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盃がおかしい、と
気づくきっかけが在った方がよいような気がする。
どうするかな。
まあ、おかしくても
叶えられるならいいんだろうか…
・・・・・・
[強い魔力。
アンネリーゼが近くにいるも、厄介。
しかし、あのフードの英霊でも、またアーチャーでもない]
まだ出会ったことの無い英霊、か?
[アンネリーゼと早々に合流したいという思いも強いが、好奇心には勝てずにゆっくりと気付かれないようにバーサーカーの方へと寄っていく]
/*
しかしながら
村内時間で昨日今日と
ユダがヤッホウと
暴れすぎな気がしないでもない。
なんか盃関連で情報をばらまくか どうか。
いや、ユダは
よくしらないんだけど。
……、
[…女の方がサーヴァントなのは、間違いないと、 思うのだが。
恐らくマスターだろう男の尻に蹴りを入れる様子に一度だけ瞬いた。
声までは聞こえないが、…一体どういう力関係なのか。
というか、どうして尻を蹴ったのか。
考えど、流石に憶測するにも難しい。
服装も、隻腕も。…そしてそういう意味でも、聊か興味を引く二人組が
通りの中央から、動いていくのを視線で追う。
キャスターが、此方へとは合流せずに――
しかし確かに彼のサーヴァントには気付いているらしい。
確かに此方へと近づいてくる様子だけは、感知して。]
[怪我は治癒され、教会までたどり着く。
それでも、失った血の量は多く、怪我の箇所のこともあり、一晩経ってから病院へと搬送された。
キャスターの言っていた通り、傷は次の日の昼前にはもうふさがっていて、自力で行けたのだが、教会に保護された以上そうも行かないらしい。
病院のベッドの上、輸血を受ける。
傷が塞がった以上はひとまずはそれだけでいいとお願いした]
…死に損なったわね。
兄さんは悔しがるでしょうけど。
…。
[男を沈黙させてしまうと自分が不利になる。
だからといってこのままくねらせておくのも癪だが
背に腹変えられないとはこのことである。
深い溜息のあとに視線を持ち上げる。
強い視線を感じる場所ははっきりと一箇所。
それから、出所がわからない感覚がひとつ。
もうひとつは、確かにこちらのほうへと近づいてきている]
あー!!!!
だめだ展開について考え過ぎる本当悪い癖すぎる!!
そして更に自己嫌悪するのとか、最悪過ぎる!
もう頭空っぽにしよう!そうしよう!!
見苦しくて正直本当すみませんでした。たた。
気分悪くさせてたら申し訳ない。 ほんきでもうしわけない。
[ざわつく。
ユダは胸元を押さえ、
掴むようにした。
己を引き寄せ、
あまつさえ
赤黒き澱みに繋いだ 何者か に
あれ は、
何処か通じるものがある。]
―――――「鬼」?
[溢した呟きは
ごく小さなものだったが――]
[人ごみの向こう側に、この場には似つかわしくない格好をした女性が一人見える。
間違いなく、英霊。
あれがまだ見ぬバーサーカー。
まだこちらは視認まではされていない筈。
建物に隠れながら、観察を続ける*]
――…向こうのマスターは、気付いてる、よね。多分。
[これだけ強い共鳴をしているのだ、凡その位置は判るだろう…
――まぁただ、謎の力関係でそれを伝えていないと思われるだけで。
視線を持ち上げる女を少し遠目に見やる。何かを探していらしい。
恐らく向こうに伝わっている気配や、視線か。
暫しの思案、一つ 吐息を零した。
…近くに、キャスターはいる。
事が起これば、フォローはして貰えるだろう位置だ。
相手のマスターが、此方へと刃を向けぬ内に 対処の術を、用意しておくべきだ。
周囲には聞こえぬよう、口の中でぽつりと零す一韻。魔術回路へ魔力を流す。
――これで恐らく、己の存在は向こうのサーヴァントにも知られただろう。
意図せずとはいえ、気配を消し 潜む者にも同様に。]
おム、ネが……あっ……尻、が……。
[複数の疼きに苛まれたり尻を蹴られたりして身悶える。]
あ、アナタね……B型過ぎると言ってるでしょ……。
だからB型とは何だ。
[鬼にとって血液型なんて感覚はないのだ。
よって血液型判断も性格診断も関係がない。
のたくっている男を見下ろしていたが]
──。
[にたり、と口元が歪む。
風が、何処かから音を拾ってきたのだ。
古い時代に自分たちが呼ばれたその名前を。
鬼、と]
説明しましょう。
B型とは、集団行動に馴染めず周囲の価値観に合わせられずひたすら孤独に我が道を行くしかない悲しき性を生まれ持ったにも関わらず楽しく生きておられるとても幸せな方々の総称です。
[尻を撫でながら解説した。]
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