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今、飲むのは問題あるかなあ。
……まあ、ユダが下戸と言う話は聞かないし、1杯くらいなら大丈夫かな。
パンだけってのも寂しいし、開けるか。
[偽一は、皿を出していくつかのロールパンを盛る。
そして、2つのグラスに赤ワインを注ぐと、ユダが戻るのを待った。]
―東区:宿泊施設―
[礼拝堂から宿泊施設、大部屋へと戻ってくる。
偽一の姿と、それから。
テーブルの上に置かれたものを見て
ユダは、眉を寄せた。]
[一人歩きが危険のは承知の上だ。
既に一度敗北を見たのだから怖い物など無かった。
それよりも、茨木を教会に近づける事の方が危険・・・な、気がした。
身支度を整え、小蜘蛛を茨木に渡すと・・・]
みだりに戦闘してはならぬ。人混みでは自重するがよい。
[急がねば・・・何故か気が急くのは戦争の終焉が近づいているのを予感してか・・・]++
[戻ってきて、眉を寄せたユダを見て、偽一は言う]
そんな顔するなって、今までも僕の出す食事はひどい物だったけど、今夜のはさすがに事故みたいなものだよ。
[ユダの心中には気づかないようだ。]
―東区:宿泊施設―
…違う、そうじゃなくて
[赤ワインと、パン。
まるで、あの日の食卓のようではないか。
偽一は気づいてないのだろう。
渋々といったていでテーブルの方に近づいていく。
これは私の血。
これは私の肉。
遠い記憶は今も薄れることはない。]
おまえ。いやがらせか。
うん?
……ああ、最後の晩餐か!
しかし、縁起でも無いな。
こんな物は、ただのパンとワインじゃないか。
まあ、気が進まないなら、ワインはやめておくかい。
[やっと気づいた偽一は、ユダにそう問いかける。]
[最後の晩餐、と。
その言い回しにも何となく
不機嫌そうになる。]
ただの、か。
そう、…そうなんだろうけど、な。
別にお前、あのひとの信者でも
なんでもなさそうだし。
[とすん、とやや雑に椅子へ腰をおろす。]
いいよ。もらう。
そう来なくてはな。
変に縛られる必要は無い。
ただの、パンと、ワインだ。
[パンと、ワイングラスを交互に持ちながら、片眉を上げた偽一は、より胡散臭い顔になる。]
作ってくれた人に、乾杯!
[そう言って、グラスを掲げるとワインを飲み干した。]
[横向きに腰掛けたため
顔だけ動かして偽一を見る。]
…本当お前はうさんくさいな。
[言いつつ、グラスを手に取る。
揺れる、深い色の酒精。
乾杯、の声にやはり少々気が進まない様子でありつつも軽くグラスを掲げ口をつけた。]
…あまい
[それから苦い。
昔とは比べ物にならないくらいの洗練された味であった。]
―南区・川津教会―
[訪れたのは、茨木のマスターに追われて逃げ込んで以来。
ドアを開け声を掛けると先日の女が顔を出す。
茶を勧められれば、ミルクティーを一口]
先日は書面にて失礼した。此度バーサーかと再契約した故、報告と・・・聖杯について少々尋ねたい。
[果たして、リシアも同じことを耳にしたのだろうか・・・
小一時間後、教会を後にする足取りは重かった。]
―南区・川津教会周辺駐輪場―
[カブを預けっぱなしだったのを思い出し引き取ってきた。
エンジンを掛けずに押し歩きながら・・・
「聖杯」ではなく「聖盃」であると言うこと、残る英霊は茨木、ソロモンとギイチの英霊の3人
だが、管理者の言うことが真実であるならば茨木を聖盃に近づけるのは危険すぎる。か、と言って他のマスターの願いが穢れていないとは言い切れず。]
急ぎソロモンのマスターに会わねばならぬかのぅ。
[当てずっぽうでも構わぬ。と、カブのエンジンを回す。ソロモンの立ち寄りそうな場所を手当たり次第回ってみることにした。]
―北区・青丹寺―
[管理者のいう鬼の名残の地。鬼が魔術師であったなら霊脈も近くに存在する・・・ソロモンは当然利用するであろう。
そろそろと探って歩くと、まるで巨大な溶鉱炉に放り込まれたように溶解した鐘楼。
・・・微かに残る懐かしい匂いに引かれるように歩くと・・・遺跡群の中には隕石が落ちて出来たようなクレーター]
――・・・これは!?このような事あやつしかおらぬではないかっ。
莫迦が、、こんな所で何をしていたのじゃ。
[クレーターの縁を辿るように歩くと側には鉄の塊・・・
思わず膝を折り取り縋った。]
我の望みも叶わぬものとなり、再び手に入れた力も穢れておると言う。
では、我はこれからどうしたら良いのじゃ・・・判らぬ!判らぬぞ!!
[泣き濡れるリシア・・・傍らの草むらが小さく揺れ小蜘蛛がカサリと音を立てて這い出てきた。]
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