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[腐った果実。変わり果てた種。
支配者の焔は渦をまく。]
――
[混じるは澱み。ようで違う澱み。
男のそれよりも鋭利で、繊細で、
静かな静やかな、殺意に似たいろ。]
――
ほう。
…王と聖人は、孤独なもの――
だと、思っておったのだがな。
[こぼれたのは驚嘆と、愉快と
べつのなにか。]
―北区・ホテルの一室―
[カーテンから差し込む光に、ゆると目を瞬く。
…目覚めは存外に快適だった。
魔力の半分以上はまだ戻っていないにせよ、随分とマシになったらしい。体も心なしか軽く感じる。
…さて、キャスターはどうしていたか――
然程気にする事もなく幾らかの荷物を抱えると
隅へ無理矢理に寄せた家具の合間を縫ってバスルームへと向かった。
しっかりと鍵を掛けた上で(いくら英霊相手でも覗かれる趣味はない)
湯浴みついで、簡単に身仕度を整えると
荷物の中から白のニットワンピとレギンスを引き出した。
酷く簡素だが、元より身なりにそこまで拘らないし、何より機動力を求めるのであれば悪い選択ではない。
ようやくバスルームから出てきたのは、
中に入ってから、些か短いとは言い難い暫しの時間を要して後。]
…さって、と。
[昨夜はあれからぐるっと西地区を回って――
ある程度、龍脈の目星をつけたところでホテルへと戻ってきた。
…なれば勿論、そこを日の高い内に再度確認する必要はあるとして。]
――けどまずは、昨日の光かな。
[昨晩明けた今なら、比較的関係者に鉢合わせる可能性は低い…筈だ。
上に昼間であれば野次馬も多いだろう、戦闘を避けられる可能性も格段に上がる。
ましてや、これ以上遅くとも――何かしらの介入で
形跡が無くなる懸念を考えれば、今すぐ行動に移さない理由はない。]
私、ひとまず昨日光った場所に行ってみる事にしたから。
[そう言い残して、出掛ける準備。
言葉裏に単独行動だと告げるそれに、文句の一つも出たかもしれないが
だん、とそれなりの札束を相手の目前に積んで、見やる。]
――行ってみる事にしたから。
…その間に貴方が着る為の服、買ってきて。 フツーのやつ!
[その間、このお金は好きに使っていい、と一言添えた。
――如何せん昼間に連れ歩くには目立つ。本当に目立つ。
…まぁ、全裸よりは確かに良いだろうが。
服の調達は不可欠だが、調達の為に共に行動をするには時間が惜しい。
逃げる手段だけはある、万が一何かあったら喚ぶ。と言い含め。
…男が実際に納得したかどうかは知らないが、ともかくホテルを後にした。]
…、 ――
[明確に。向けられた「声」が
聞こえた。気がする、ではない。
届いた、確かに。炎の渦、熱の気配。]
…、――何
[聞こえてくる声には威圧感が ある。]
[王。
なるほど、王――か。と。
澱みに渦巻く気配へ意識を向ける]
…おれ だけでは、
なかった、のか。
こんな。澱みに。
−西区・朝−
[教会を出て西区へとアンネリーゼと犬と共に移動し、魔力の収束する位置が無いか調べるべく散歩を続ける。
夷隅山と、それに付随する道路や休憩施設。
自然に囲まれた優雅な地域ではある。誰にも気がつかれず戦闘を行う事や、もしくは待ち伏せする箇所としては最適とも言えるのだが、残念ながら魔力の通り道と思える場所を発見する事は出来なかった]
だがこの地域の調査は実に有意義だった。
龍脈を押さえてからになるとは思うが、ここを戦場とした上で誘い込めるのであれば有利に事を運ぶことが出来るだろう。
さて、既に朝となってしまった。
そろそろ人目につき始める頃だが、調査を続けるかなアンネリーゼ。
我は危険を承知で探索を続けることを提案しよう。
