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……………その反応はそれとなく分かってやがるらしいな。
いいだろう。
貴様が歩むと決めた道だ。
一つ教えてやる。
………………、
ハ。
何を情けねえ声出してやがる。
貴様が選んだ道だろうが。
――尤も、貴様の道は行き止まりであるが。
…………あるなあ。
どでかい鬼小僧が眠ってやがる。
[目を瞑れば伝わってくる、澱みの奥の鼓動。]
吾や貴様が盃を手にしたとしても、
鬼小僧が蘇るだけだ。
……化け物退治の専門家様も、遺言で置いていきやがったしな。
[――このままでは、鬼が再来する。
鉞を振るった英霊は、そう告げたのではなかったか――。]
――で、どうするアサシン。
諦めるか。
貴様の選択は取り返しのつかぬ過ちであったと認め
貴様の道は、奈落へすら続いておらぬと立ち止まるか。
[闇がざわつく。
引き込むように手を伸ばす。
その禍々しさは。
息が詰まる。
喰われてはならない。]
…最初の夜、
絶えた英霊か
―――、…
奈落、 …?
は、
[乾いたような息は笑いか否か。
願うことすら許されない、
なんという茶番か。]
今更。
今更も何もあるまい。
引き返すも貴様の道である。
吾はつまらぬが、以前にも言ったように
民草は選択の権利を有する。
貴様の選択を、誰も謗りも誇りもせぬ。
選択をどう思うかは、道を歩み終わった後の貴様自身である。
立ち止まりたいなら立ち止まれば良い。
面倒だと思ったなら、途中で辞めてしまうのも一つの選択。
そして、貴様がまだ盃へ願う事を諦めぬというのなら、
―北区/青丹寺―
[男の姿は、寺院に在った。
澱みを引き連れる男を拒むように、山は啼く。
巨大な影で地を覆い隠し、赤旗を脱ぎ去った男を呑まんとする。]
―――ふん。
さすがに、堪えるであるな。
[表情に、一つとして違和は無い。
もしその半顔が、人の色をしたままだったなら、だが。]
[湧き立つ、熔鉄の半顔。
――起きた異変は刹那の間。
風が一陣横切れば、いつもの皇帝の顔に戻っていた。]
……まだもう少しかかるであるか。
参ったなあ。
想定よりも厳しいである。
[拒む"門"を隔て建つ寺院に望み、男は薄く笑った。]
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