切り裂く。が、水の盾はその逆十字架を捕まえ離さない。
そしてソロモンは左手に持った雷の剣を宙に放り出し、ユダの肩を掴む]
もういいだろ、ユダ。
君は君という存在を放棄してまで勝利に拘る必要など無い。
その執念は、今を生きる君の子孫達の為に使いたまえ。
それに、我が倒すべきは今の君ではない。
今の君を、飲み込まんとする亡霊だ。
おやすみなさいセイバー。
これじゃなくてほっとしたわ。
失礼するのはいいけどちゃんと膝を用意して行ってね。
腕とは言わないわ。
[胴を貫こうとした逆十字の刃を捕らえられ、
予想外の動きにユダは大きく眼を見開いた。
否、驚いたのはそれよりも]
な、 …―― ッ、
[もう片方、雷の剣はユダを貫くことなく
肩に触れたのはソロモンの左手だった。
動きが止まる。
どうしてだ、と問いかけるような眸に
王の言葉が落ちてくる。
小さく息を飲むような気配があった。]
…っ、
はな、
[せ、と 言い切れない。
肩を掴む、その腕を掴めばユダの血で
王の白い衣も汚れようか。
解放の言葉を紡げばいいものを
俯き、頭を振る。]
おれは、それでは、 意味が―― …
[赤黒混ざる眸の色が揺れる。]
く、――ぁ !
[ユダは苦悶の声上げ仰け反った。
亡霊と、ソロモンの呼んだそれ。
鬼、とユダが呼んだそれ。
何を躊躇う早く殺せと
ユダの足元から這い上がり侵食、する。
ソロモンごと喰らってしまおうかとするようにも見え。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新