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[真名の開放はまだなされず。
槍の強度は輝く剣に劣るだろう。]
ッチ…!
[剣が閃いた。セイバー。分の悪い相手だ。
地に着いた爪先から影が体に巻きつく。
ユダが自らの命を断ったときの荒縄のように。
変じて纏うは、闇に溶ける黄昏色の衣。]
[相手が悪い。なにより、手を抜く事を、自分の中の何かが許さない。]
くっ…仕方ない…。
私の声を聞けっ!竜屠る聖なる剣≪アスカロン≫!!
[マスターの許可を得ず、唱えるのは宝具の真名。
突き出て来た槍に向けて、剣を振り抜いた。
その剣は真の力を発し、槍を打ち破る。]
[《アスカロン》と。それが耳に届く。
ユダは知らぬ。彼の伝承を。
けれど彼に集まる信仰が、
彼の纏う気配が、
何より如実に彼を現していた。
首にまとわりつく、黒の荒縄。
微かに締まりアレは敵だと囁いて]
…やはり、…聖人… か
[皮肉げな。自嘲するような。嘲笑うような。
痛むような。複雑な表情を微かに浮かべ。]
ええ、言われなくても逃げるつもりよ。
私には、戦うすべはないんですもの。
[詠唱が終わる。
自身の起源である『膨張』。その初歩魔術。
初歩とはいえ起源の元となるその魔術は、魔力の多い彼女にとって充分に使えるもの。
もっとも、相手がサーヴァントであれば赤子も同然ではあるのだが]
!?
[不意に感じた魔力は背後から。
セイバーの声が聞こえたとほぼ同時、常人の数倍の速さで反応しセイバーの後ろへと駆ける]
……わかった。
この感覚、負の感情。
湧き上がらなければ、私の信仰は偽りとなる…。
[その姿を睨みつける。
そう、その答えならば、全ての辻褄があう。]
私の答えが間違っていれば、先に言うが良い。
この答えが正しければ、私は貴様を許せず、憎しみしかもてぬ。
貴様…裏切り者のユダか…?
[珍しく、負の感情の篭った瞳で、アサシンをじっと睨みつける。]
[セイバーを盾にした直後振り向く間もなく背にかかる衝撃。
ぎり、と歯を噛んだ。
瞬発力を最大値まで高めたものの、逃げ切るには間合いが足りない。
何より、相手が悪かった。
この地の霊脈も、自身と相性が悪いように思えた。
そして繰り出されるセイバーの宝具。
それは満たされていた彼女の魔力を浚って行く]
あなたは。
[フードの男だと気づく。その身に纏う雰囲気が同じだった。
逃げた際に負った傷が痛む。
まだ致命傷ではないが、回復手段はないのだ]
――嗚呼。ああ。そうか。そうだろうとも。
[く、と咽喉を鳴らすような声。
わらったのか、ないたのか。
暗い影を落とす眸の青年は首に巻きつく
闇に染まった細い荒縄に指先を引っ掛ける。]
…そうだとも。
おれの名は…
――イスカリオテのユダ。
[負の感情を滾らせる英霊へ向けて言い放つ。
足元の闇が、ごぼりと 沸き立った。]
[闇と共に、紡ぐ。]
…――――“I might deliver Yhoshuah”
[影と黄昏の衣は協会をなくす。]
[闇と共に、紡ぐ。]
…――――“I might deliver Yhoshuah”
[影と黄昏の衣は境界をなくす。]
…そうか…やはりそうか…。
クリスティーナ、逃げよ。
アサシン相手に庇いながら戦うのはちとしんどい。
なにより…聖人のはずの私の憎しみに満ちた姿など、誰にも見せたくはない。
[負の感情を籠めた瞳はアサシンを見据えたまま。
背後のクリスティーナにそう声をかけた。
そして、そのままアサシンに向けて言葉を綴る。]
聖剣はすでに抜かれた。
楽に死ねると思うなよ?
[全力で距離を詰めたいが、速さはあちらが上。
こちらが振るう剣にどう対処するか。
それでも、まっすぐ見据えたまま、大地を蹴った。]
[ざわめき。
あの日。裏切り茨の冠被せ杭を打ち
イエスを引き立て十字に磔にしたひの
血にまみれた日のざわめきが形を成して
黄昏色の衣が浸る影より出でる
銀貨の音を聞いて――]
…嗚呼。
そうか。おまえも。あのひとも。
人の子だった。そうだな。
聖人といえども。嗚呼。そうだ。
[く、と笑みに似た表情浮かべ
その手から銀貨をばら撒いた。
裏切りの代償のそれ。]
セイバーがずいぶんと弱気ね?
逃げたいのだけど、私も割りと傷が深いのよ。
[もっとも、痛みはあるが走れないほどではない]
憎しみなんて誰でも持っているものではなくて?
見せたくないものを無理に見たいとは言わないけど。
[それでも逃げろといわれた以上は逃げるしかない。
見逃してくれるかどうかは、相手次第だろうが]
上に逃げても別のサーヴァントがいるのよね。
[背が赤く染まっていた。
背中から見れば白いワンピースは既に赤へと変わっているほどには]
――Speed runs through.
Five times.
おれに向けられるに相応しい―――
[先ほどまでは槍と手しか具現しなかった
過去の亡霊たちが
今、ユダに従い全身を現した。
憲兵。従者。各々に槍を持つ。
磔のイエスを突き上げた――その概念。
彼らは顔も無く
ただのっぺりとした影のよう。
地を蹴り斬りかかるセイバーに向け、
とりつかれたかのように槍を突き出す。]
―中区・駅前ドーナツショップ―
[…もぐ。ぺらり。
商店街で購入してきた本のページを捲りながら、3つめのドーナツを一口、齧る。
テーブルの上には、契約したばかりのケータイと
そこにつけられたテディベアが一緒に転がっている。]
……んー…。
[キャスターと分かれた後、さて此方は何をしていたかと言うと
元勢宮でちょこっと魔力の回復に勤しんだついでに、
南地区へ移動し、火災の現場をちょろっと見てきた後、
待ち合わせの中区へ移動の途中で商店街によって、数冊の本を購入して
――今に至る。
…まさかその途中で、キャスターが
渡した札束の95%を果樹園経営の夫婦に譲渡したとか
その最中にアーチャーとそのマスターに出会っていて
あろうことか真名をぽろりと暴露し合い
互いの王道を認め合った結果、良く判らない友情が成立し
協定らしきものが出来て銃を渡されたなど、知る由も無い。]
[クリスティーナの言葉に、僅かに口元を歪める。]
弱気?何を言ってる。
私はあれを殺したいのだ。
だからこそ、庇う事を前提とした戦いをしたくないだけだ。
[抜き身のままの聖剣を相手に向けて、距離を詰める。
彼が生み出すその亡霊達。
それに向けて聖剣を振り敵を切り裂いていく。
しかし、いつもの冷静さは既になく、亡霊達の槍をその身に受け続ける。]
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