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[声を聞き、そのままアンネリーゼの傍へと跳躍する。
やはり、魔力が枯渇している。これでも駄目なのか。
ちっ、と舌打ちしながらも、自身に掛かる膨大な負担に耐えながら、もう一度跳躍をする。
大きく跳び、戦場となったその場から離脱していく**]
―埴シニアタウン・バス停前―
[…泥と土に塗れ尚も、かの者と約束したを守るように…
『自慢の二足歩行』で駅に向かうリシアの姿があった]**
―北区/寺北遺跡群―
ふむ。
止んだようであるな。
[溶鉱炉は、皇帝の腕に巻きついたまま。
時折赤い電磁を放ち、横顔を暗く照らしていた。]
さて。どう動いたものやら。であるな。
[閉じていた目を開く。
ひときわ大きな電磁を放ち、溶鉱は唸りを上げた。
還る先は孔でもなく、ソラでもなく、皇帝の体内。
皮膚を破り、肉を焼き、骨を溶かし、更に内側へ。
熱した鉄が、かりそめの体へ流し込まれた。]
―中央区→東区―
[サイドカーでユダを回収した偽一は、出来るだけ現場から離れるべく、エンジンをふかしていた。
日が沈み、紅色の空がゆっくりと青紫に染まっていく。]
こういう時間帯を、日本では逢魔時と言うらしいよ。
さっきは日が昇っていて、魔に出会うには、早すぎた気がするんだけどな。
[偽一は、日の照る街中で、多数の人に構わず暴れ出した英霊と魔術師に、戦慄を覚えていた。
しかも、先に暴れ出したのは本来英霊を抑えるべき、魔術師の方だったように見える。]
あの2人とは手を組む要素も、利用する要素も無い。
そんなのはいつか暴発する爆薬を、胸元に抱えているようなものだ。
バーサーカーで間違いないだろう。
彼ら以上に、バーサーカーと言う単語が似合うコンビはいないだろうからね。
[この戦争は、彼らを放置したままで、継続可能なのだろうか。
偽一の中に、そんな不安すらよぎった。]
[逢魔が時。漢字は頭に浮かばないが、
響き特徴だけで何とはなしに意味を察する。]
やつらに時間は関係ないと見える。
……あの眼鏡の男、
逃がしたのは痛手だな。
[握った手を口元に当て、
口惜しそうに眉を寄せた。]
――あそこで殺せていれば…
[ざわり、落ちる影が沸き立つ。清濁正負混在した想いが沈んでは浮く。使徒にあるまじき行為を口にしながら、あの場で飛び出したのはあれらがひとを殺し始めたからだった。]
[ざわつく。
絡み付いた闇は荒縄のように離れない。
己をこの地に呼び寄せた、
その要因の1。
聖盃の穢れ、澱み。
願望器として機能はしながら、
その実すでに汚染されている、漆塗りの盃。
―――何故穢れたのか
それはユダの知るところでは、なく。
恐らくは「彼」も、また同じだろう。]
[闇がわらうようにざわつく。
ユダは首を横に振った。]
…違う
[己は願いを叶えるのだ、
そのためにここにいる。
叶えられないわけが
――ない、はず。
ひとつ息を吐くと、
ユダは眼を閉じた。]
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