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とりあえず、アサシンが赤側っぽい。気はする。
あとはたぶん、ローズが狼?を受け持ってるとは思うんだけど。
…そ、それでもあと一人…。
―埴市東区/果樹園―
[木漏れの月は謳う。もうすぐ夜は明けるのだと。
収穫を待つ果実は謳う。ここに異国の風は吹かぬのだと。]
الله أكبر
[男が呟く言葉は、この国のものでも、
ましてやオスマン・トルコに根付いた言語でもない。]
الله أكبر
[神は偉大なり。
時に食事の前に、時に定められた時刻に、
時に、己の命を擲ち、神の障害を破壊せんとする時に。
メフメトにとっては、どの意味合いも持たぬ言葉として。
ただ、明日も昨日も訪れぬ朝の一時に、呟く。]
[祈りは静かに、幕を下ろす。
瞼を開けば、見上げていた空が白んでいる。]
もうすぐ半日ほどか。
[男が羽織っているのは、先刻までの急ごしらえではない。
赤字に白い三日月の装飾――祖国の旗を真似た外套。]
意気や無し、意義や無し
朽ちた躯が背に率いるものなど尚のこと無し。
亡国の皇座を抱きて、吾が身はここに在る。
……あの娘が吾が力をと明白に願ったのであれば
吾は今一度だけ、皇帝となれたものを。
[彼女が"メフメト2世"を願ったのであれば
そこに立つのは、"メフメト2世"であっただろう。
彼女が"力を"と願ったのであれば
暴虐の指揮者として、芸技の粋を吹き荒らしただろう。
されど、どちらでもない。
メフメト2世でもなく、力の化身としてでもなく
そのどちらでもない存在が、朝と夜の境界に立たされていた。
夜は、もうすぐ明ける。
けれど、まだ夜は明けてはいない。]
[最初に男が求められたのは、皇帝としての資質だった。
純朴であった訳でもない。
神に祈る事の無為を、それとなく気付いてもいた。
純朴であったわけでもない。
生来のものか、帝王学の賜物か、人より頭の良い少年に育った。
だからこそ。
無為と同時に、神に祈る事の意味を気付き、
何を放置すれば厄介事が起こり
何を行えば、何を行う事を求められているかも、気付いていた。
幼き皇帝として、先代に替わり、世を初めて見た時から。
皇帝とは何か。
少なくとも、庭の手入れに精を入れる者を、皇帝とは呼びはしない。
[皇帝となる前。皇帝候補の民草であった男の選択。
怠惰を望み、世の頂に憧憬を覚えもしなかった青年の
最初にして最後の選択。
面倒だから。
それを拒否すれば己を襲うものは何か、分かっていたから
"殺される"より先に、弟を殺した。
全ての始まりで、そして、ただそれだけの話。
男が死を、己に寄せさせる直前まで、歩む事となった道の話。
面倒事を葬り、葬り、火の漣を繰り返し続けた結果、
いつの間にか、
"最も偉大なスルタン"とやらが生まれていたというだけの。]
[そうして走り切り、漸く亡骸となった後に待っていたのは]
ああ、
…… めんどくせえ事、ばかりだ。
[男の澱みは焔のように、熱く赤く黒く、ざわついていた。]
地面へ倒れ伏した偽一は、自身の腕を見た。
義父に切られた箇所が、赤い筋となって腫れている。
見上げればナイフを持った義父の姿。
刃引きされているとは言え、切りつけられれば腫れもするし、出血もする。
偽一の腕には、そんな傷が無数についていた。
苦痛と疲労に顔を歪めながら、自身のナイフを取ると、すかさず怒号が飛んだ。
「苦しい時に顔を歪めるな!むしろ、笑え!笑顔は体の硬さを取り、敵に不安を与える!」
今日の訓練は、いつまで続くのだろうか。
自身の全てを叩き込もうとする義父の執念には、恐怖すら覚える。
……ああ、そうか、この人は消えるのが怖いのだ。
身を起こしながら、偽一はそう思った。
―埴市東部:廃墟宿泊施設―
[偽一は施設の一部屋で目を覚ますと、うんざりしたような様子で煙草の箱へと手を伸ばした。
この手の夢を見るのは、もう何度目だろうか。
見るたびに義父から呪われている気分になってくる。
ふと周りを見ると、ユダの姿が見えない事に気づいた。
どこかで寝ているのか、あるいは起きて席をはずしているのか、それは解らない。
煙草をふかしつつ、テーブルに広げられている地図を見る。
どうやら、埴市の地名と場所をユダに教えてるうちに、眠ってしまったらしい。
偽一は立ち上がると、顔を洗うために洗面所へと向かった。]
―埴市東部・廃墟宿泊施設―
[朝は近く、
礼拝堂のステンドグラスが曙光に透けてとりどりの色を落とす。
描かれた使徒、其処に裏切り者は いない。
いないはずの。
けれど今、
確かに此処にいるモノ。
彼――ユダは廊下に置かれた椅子に座り眼を閉じていた。眠っていたのかいないのか、やがてゆっくり瞼が上がる]
[それにしても、昨日は随分収穫があった。
3人のマスターの顔と3体のサーヴァントを確認できたのだ。]
大学の女魔術師は、どこかで見たような気がするが……思い出せないな。
[記憶が、頭のどこかで引っかかっているような感覚がもどかしい。]
後はユダと霊脈について話したんだっけか。
古来より宗教施設などは、その流れ上に建てられやすいと聞いた事はあるが……あの礼拝堂はどうなのだろうな。
強力では無いにしろ、少しは魔力の回復に役に立つのかもしれない。
いざと言う時のために、めぼしい場所を周って置くのも悪くないか。
[顔を洗いつつ、そう思った。]
[どこからか水音がする。
けれどそちらには行かず、
ユダは机の上に広げられたままの
地図に視線を落とした。]
…霊脈 か
[イエスと共に旅した中でも
確かに何かしらの力感じる地はあったものだと
幾つか可能性としてあげられた場所を指先で辿る。
煙草の匂いがする。
なんとはなしに箱を手にとってみた。]
おーっと龍脈争奪戦…?(
…しかし正直、今回は自分初回で落ちる予感しかしていないので←
多分あれでこれでゴニョゴニョ。
っていうかなんだ。
今回はアズマートが3営業か。
ログ追い付けないよ無理だよ!!wwwwww
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