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ああ、何てこった!まだ年端も行かぬ少女ではないか!
君、悪い事は言わない、こんな事はやめて手を引きなさい。
まだ若いんだから、大抵の願いはかなう!
何も危険に身を投じる必要はない!
[まあ、見た目道理の年ならばだが。
偽一はそう思いつつ、少女に向かって大仰に嘆いてみせた。]
ひーふー、みー、よ。
うわ。
[露骨に表情が歪んだ。]
神の御前で暴れるなんてこたあ無い無いい。
……なんて思って良い程
甘い話では、ある訳が無いな。
[眼下には石畳。灰色を彩る、手入れされた花壇。]
神の家とは、いずれも無心にして無辜の芸術である。
汚すは良からず。荒らすは蛮族の行いよ。
……とは関係なくちょっと拝借。
[呟き、鐘から手を離す。
手の内にくっついてきた溶鉱が歪み
一挺の火縄銃のようなものに姿を変えた。]
[嘆きの叫びがここまで聞こえた。]
一人は男か。
……騒がしいな。むー…
[「ああ!」「年端もいかぬ少女」「手を」「まだ若い」
とかなんとか、途切れ途切れに聞こえてきた。]
………………
少女趣味か。
[違います。]
――もう一方から意識逸らさないでね。
動いたら教えてくれると、……、
[男へとそう告げる最中、視界の先に現れた二人組に気付いて口を閉ざす。
ちら、と視線を往復させるのは、30代程の男と――
フードで良く見えないが、恐らく己よりは幾らか年上に見える男。
尤も、どちらが魔術師かぐらいは、令呪の反応で充分判るが。
――と、突如大仰に嘆く男に、一瞬面食らったのかぱちりと翠を瞬いた。
…警戒はしていたが、第一声がそれとは流石に想定していなかった。
おた、と僅かにたじろぎながらも、視線は両者から逸らさない。]
…お、おじさんに比べれば若輩者だろうけど!
――…ってゆか、聖杯戦争を“こんなこと”呼ばわり、ね。
貴方、ほんとに魔術師?
[比べるも何も、あらゆる意味で若輩者なのはさて置いておく。
まぁ曲がりなりにも魔術師でなければ、
サーヴァントを呼びだしたりしないだろうが。]
[とりあえず、相手の反応待ちだが、これでお互いいつ抜くかと不審を募らせながら、突発的に戦いが始まってしまう事はあるまい。
戦うつもりで来ているなら、こちらに構わず抜いてくる。
返答があれば、少し安心して良いはずだ。]
―埴市南部・教会付近地上/時刻:夜―
…――ギイチ。
[短く、囁くような声を
大仰な声を上げる己の召喚主へ向けた。
王の気配を持つサーヴァントも
気づいていたかも知れぬ]
鐘楼の上。
狙っている。
えっ ちょ え?
銃?
…流石に迎撃のために相方を動かす自信はないでござるござる!
その場合全力で逃げるy!!!むりむりむり!!
ああ、こんな事だ。
だからこそ、君のような少女が……
[魔術師と言う問いには答えずに、そう言う。
ユダの言葉を聞き、「僕は耐えられない」などと言いながら、鐘楼からは見えないであろう位置へと移動した。]
どういう事だ、背後にはやる気の奴がいて、正面の娘はやる気は無いようだ。
[偽一は内心動揺する。
お互いいつ抜くかと不審を募らせながら、突発的に戦いが始まってしまう事はあるまいとした問いかけではあったのだが、状況は少し複雑らしい。]
…………
魔物とは3世のような者の事を言うのだと思っていたが
なるほど。このような魔物の形も在るのか。
[見えない位置へと移動する男を観察した結果
アーチャーの中では一つの結論が出た。
かすかに聞こえた最後の叫びは、その論拠のように思えた。]
……逢瀬の邪魔はよくないよな。うん。
[色々と、その、最中だったりしたら、呪われる。
何に呪われるかは分からないが、きっと呪われるだろう。
銃口を下げ、気配と風の音を聴いている。]
――…、お言葉だけどおことわり。
…他人の望みを、自分の尺で計るのは軽率じゃない?おじさん。
[案の定、キャスターのクラスを頂く男もその気配には気付いたらしい。
その言葉に、目前の相手から視線こそは逸らさぬまま、僅かに眉を寄せる。
…、流石に頭数が多いと太刀打ち出来る気がしない。
これでもまだ召喚から魔力が回復しきっている訳ではないのだ、
これで戦闘ともなれば、流石に――
元より薄い勝てるビジョンが見事に掻き消える。
今来た道、背後に位置する商店街に意識を僅か向ける。
…確か、“使えそう”なモノが、あった。
――最悪の場合は其れに頼って逃走を図る心算で一歩、退く。]
……、何。 おじさんたち、アレと手を組んでたりするわけ?
[明確な答えが返ってくるかは、知れないが。
そうなれば、尚更厄介だと。]
おいアーチャーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ばっかやろうwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あっちとこっちに
繋がりはない、ということだろうな。
では…単独なのだろう。
……。
[ちら、と今は影となった鐘楼に視線を向ける。
向けられていた「戦意」は薄らいだように
感じられた。
理由を推察せども正解にたどり着くはずもなかった。]
[少女の発した言葉に、偽一はやや安堵する。
まさか、これが巧妙な嘘と言う事はあるまい。]
……いや、全く知らんよ。
と、言ってもにわかには信じられないだろうが、ともかく我々はここから引く。
状況が不確定すぎるからな。
さっき言った事は3割位は本気なんだが、まあ君がそう言うならこの話はここまでだ。
[小声でそう言うと、鐘楼からの視界を避けたまま、移動し始めた。]
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