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え?
あ、 お、おい!
[突然走りだした偽一にうろたえること一瞬。
慌てて後を追いかけた。
途中でコインが落ちたのを律儀に拾い上げ]
っ、…〜!
[ユダの足は速い。間違いなく速い が。
――分かっててやっているのだろうかこの男は。]
…お前 な
[文句を言いたげに、偽一を見たとき
背後でバスの扉がしまったのだった。
乗車成功。]
―埴市南部・教会付近/時刻:夜―
[ユダも無事、乗車が間に合ったらしい。どうやら体は充分動くようだ。
「これを乗り逃すと、待ち時間が面倒でね」などと言い訳したり、通りすがった金座商店街などの説明をしているうちに、目的のバス停についた。
ユダに運賃の支払方法を教え、幾人かの客と共に下車する。]
それじゃ、僕は報告を済ませてくるから、距離を置いてついてきてくれ。
もし、サーヴァントの気配が僕に迫っているようなら、気配を消すのをやめて、駆けつけてくれると嬉しいかな。
気配が教会内なら、距離を置いたままで構わない。
さすがに、教会の中で暴れ出す可能性は薄いだろうからね。
[偽一は手早く自身の意思を告げると「では、よろしく」と言って、歩き始めた。]
―ホームセンター内―
[カートにかごを載せて適当に日用品を放り込んでいく。
必要なものをすべてかごに入れると、もう一度セイバーに入用なものはないか聞いてから清算へと向かった]
自分で買いに来ることなんてずっとなかったから、懐かしいわ。
隣にあなたがいるから余計に。
…さっきねあのお嬢さんに聞かれたでしょう?
何を聖杯に願うのかと。
昔、聖杯戦争のことをはじめて知ったときはね、旦那を生き返らせようかと思ったの。
短い結婚生活だったけど、結構幸せだったから。
その時のことを思い出したわ。
[感傷に浸っているような表情ではなく、普段と変わらぬ貌]
―埴市南部・教会付近/時刻:夜―
[やはり胡乱げに偽一を見たが
「どうだか」
と捨て台詞風に呟いただけであった。
もろもろの説明を受けつつ流れる景色を見る。
十字架が見えればなんともいえぬ顔。]
…わかった。
[頷き、歩き始める背を見送った。
偽一の向かう先、
風変わりな教会だとユダの眼には映る。]
……、それって安心していいものなの?
[この街に突如エルサレム並の宮殿が建造されたら
正直魔術師の存在を隠す云々から果てしなく逸脱してしまう上に
他の参加者から居場所を此方から教える事に他ならない気もするのだが。
…まぁ、その時はその時だ。本人もやる気になっている事だし。]
――ちょ、弱そうと可愛いは違うよ!?
[隣に並んで凄むワンコの言葉に、思わず一人と一匹を慌てて見やる。
仮にも弱そうという心算ではなかった。 たぶん。
…まぁ、確かに悪魔とは思えない愛らしい風貌ではあるが、
正直言うと、自分よりも間違いなく犬の方が強いし。]
――そーね。
[…確かに到底理解できそうには、ない。
魔術師として聖杯を求めるのは当然で、其れ以外の望みなど考えることすら難しい。
況してや、全ての世界を掌握するという貪欲な願いなど当然の如く、
つつしまやかな自分は一度として持ち合わせた事など無い、が。
――正面を見やる男の横顔を一度見て、同様に前を向く。
英霊を超え、神霊に切迫する。
その時点から、人知の及ぶ所では無い事など容易く理解出来る。
何を思って、それを望むに至ったか。そんな事知る由も無いが。]
十分大した事だと思うけどなー。
[地へと視線を落とす。色濃い影に一度だけゆるりと瞬いた。
夜が、近い。]
[去って行くサーヴァントとマスターをもう一度だけ一瞥して、クリスティーナの言葉を聞きながら]
厄介なのは彼らだけではないだろう。
聖杯戦争に関わる連中は揃って厄介者さ。
[そんな言葉を独り言の様に、去って行ったサーヴァントとマスターに向けて呟いた。
当初の目的であるホームセンター内に入ると、辺りは見た事のない物で溢れかえっていたが、平然を保つ様に努めた。]
必要な物か。食事の話に戻るが、パンと葡萄酒だけあれば、それで充分だ。
[必要な物に対する決断はそのくらいだった。
彼女の願いを耳に入れながら彼女に一度視線を移す。]
その願いは今も変わらずか?
