667 Fate/pendulum waltz 聖杯戦争村7th
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アサシン イスカリオテのユダ
[ざわり。 ごぼり。
闇は沸き立ち、
ユダの纏う衣の裾はもはや漆黒。嵐の風受けて翼が如きかたちで夜に浮き立つ。
魔力を喰い、蝕む黒。
稲妻の剣前にして
ユダは唇引き結び
銀貨を汚れた手で握り―――]
【墓】 ビンセント バンゴッホ
落とせないのはアナタだけではありませんけどね。
[鳳と話している隙に、触手に落書きされた。]
こらっ、お待ちなさい！
オイタをする子にはオシオキですよ！！
[触手がフェリシアをうねうねと追いかける。]
【墓】 セイバー ゲオルギウス
ふむ、では私もその触手を…。
子どものいたずらにいちいち目くじらを立てるな。
切り裂け、竜屠る聖なる剣≪アスカロン≫…！
[触手目掛けて一閃…！]
【墓】 ビンセント バンゴッホ
ああっ、アタシの触手が食べられていくぅ！
しかも切られちゃうぅ！
[ずぬり。]
……なんて、すぐに生えるんですけどね。
[次々と枝分かれする触手は、振り返ったフェリシアの背後に回りこんだ。]
【墓】 クリスティーナ 鳳
あらいやだ。
その息子同然の触手、おなかいっぱい食べちゃったじゃない。
おいしかったけど。
[蜘蛛が現れたりセイバーの一閃が飛んで来るのをのほほんとみている]
【墓】 セイバー ゲオルギウス
何度切っても無駄なようだが、余計な心配だったようだ。
ふむ、無駄な魔力を消費したようだ。
[切り裂いた触手の切れ端をじっと見つめて、巨大な蜘蛛と見比べた。]
ふむ、うまいのか？
[セイバーは試しに眠っているアーチャーの口のなかに、触手の切れ端を詰め込んだ。]
【墓】 ビンセント バンゴッホ
アタシの触手は特別製ですよ。
ひとたび取り込んだが最後、吸収されて全身を駆け巡る栄養素さながらの活躍をしてくれます。
【墓】 ビンセント バンゴッホ
暴れているだなんて失敬な。
アタシは欲望のままに行動しているだけですよ。んフ。
[バーサーカーの太ももを撫でながら、鼻を鳴らした。]
【墓】 クリスティーナ 鳳
ええ、おいしかったわ。
ご満悦なんていわれるとちょっとあれね。
お礼に腕力5倍で肩でも揉んだ方がいいかしら。
ああ、セイバー、アーチャーにやるのはもったいなくてよ。
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