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−西区 洞窟内/1日目夜−
[拠点に戻るも、バーサーカーの姿は見えず。]
全く、躾がなってませんね。
酒呑はアレにどんな教育をしていたのやら。
アタシ、先が思いやられます、んフウ。
[湧き水で身体を洗うと、溜め息を吐いて寝台に潜り込んだ**]
あの程度を派手を申すかさておき。
フ。
当然であろう。
吾は皇帝だぞ。
勝利を世に響かせずして、安寧する民がどこにいようか。
まあ、ここは吾が支配する国でも時代でもない。
この国の民草がどうなろうと、知った事ではないがな。
―南区/果樹園―
[皇帝的には爽やかな朝。
服は、皇帝たる外套から変化していない。
鎧はさすがに解除したらしく
上半身の外套の下は、肌色が見えていたが。]
今日もアッラーの恵みを受けるのである。
……さて、今日は柑橘、
[いつものように、果樹へ手を伸ばす。
空を切った。]
………………
[気を取り直して、別の果樹をまさぐる。
感触がない。ただの葉っぱのようだ。]
………………
―東区/果樹園―
[皇帝的には爽やかな朝。
服は、皇帝たる外套から変化していない。
鎧はさすがに解除したらしく
上半身の外套の下は、肌色が見えていたが。]
今日もアッラーの恵みを受けるのである。
……さて、今日は柑橘、
[いつものように、果樹へ手を伸ばす。
空を切った。]
………………
[気を取り直して、別の果樹をまさぐる。
感触がない。ただの葉っぱのようだ。]
………………
……フ。
たまには暇くらいくれてやるわ。果実共。
[皇帝は、颯爽と外套を脱いだ。]
だが一つくらいは残っているであろう?
であろう?
[上半身裸の男は木登りを始めた。]
[まさぐる。
まさぐる。
まさぐれど、留守番を任された果実は在らず。]
……あっらー?
[後日談。
果樹園の後始末をする為訪れた夫婦はこう証言したという。
「あの日は果樹園が冷え込んでいた。寒さにやられたのだろう」
――と。]
―朝:東区宿泊施設廃墟―
[被ったままだったフードを脱ぎ、
ふる、と髪の毛に空気を含ますように首を振る。
それからり立ち上がると
偽一の居る方へ近づいた。
ニュースは続いて南地区の火災へ。
ショルダーホルスターは見えたろうか、
見えたなら首を傾ぐが]
果実がない。
吾が大事に支配下においたたわわな果実が。
誰かが吾のものを奪ったようだ。
[※皇帝が育てたわけではありません。]
アサシン。
これはサーヴァントの仕業だ。
でなければ一夜にして園の果実が消えなどしまい。
そうであろう!?
[半ば現実逃避だったが正解だった。]
――大食らいが一匹、英霊に混じっているようだ。
このままでは兵糧攻めに遭い、吾らのマスターが餓死する。
潰すぞ。
お前の支配下?果実?
[捲し立てられると何が何だか分からない。]
……。
その「園」は広いのか。
まあ、人間では大挙して押し寄せない限り
無理だろう けれども…。
[確かに人間の仕業とは思えない。
果実園ってどこだっけ。と一寸考えている。]
落ち着け。
…まあ餓死とは行かずとも――問題は問題か。
[でもそんなに腹がすくならマスターの方にすごく負担がいくんじゃないだろうか、とも思った。食料調達の面で。]
―東区・果樹園地帯・有栖川邸―
[TVのスイッチを押すと、昨晩のニュースが流れる。
「原因不明の惨事」と銘打たれ、消火活動や怪我人の搬送
の様子が次と浮かび上がる。
多数の重傷者を出しながらも奇跡のように死者は無い。とのことに
取りあえず胸をなで下ろす。
リシアは受話器を取り上げると、通信相手に
「今回の惨事における被害者へ、全ての医療費と手厚い保証
早急な家屋の無償提供」を匿名で申し出て受話器を置いた。]
こんなもので補いきれんが、せめてもの償いじゃ。
我の「頭痛薬の特許」あの薬屋にでも譲れば十分間に合うじゃろう。
[惨状とは別の事件に画面が変わると、
一人の青年の悲報が流れた・・・リシアは眉をひそめる]
――・・・くっ、聖杯が笑っておる。
[握り拳を一つ作ると、テーブルを叩いた。]
ああ。広い。
この街の東に広がっている、農村のような場所だ。
中睦まじい夫婦が管理をしていた。
食べ物も貰った。美味であった。
[※誇張が入っています。]
食料というのは人間共にとって生命の源である。
故にそれが不足するとなると、吾らの戦闘にも影響を及ぼす。
いざという時にマスターの腹が鳴り
吾らの首が刎ねられる――などという無様は空しいであろう?
[皇帝の思考は、段々と冷静を取り戻していった。]
ええい腹立たしい!
何か手がかりは無いのか!
[※冷静らしいです。]
[ホルスターを見つめていた偽一は、ユダが起きた事に気づき、コーヒーを入れるために立ち上がった。]
やあ、おはよう。
今日は、昨日断念した北区にでも行ってみようかね。
……ああ、それと元勢宮で見たヘブライ語のなんだが、別の部屋の文献で調べたところ、「第70柱 セーレ」と書かれているようだ。
これはおそらく、ソロモン王が使役したとされる72体の魔王の1人だ。
……まあ、昨日見たのはあまり魔王って感じではなかったけど、彼がソロモンなら、攻撃の種類が豊富そうだね。
役職としては何になるのだろうな。
直接武器で攻撃すると言うわけでは無さそうだし、キャスター辺りが妥当かもね。
まあ、昨夜、埃の中を引っ掻き回した甲斐があったと言う事さ。
[2つのカップにインスタントコーヒーを入れ、お湯を注ぐ。
戻る時、ホルスターに注がれるユダの視線に気づいた。]
―東区/ラウラ工房―
[悲愴が、屋敷の中に蔓延している。
廊下を歩く影一つ。忍び寄るは、悲愴に取り付かれた女の下。
古い床板が、嘆くように泣くように、軋みなり
腕の形をした陰が、扉のノブに手をかけた。そして――]
リシア!
サーヴァントの急襲である!!
[ばーんと扉を開いた。
勢い良すぎて跳ね返り、皇帝の鼻っ柱にぶつかった。]
………。
[いかに耐久最高クラスでも人体の急所は別だったらしい。
鼻頭を押さえて壁に手をつき、悶絶している。]
ほう。
[位置を頭に入れつつ何でこの英霊は
地域にこんなに馴染んでいるのだろう、と
ユダは思った。思ったが口には出さない。]
それは、まあ。
たしかに正論だし
そんな間の抜けたのはごめんだが。
[冷静なのだろうか。
疑問に思いながら]
…大食いの英霊など、心当たりはあまり…
魔力の残滓なんぞはなかったのか?
それは、拳銃といって鉄の弾を飛ばす武器だよ。
僕の魔術は幻みたいなものだから、相手を傷つけるには武器が必要になる。
ただ、この国では人の多いところで取り出すと、それだけで面倒な事になるので注意が必要だ。
昔、捨てようと思ったけど、何故か捨てられなかったんだよな……。
まあ、使う日が来たので、捨てなかったのは正解なんだけどさ。
[そう言って笑顔を浮かべつつ、コーヒーを置いた。]
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