人間を蘇らせる奇跡、確かに普通の人間、ましてやサーヴァントですら簡単に行える物ではないだろう。
[そんな感想を漏らす。
彼女の願いがどんな物であったとしても、自分の行為はなに一つ変わらない。
それがセイバーと言う騎士の役目であると感じているからだ。]
彼が亡くなってからどれくらい経ったと思ってるの。
英霊からすればたいした時間ではないのでしょうけど。
願いはもう、違うものよ。
[車に戻り、拠点である仮住まいまで走らせる。
さらに北に向かいポツリポツリと住居が点在するある一角。
古い家らしく門構えは立派なものだった]
ついたわ。
地理的な結界が働いているとは聞いたけど、あまりあてにするなといわれてるの。
襲われたときは、お願いね。
[門を開けて車を車庫に入れる。後から庭に建てられたらしい車庫は、家屋よりは幾分新しく見える。
買い込んだ荷物を手に玄関に向かうと、軒先の外灯が点灯した。
中に入れば古い家の臭いが鼻を突く。
居間と台所、寝室だけは掃除をしたらしい跡。
居間におかれた古いソファに座り込む]
少し休むわ。
何かあれば起こして。
ふむ…。
[願いは違う。
彼女のその言葉に頷きだけ返した。
結局、願いに関してはそれ以上追及する事なく、彼女の車に乗り込んで拠点へと向かった。]
地理的な結界…なるほど、サーヴァントからすれば気休め程度だな。
[とはいえ、立派な屋敷で、雨風は十分凌げる。
文句を付ける事はほとんどなかった。]
始まって早々脱落したい者もいなかろう。
まあ襲撃の心配はないだろうが…。
[何処からくる自信なのかは分からないが、何一つ問題ないと言わんばかりに屋敷の様子を見て回る。
ソファ座り込み疲れた様子の彼女の言葉に、一度だけ頷く。]
心得た。存分に休まれよ。戦はまだ始まったばかりだ。
[彼女が寝息を立てるまでそばにいて、眠りを確認すると屋敷の外へと向かい、周囲の警備へと向かった。]
[ユダが電信柱にもたれかかってから、しばらくして、教会への報告を終えた偽一が出てきた。
やや離れた位置にいるユダを見ながら、煙草に火をつける。]
さて、これからどうしようかな。
[本来ならば、気配を消したユダに街中を回ってもらい、自分は安全な場所にいると言うのが最良なのだが、世情を知らない今の彼をずっと一人で歩かせるには、やや心配であった。]
とは言え、気配を消させたまま連れ歩いて、遠目から一方的に役職がばれるのも面白くないし……。
[少し考えた後、おもむろにユダの方へと歩み寄り、彼の服についているフードを引っ張ってかぶせた。]
うん、これで遠目には顔が解らないかな。
あと、僕と連れ立っている時は、気配消しをやめてみようか。
[そう提案してみる。]
[周辺地理の把握も兼ねている所為か、多少の時間はかかる。
聊かゆっくりした足取りで山沿いの道を下っていく。
明らかに回り道とも思える横道に入る様子は、本来ならば不可思議なものだが
傍から見れば唯の犬の散歩にしか思えぬ態は今の己たちには都合も良かった。
果樹園の広がって閑静な場所と、道を隔て相対するように
少し賑やかな気配を横目見ながら
丁度中区と東区の間程の道を基準に歩みを進める。
其処を抜ける頃には、既に日も沈んでいた。]
――これ、昼間にでもまた詳しく見にこなきゃダメかもね。
龍脈を抑えるにしたって、凡その地理だけじゃ把握しきれない気がする。
[視界に入る病院らしい建物の影を見やりながら、一つ考える。
現時点、少なくとも己の魔術を考えると中区の方が都合が良い気はする。
人の多さを考えると、やはり戦闘になる事は避けたい場所でもあるけれども。
其れなりに大きい道沿いに進めば、商店街らしき場所。
ああ、南地区に入ったなと思いながら次第に明りが灯り始めているのを見やる。
夜に栄える場所なのだろうとは容易に察しがついた。]
>僕と連れ立っている時は、気配消しをやめてみようか。
……ひぃ!
相方いませんなう!! ワンコ動かしていいのかな!!
ん
[偽一が戻ってくる気配に、ユダは顔を上げた。
銀貨もつ手を握る。手の中で銀貨は消える。]
終わったの、
[か、と言い切るところで
フードを被せられひとつ瞬き
怪訝そうに額にかかる布を摘み上げ偽一を見た。]
…――?
ああ、…ああ、なるほど。
そういうことか。
[合点がいったように頷き、気配の遮断をゆるりほどく。]
こちらから、
自分のクラスを知らせて歩いてやる必要は
ない、というわけだ。
[くい、とかぶったパーカーの布を指先でつまんで引っ張った。イエスを売り渡した際、顔を隠したときのようだと少し、思い出した。]
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