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[風に吹かれフェリシアのスカートが翻る。
魔力の消費と体力の消費にその場に座り込む。]
お嬢さんではない。フェリシアだ。
フェイと呼ぶのも構わん。
取りあえず屋敷に戻らぬか?ここでは不用心すぎる。
喉が渇いたなら茶でも馳走しよう。
[自販機を弄ぶ英霊に、聖杯の恩恵は受けておらぬのか?と問おうとしたがやめておいた。]
…着るわけあるか。
[間違えるはずもないと
眉を寄せて謂った。
さて服は確かにたくさん揃っていた。
かの時代、ローブが一般的だったため
最初に立ったのは残念ながら女物(ワンピースなど)の前だったが]
違うな…。
[気づいたらしい。]
……………チッ。
[なにかのおとは風にまぎれて消えた。
風が強くなってきたようだ。]
ふむ。
普通の呼び方では芸術的ではないな…。
フェリシア……。
[口の中で名を呟き、右手を顎に添える。]
ふむ。
では、今から貴様はリシアと呼ぶ事にしよう。
さあ行くぞリシア。
[男はすたすたと歩き出す。]
……。
[考えた末に
黒いジーンズと青いカットソーの上に
カーキ色のパーカーを羽織った。
魔力を気配遮断で断ってしまえば
青年と呼んで差し支えあるまい。
着替え終わると、扉から偽一のところへ戻る。]
問題ないか、これで。
へえ、随分と見違えたじゃないか。
さっきより明るく見えるよ。
やはり、服装と言うのはイメージを左右するのだなー!
[出てきたユダを見て、朗らかにそう言う。
無論、本心ではない。]
[じろと横目で睨むように偽一を見る]
…お前は 随分と胡散臭いな。
所謂商売人に似ている。
[主従の性格は少なくとも表面上、対照的であった。
ゆるく、握っていた手を開く。
先ほど拾い上げた硬貨は一枚、
けれど今見えるのは二枚。
確かめた後、再び握りこむ。]
―果樹園地帯・有栖川邸―
[ポーチにあるガーデンテラスに腰を落ち着け
香り豊かな紅茶のポットと暖めたミルクをテーブルに置く、
英霊に椅子を勧めると、紅茶をカップに注ぎ「ほぅ」と息を付いた。]
さて、聞いてもいいかの?
なぜ逃げた?
ワタシを召喚した貴女は大層疲労しているはず。
故に部屋に篭ったのだと考えました。
工房と言えば、呪術師の城。
貴女の傍におらずとも万全は約束されると考え
ワタシは地理の把握と索敵を行うべく
貴女が眠っている内に巡回をしておこうと思ったのです。
…む。
おい、これは先程答えたではないか。
[カップから立ち昇る湯気につられてか、ふあと欠伸を一つ。]
あっ、胡散臭いだなんてひどいな。
僕の本質を解ってくれてないよね。
[などと軽口を叩きつつ、偽一は笑顔を消さない。]
まあ、いいや。体を休める場所に案内するよ。晩飯も簡単なものだけど用意はしてある。
……後はそうだな、君は隠密行動が取れるんだし、一人で外出に関しても特には咎めない。
いざとなったらこれで呼ぶしね。
[そう言って右肩にある令呪に触れた。]
[紅茶を口元に持って行き、再びカップを皿に置いた。]
そなたの嘘ぐらい見抜けぬとでも思うておるのか?
・・・まあよい。
そなた、本当に聖杯を手にするつもりがあるのかの?
―埴市東部・廃墟宿泊施設―
…――本質?
[胡乱げに眼を細め]
ではその貼り付けたような笑顔、
剥がしてから謂うんだな。
[軽口に返事は棘つきだった。
なれなれしさへの警戒ゆえか
ユダ自身も人のことは言えまいが。
食事が用意してあると聞けば1拍おいて頷いた。
それから、偽一の肩のほうへと視線を動かす。
契約のしるし、縛るもの。]
そうか。分かった。では、そのようにさせてもらおう。
[退屈そうに生欠伸をくりだす英霊に苛立ちを感じながらも、努めて冷静を装い]
そなたの正体も聞いておらぬ故、呼び名も判らぬしの。
それとも名のある皇帝ならば、人の名乗りを受けても自分は名乗らずとも良いと教わったかの?
[のらりくらりと生返事を繰り返す英霊に・・・フェリシアは多大なる不安を感じつつも、
二度と無いチャンス。この英霊に根気よく接して行くしか道は無いのだ。と心に決めた。**]
―ホテルの一室―
[覚醒。それとも気絶からの復帰だろうか。
睡眠といえども英霊、真の意味で眠るという行為とは違うものであったはずだ。
しかし、魔力の充填には人間の三大欲求は有効である。
食事・睡眠・性交。
これらによって多少なりとも状況は改善される]
くっ、まだ頭がくらくらする。
一体どんな召喚をしてくれたのだ、この生娘は。
[椅子から立ち上がり、床に転がっている少女を見下ろす。
ひ弱そうだ。否、弱そうだ。色んな意味で。
はあ、とため息をつき少女を抱え上げ、ベッドへと投げ捨てる。
ぼすっ、という音が聞こえて少女の体がベッドに沈む]
不服ではあるが、マスターとなったこの生娘には少しでも回復してもらわねばならぬ。
[ちっ、と舌打ちする]
問題は、だ。
[自らのステータスを確認する。
・・・・・・絶望]
くそっ、契約したマスターに影響を受けるとはいえここまでとは。
英霊の中でも最高峰とも言われたこのソロモン王が、そこいらのキャスターとなんら変わらぬ程まで弱体化されているとはな。
[だがその恩恵はある。このステータスにまで落ちているからこそ今の魔力供給でも実体を保っていられる]
しかし我にこの屈辱に耐えろと言うのか!ええい!!
[いわば憤慨。八つ当たり。
このマスターであったとしても魔力供給を行える手段に思考をめぐらせる]
ならば、この生娘を手篭めに・・・・・・
[魔術師との性交は魔力の充填としては最も効果が高い。
しかし、はたと気が付く。このいかにも弱そうなマスターから一方的に魔力を搾取した場合、普通に枯渇してしまうのではないだろうか。
そうなれば元も子もない]
ふん、このソロモン王が一方的に女性を押し倒すなど、そんなプライドを捨てる如き行為に及ぶ事自体が有り得ぬのだ。
むしろこの王の遺伝子を求めて女共が群がるのだ、不自由などしておらんわ!
[誰も聞いていない負け惜しみは部屋に無意味に響き渡る。
そして何も解決していない問題。
戦いの準備をするには魔力がまだ足りない。しかし準備さえ出来てしまえば王道は完成する。
彼の僕、そう72柱の魔神の召喚。そのうち2体か3体でも呼び出せれば、この不遇な状況であっても勝利は確実となるだろう。それだけの強大な力をこのソロモン王は持っている。
・・・・・・はず]
[右手の中指に着けられている、何の装飾も無い指輪。しかしこれこそがソロモン王を絶対の王として君臨させている志向の宝具。
”ソロモンの指輪”
大天使ミカエルから与えられた、神や悪魔に対しての絶対命令権でもあり、本来は禁断の魔術書”ラジエルの書”でもある。
この指輪こそが彼の王たる証、そして魔術師の英霊としても最高峰の存在でもある原因となっている。
本来は、だ。
英霊としてこれだけ弱体化の波を一身に受けている以上、宝具の弱体化も覚悟しなければならない。となればソロモン自身の魔術師としての能力も怪しいものだ。
だからこそ、僕が必要だ。全ての英霊を打ち倒せる程の魔神達が]
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