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…――― だれ、なのだか な
[問いかけはしかし、
答えを求めるいろが希薄。
静かな波に手を浸すような]
真の王など、吾は一人しか知らぬ。
志は違えども、奴には頂点に立つべき輝きを見た。
それを奪ったのも、また吾だが。
[わらう波に混じるのは、悲愴でも嘆きでもなく
郷愁に似たおと。]
[そうであった!と、手を叩き。納戸の方へ小走りする。
通いの小作人の買い物用に買ってあった。
【スーパーカブ】]
これなら我にも乗れるぞ。原付なら免許もあるしの。
[人差し指と中指のあいだに免許証を挟み得意げに見せびらかす。
カブは手入れが行き届いており、アクセルを回すと軽快な音を立てて白い煙を吐き出した。]
――――… そう、か
[いろのない波とは
ある種対照的な漆黒がゆれた]
……誰なのだかな―――
[ゆるく囁くような。]
嗚呼
けれど 呼ばれたならば
呼ばれたからこそ
[要領をえぬ呟き。
呼ばれるはずのない己にも
可能性のあるのならば、と。
汚染された盃の螺鈿に似て
はな、がゆるり歪んでたゆたう]
/*
情緒不安定なひとみたいだ な
実際そうだろうが。
イスカリオテ。
カリオテの人。
或いは暗殺者。
絶望した革命者。
―暫し時を遡って・北区大学周辺―
――…。
『あーもしかしてアレー?ニュースみたぁ?』
『見たし!マジ怖くない?』
[一晩経って後も、大学は相変わらず騒然としていた。
昨晩の謎の発光、その痕跡を一目見ようと溢れる野次馬に紛れて
アンネリーゼはその周辺をまじまじと観察していた。
幸いにも、年齢からしても大学生に見えなくもない風貌だ。
外国人というのは聊か目立つが、留学生と思われているのか咎められる事は無い。
溶解した個所もある、流石に危険だと判断したのか
進入禁止のテープは張り巡らされているが――警察とて、どうしようもないだろう。
如何せん、魔術の其れだ。原因など関係者以外に判る筈も無い。
周囲の会話を盗み聞きする限りは――幸いにも怪我人はいなかったらしい、が。
僅かに、不機嫌そうに眉を寄せる。]
―教会付近―
[バイクを止めると後ろを振り返る。アーチャーが付いてこない?]
ちと、飛ばしすぎたかの?
まあ良い。教会であったなら我一人でも問題はなかろ。
面倒な事は早く済ませてしまうに限るからの。
[傍らにあった駐輪場にカブを止め。教会まで徒歩で行くことにした。]
−杉林地区→新興住宅街−
[男の根城となった洞窟へと戻ることは無かった。
いやに涼しい足元をいくらか気にしながら
その足は道に沿って新興住宅街にあった。
健脚と褒めるようなことでもないが
辺りを見回しては何かを確認したりもしていた。
もちろん、自分を召喚した男が移動しているなんてことも
気にした様子は無い]
[遠目からして充分にその破壊の形跡は見えた。まだ魔力の気配も残っている。
規模からして――やはり宝具と考えるのが妥当か。
にしてもやはり他の魔力の名残、…もとい戦闘の跡は見当たらない。]
じゃ、何の為に?
[…考えど、やはり意味が判らない。戦闘の気配が無い。
にも関わらずこれが本当に宝具の形跡なのだとしたら、
…いわゆる無駄打ちしたという事になる。そんなバカな。
――宝具の魔力の消費量は、常と比べて遥かに多いのは
幾らなんでも参加者なら知識として持ち合わせている…筈だ。
其れをマスターが許容したと言うのも、腑に落ちない。
そっと大学周辺から離れ、…恐らく買い物に出ている筈のサーヴァントと合流すべくその足取りは中央区へと向けられる。]
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