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[顔を拭きつつ部屋に戻ると、煙草の箱を手にしたユダの姿が見える。]
やあ、おはよう。君も吸うのかい?
全く人にお勧めできない有害物ではあるが、英霊が長寿を願うってのも変だし、吸わせても構わない気はするな。
[適当な場所にタオルをかけると、腰を下ろす。]
−洞窟内/朝−
んフー、良い目覚めです。
[寝台から起き出し、奥の湧き水で顔を洗った。]
ちべたいっ!
さて、バーサーカーはどこでしょうか。
―埴市東部・廃墟宿泊施設―
… … おはよう
[ユダは箱を手にしたまま偽一を見た。
有害、と聞けば視線を一度手にした箱に戻して]
人におすすめできないものを
お前は自分で口にするのか?
そもそも、これはなんなんだ。けむたい。
[ユダの時代、ヨーロッパにまだ
タバコは伝わっていない。
箱をテーブルの上に置くと自分も腰を下ろした。昨日の話題の続きのように尋ねる。]
…霊脈を探すか?
実は僕、炎を操る魔術師で、常に火がついたものを身近に置いておく習性があるのだよ。
……ま、嘘なんだけどさ。
酒と同じく、健康に悪い娯楽品ってとこかな。
[そう言いつつ、箱を懐にしまう。]
霊脈探しか、そうだな……元勢宮辺りに行ってみようか。
食事は駅付近で済ませるって事で。
[さらっと嘘という偽一を、
ユダは胡乱気に見た。
因みに部屋の中でフードはかぶっていない。]
酒と?
あれは――酔いが問題だろう、
別に悪いわけでは、
[酒、で思い出すの葡萄酒だ。
――これは私の血。
――パンは私の肉。
ユダはふと眉を寄せて黙った。]
元勢宮、か。
昨晩妙に彼処だけ静かだった …な。
[地図に視線を落としてから、頷く。]
[ユダは ふと、北のほうをへ顔を向けた。
此処からは見えないが、あちらにもまた
仏閣や遺跡群がある。
サイドカーに乗り込むと
気配の遮断を解いた。
走りだせば流れだす景色。
明るくなってから見る現代の街は
夜見るのとはまたずいぶんと違っている、と
ユダは感じた。]
→埴市中央部へ
―朝・北地区拠点―
[昨晩は西地区も回り、結局成果無しで戻ってきた。
土地の調査という点では多少はあったのかもしれない。
寝室に寝具と呼べるほどのものはない。
マットレスがひとつ置いてあるだけだ。
ホームセンターで購入したシーツをマットレスの上に広げ、同じく購入した毛布を被る。
今でこそ豊かな暮らしをしているが、占い業を始めたころは一日食べるのがやっとだった。
だからこそこの古びた何もない屋敷でも特に問題は感じていない。
セイバーにはソファで休むように告げて、仮眠程度の睡眠をとる。
己の身体に魔術刻印と呼べるものはない。
まだ言葉も喋れないころに適正を見るためにほんの一部が埋められただけだ。
それも、拒否反応が酷く取り除かれて取りきれなかった部分が残っただけのこと]
―埴市東区/果樹園―
[朝が来た。
男はりんごを齧りながら、日溜りを歩いている。]
食料には事欠かないのだがな。
[陽が昇るにつれ、人の気配が増えて行く。
みずみずしいりんご。手入れされた数々の果樹。
種類の多さも当然ながら、自然発生したものとは数えられない。]
また面倒なところに城を構えておるのだな。
[屋敷をちらと見た。
中で誰かがうごめく気配はなく
朝の日差しに優しく包まれている。]
[魔術回路の量は多いが、彼女に扱える魔術はその起源に連なる初歩のものだけ。
他の魔術はどれだけ構成を変えても使うことは出来なかった]
…もう朝なの。
仕事中より早く感じるわね。
[起き上がり、服を着替えて居間へと顔を出す。
セイバーがいれば声をかけて出かけることを告げた]
日の高いうちなら戦闘になること少ないとは思うけど…相手次第ね。
行きましょう。
―埴市東区/ラウラ工房―
[背後を幾度か振り返り、中へと通じる扉を開く。
どこからでも脱出出来るようにか、魔術的な意味があるのか
ラウラの屋敷の入り口は、複数あるようだった。
中へ入ると、埃のにおいが鼻へ入り込んだ。
召喚時の片づけが済んでいないのか、はたまた――。
フェリシアが眠っている部屋の扉を開く。
……目覚めた形跡は無い。
音を立てず、ゆっくりと蝶番を所定の位置へ戻した。]
[踏み知れば年季を知らせる床板に、足を留めかける。
廊下の壁には、幾つか園芸用の道具が立てかけてあった。
一部のみ置いてある辺り、収納の労が滲み出ている。
目指す先は、調理場。]
料理を用意する体力は回復しているであろうが
疲労は嗜好の思考を奪うであろう。
[屋敷を熟知している――訳ではなく、
食べ物のにおいを辿り、調理場へと着いた。
部屋の隅には、氷室らしき白い箱。
与えられた知識のままに、扉を開いてみるも
冷気が腕をなぞっただけで、中は干物漬物が暇そうにしていた。]
…むう。
また吾を探して出歩かれてはかなわん。
書置きを…
[フェリシアの部屋に戻ってきて、紙とペンを拝借した。
…紙にしてもペンにしても、手にしっくりとくる。
年代物らしい。]
……長々と書いても途中で破り捨てられる可能性もある。
半日で分かったが、貴様は気が短い
そして貴様が何の疑問も持たず安心する書置きだ。
…ふむ。これは中々に心が躍る。
まるで神話を創作する筆者の心地だ。
[芸術的である、などと呟きながら筆を走らせた。
内容は、以下のようになった。]
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