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[目の前の英霊が、暴力的とか高慢では無いのはありがたかったが、かなり屈折してるように見えた。
お互い笑顔なのにも関わらず、全く意思疎通が上手く行っているようには思えない。
だが、事の本質と言うものは偽一にとって重要ではない。
内面がどうあれ、表面上、上手く行っていれば目的は果たせるはずである。]
うんうん、君は確かにそこにいるね。
でも、君は誰で何者なんだろう?
僕は君を何て呼べば良いんだい?
「やあ、若者よ」なんて呼びたくないよ。
自分が老いてるみたいでさ。
[偽一は解かれた両手を困ったように上げ、肩をすくめながら問いかける。]
本来 おれの方が 余程年嵩だがな。
さして問題でもあるまいに。
ああでは やはり 知らずに呼んだのか――
[偽一と、青年。
ねじれの位置に居るような、
未だ奇妙に交わらない意思のまま
存在を尋ねられて青年は僅かに唇を歪めるような
皮肉めいた、自嘲めいた笑みを見せ]
おれは……ユダ。
イスカリオテの、ユダ。
[磔の聖人が見下ろす場所で、
青年はそう 名乗った。]
…この「戦争」の仕組みとしてならば
暗殺者《アサシン》と呼ばれよう。
他に相応しいクラスも在るまい。
[くらい色の眼をまた少し細めて]
――これで「若者」なんて
呼ばずに済むだろう?ギイチ。
アサシン は肩書きと名前を アサシン イスカリオテのユダ に変更しました。
――ふぅ・・・
[自室の机の前で突っ伏し、考えを巡らせている。
小さく未熟な体からは、情け容赦なく魔力が引き出されてゆき、それすらも英霊の傲慢さを表しているかに思えた。]
なんとも生意気な英霊よ。
大人しく私の言うことを聞くとはとうてい思えんが、
――さて、どうしたものか・・・・・・何っ!?
[左胸の令呪がチ・・リ・・・と疼く、
言われていたマスターとの共鳴では無さそうだが・・・
ブラウスのボタンを外し、令呪を確認するように白い胸を露わにした。]
やはり無理があったのか?
これでは不安定すぎる・・・令呪の発動はよいところ2回か・・・
[眼にした令呪は不安げに浮かんでは、ややすれば消え入りそうに・・・再び不安げに浮き上がる。
それが、おのがサーヴァントが離反しようと行動を起こしたことを知らせる。]
[彼女の言葉に軽く頷くと]
心得た、マスター、否クリスティーナ。
誰を呼ぶつもりだったのかは私には分からないが、呼び名は、そうだな…ゲオルギウス。
聖ジョージだとか呼ばれている
[そのまま帽子を深く被り直して、穏やかな視線を向ける。]
さて、お嬢さんの希望に添えたかな?
セイバー は肩書きと名前を セイバー ゲオルギウス に変更しました。
ユダ!あの歴史に名高い、うら……。
コホン……そうか、ユダか。
[礼拝堂に銀貨、共にたまたま偽一が選択した場所や物ではあったのだが、名乗られてみると出るべくして出たようにも思えてくる。]
定めね……そんな物があるとは考えたくは無いが。
[十字架を見上げつつ、しばし沈黙した。]
しかし、アサシンか。確かアサシンってのはサーヴァントと感知させない能力があるとか。
[その点は、大きなアドバンテージである気がする。
屈強さが無くても、やり様では充分勝負になるはずだ。]
そうなると君を役職では呼びたく無いな……。
うん、名前で呼ぶことにしよう。
まあ、それも他のマスターやサーヴァントがいる時には避けるけどね。
[そう言うと、懐から煙草を取り出して火をつける。]
―埴市東部・礼拝堂―
…――
[自嘲めいた表情を消し、ユダは眉を寄せた。
言葉の続きは容易に推測できる。
真実、どうあれ――
ユダは自身が世にどう思われているか
十二分に自覚しているようだった。
偽一に少し遅れ、ユダもまた十字架を見上げた。
像の落ち窪んだ眸の影を睨むように。]
[声がかかれば視線はイエス像から外す。]
ああ。
戦いの意思見せれば剥がれるが…
[イエスを裏切ったときのように。
とは、口にしなかったが。]
通常出歩く分には差し障りないだろう。
[ちらと偽一を流し見るようにしてから顔を向け]
賢明な判断、だな。
[ゆら、と煙草の煙が昇り、香る。
日はもう随分と傾いて、暗い。]
ちっ!全く手を焼かせる。
サーヴァントの身を弁えずに、マスターに無断で何処に行くつもりぞ。
[工房に向かう途中、英霊の作った空を見上げると、
キラ・・・と、金属が光を反射したと思うと、
もの凄い早さで遠ざかってゆく。
慌てて後を追って屋敷の外に出る。大声で英霊に罵声を]
こ、この痴れ者がーーーーーっ!!
―埴市東部・旧箕輪鉱山―
[背後からの叫び声が聞こえなかった(ふりをした)ので、
人気を避けて進んだ結果、辿り着いたのは山の中だった。
生命の息吹を感じさせる木々は廃れている。
野草は枯れ果て、廃屋には巻き付いたままの蔦。
手を伸ばせば、蔦はたちまちに腐り落ちた。
廃れた風を吹き寄こすのは山ではない。
ぽっかりと口を開けたままの、封鎖された坑道の入り口。
緑の在る余地などなく、無骨な鉄と岩が自然を侵し食らっている。
侵し食らったまま、食らわれたまま――彼らは皆、"死んで"いた。]
―果樹園地帯・有栖川邸庭園―
[急な行動で息切れ・・・ぜいぜいと肩で空気を補給しながら
思い立ったように。
両の耳を両手で押さえ精神を集中
ちいさな声で歌うように呪文を唱え体が揺れる。
――アラクネー・・・アラクネー・・・力を貸しやっ!
降ろした右手の平から、小さな子蜘蛛が数匹。糸を紡ぐと風に乗ってサーヴァントを追った。]
むう。
人はいないし街らしくはあるが、食い物にはありつけそうにない。
[幾つか似た形の廃屋が集落を作っている。
坑道に風が響くお陰で、うら寂しさを一層引き立てられていた。]
………
これはどこから登れば良いのだ?
ここが頂上か?
[首を傾げながら歩みを進める。
小さな蜘蛛の影には、ちらと見やっただけで踏み潰したりはせず。
やあと挨拶をして傍を通り過ぎた。]
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