我々に許された時間は潤沢ではないと判断する。
[市街地を避けるなら、このまま北に移動する事になる。
道の傍にある看板を見つけたので、近寄り確認する。
北は寺院だけではなく遺跡の発掘現場でもあるようで、観光名所として推されているようだ]
―中央区:駅前→―
[昨夜と似たようなルートを使い、
駅前に辿りつく。駐車場が多いのだろう。
ジェット型のヘルメットを取ると
ふると一度首を振って髪に風を含ませた。
ふと、耳澄ませるようにフードを引っ張る。
眸に揺れる、深い黒、ゆらり。揺れ。
呼ばれれば、答えて偽一の後に続く。
駅前は夜に比べ人通りが多い。
朝もやや早ければ登校中の学生の姿が見えようか。
家電量販店の前、新型のテレビにバラエティ番組が垂れ流しになっている。美人占い師の特集、とテロップが流れた。クリスティーナもまた顔を見せていた。気づけば気づくだろうが、注意していないと見過ごすだろう。]
―北区・ホテルの一室―
強情な奴だ。嫌いではないが。
仕方あるまい、好きにしろ。
[だが、アンネリーゼがこちらに背を向けた瞬間、指輪から一体の虫を実体化させアンネリーゼの背中に張り付かせた。
今日はそれなりに魔力の調子はいいようだ。犬と虫の2体くらいであれば、大きな戦闘行動に出なければ大丈夫だろう]
しかし、この王に通貨を献上するなど。
普通は服をそのまま献上する所だろ。せめて仕立屋に連絡を取るくらいは・・・・・・
[と、不平不満をぶつぶつ言っている間にアンネリーゼは部屋から出て行った]
くっ、いくらマスターとはいえこのソロモン王にこのような扱いをするとは。
犬『そうかな、時に正妻には常に頭が上がらなかったと記憶しているが』
ええい黙れ!
犬『宜しいではないか。主を畏れれば長寿を得、主に逆らう者の人生は短い。これは王の言葉だった筈だが』
・・・・・・くっ。
[愛玩犬ごときに1本とられたのが悔しいようだが、渋々と現代通貨の束を握り、自身も外出する]
わぁ!驚いた!
活動時間がズレているので、
その対処の為の別行動命令だったのだけど
こうも早く反応があるとは思わなかttt
まぁこれで安心。おk
―中央区:駅前―
さて、飯を先にするか、元勢宮を先にするか。
[何気なく辺りを見回していた偽一は、家電量販店前で流れていたテレビ番組に気づいた。]
うん?……んー?
[テレビに近づくと、2本の指を出し、映し出されているクリスティーナの目にかぶせてみる。]
あれ……この髪、この口元……昨日会った女魔術師によく似てるなー。
頭に引っかかってたのは、これだったのか。
[少しすっきりしたが、テレビに出るような有名人が聖盃戦争に参加するものなのだろうか、と偽一は半信半疑である。]
他人の空似かもしれないが、覚えておくか。
[その時、自分の腹が鳴った事に気づく。偽一は飯を先に済ませることに決め、近くのコンビニへと足を運んだ。]
[ホテルのロビーではまた昨日同様に痛い視線を浴びてはいるが、何食わぬ顔で歩きまわる。
近くにある埴市の紹介が書いてある冊子を一つ手に入れ開く。
服飾についてはどうしても中央区か南区の商店街にいかざるを得ないようだ]
服装についてはアンネリーゼに同意しよう。これでは目立ちすぎる。早急に入手する事を考えればできるだけ中央区で事を済ませたい所だ。
[そう言い、冊子を懐に忍ばせつつホテルを後にしてまずは中央区に]
[程なくして、お茶のペットボトルとサンドイッチを手に戻ってくる。
ユダの方へサンドイッチを投げると、「それが今日の朝食、元勢宮で食べよう」と言った。]
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