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[鳳にたらふく食べられて両腕が無くなった頃。
ずぬり。
無くなったはずの場所から、新たな触手が生えてきた。]
んッフ、これ、結構魔力を消耗するんですよね。
ま、どうせ死んでるので、構いませんけど。
[偽一が部屋を出て行った後、
ユダもまた大きめの部屋から
礼拝堂へと移動していた。
陽が落ちかかる。
召喚されたときとよく似た光景だった。
色とりどりの硝子を通し、
鮮やかな光が床に落ちる。
そのまま掌に視線向けた。
この街に喚ばれて幾度目だろうか
自分の存在を確かめるように
ゆるく手を握りしめる。]
[光の中心には
十字架にかけられた聖人。]
… …先生。
[主、とは謂わない。
謂うはずもないし
謂えるはずもない。
彼の場所はひどく遠い。
此度の戦争で、聖人を手に掛けた自分は、更に彼処から遠ざかった。ユダは、そんな気がしていた。]
[「主は全てを赦される」
聖人はそう、謂ったけれども。
ユダは皮肉げに、
自嘲するように、
唇を微かに歪めてから踵を返した]]
[病院のベッドの上、窓の外を見た。
ドアがノックされる。
個室のこの病室に顔を出すのは、看護師か医師位のものだったが]
「元気のようだな」
兄さん。結局来たのね。
[兄がそこに立っていた。
さすがにこの状況で刻印を奪いはしないだろうが、少しだけ警戒して視線を送る]
「妹が怪我をしたと聞けば、見舞いに来るのが家族というものだろう」
見舞いに来るような家族は、命を狙わないわ。
「魔術師協会で、いい霊媒医師はいないか探してもらっている。見つかったら連絡する」
[窓際まで歩いてきた兄を意外そうに見上げた]
随分と、丸くなったのね。
「俺の命もそう長くはない。
その時が来た後、お前に、あれの後見を頼みたい。
といえば、納得するか」
[寝耳に水だった。
鳳の姉は魔力を持たず、魔術の一切を知らない。
そして兄の伴侶は一人息子を残して早くに亡くなってしまった。
なら、自分しかいないのだろう]
納得しないわ。
簡単にはいそうですか、なんて言えるほど良好な関係ではなかったでしょうに。
[身を守るために表舞台へと出た。
大きな後ろ盾も得た。けれどいつまでも消えなかった身内に追われる恐怖]
―東区:宿泊施設―
[部屋に戻り、夕食の準備をしようと冷蔵庫を開けた偽一は、「あれ?」と、間の抜けた声を上げた。
ほとんど食べ物が無かったのだ。]
昼に買い物をして置けば良かったな……。
ロールパンしかないぞ。
あとは、ワインが1本か……。
[ユダを召喚する前、祝杯用に買っておいたものだ。]
―東区・果樹園地帯・自宅―
[一口茶を啜ると、カップを置き・・・]
我は少し用事がある。そなたはゆるりと休むも良し、斥候に出かけるのも良し・・・じゃの。
[再出発を始めるにも情報が少なすぎる。教会にも再契約の旨伝えておかねばならぬだろう・・・
尤も重要な話も聞かねばならない。すんなりと話が聞ければ・・・だが]
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