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[ユダが見せた、ただならぬ気配にコーヒーを飲む手が一瞬止まる。
彼が武器として見せてくれた物は銀貨。
それでどう戦うのかは未だ解らないが、さらに問い続ける気は湧かなかった。]
なんだ。
可愛い子は旅立ちたくなる乙女心の空、というやつではないのか。
見たところあの乗り物には他の乗客も乗っていた。
貴様の都合で停止させるなぞ、他の客の選択を妨害しているぞ。
以後、気をつけるように。
[ベンチでふんぞり返っている。]
それに、昼間ならともかくこの時間帯だ。
乗り物ごと襲撃されたらどうする。
目撃者も少ない。"事故"で片付けられるのがオチだ。
戦に身を投じる者ならば、常に奇襲と謀略に備えよ。
[なるほどアーチャーの言うことは尤もである。
尤もではあるが・・・何か釈然としない。]
あい判かった。
それは私の不徳と致すところだったの。
では、歩いて参ろうぞ。
――― はぁ・・・
[思わずため息が零れた。
この英霊と行動を共にしていると、魔力以上に何かもっと他の物も削り取られてゆく気がして、疲労感に苛まれた。]
―埴市東部・廃墟宿泊施設/夕刻〜―
[裏切りの対価、銀貨30枚。
偽一は何を思うか。]
――――他に、
聞きたいことは、あるか。
[偽一を見たまま手を握り直す。
銀貨は気配も残さず消えてしまう。]
いや、特には無いな。また思いついたら聞くよ。
……そう言えば、銭形平次と言う英雄が日本にはいてね。
こいつも銭を使うんだが、めっぽう強い。
[場の雰囲気を変えるため、適当に思いついた話をする。
それにしても歪な笑い方だったなと、ユダを見ながら密かにそう思う。
笑顔に関しては人の事は言えないが、ユダの表情からは深いコンプレックスを感じる気がする。]
[だが、深入りはすまいと偽一は思い直した。
下手に情を移せば、咄嗟の時、判断ミスにつながりかねない。
サーヴァントは魔術師にとって道具であり、魔術師はサーヴァントにとってただの電池である。
それくらいの認識で良いはずだ。]
君も、コーヒー飲むかい?インスタントだけど結構いけるよ。
[そんな思惑はともかくとして、いつもの笑顔を湛えながら、偽一はユダに問いかけた。]
[偽一の心中、知ってか知らずか。
歪な笑みは不意に消え。]
…ゼニガタ?
それは何者か。
[真面目に受け取ったようだ。
ふわ、と珈琲が香った。
要るか、と尋ねられれば一拍置いて頷いた。]
…。
[瞬きを、ひとつ。]
そんなものがいる、と。
アーチャーになるのか?
……
別に貨幣を
投げるわけではないぞ。
[珈琲のカップを受け取り口をつけた。]
―ホテル・とある一室―
――ん、…。
[ふつと、沈んでいた意識が浮上する。
一度、二度。翠を瞬いて、緩やかに首を振る。…身体がやはり、重い。
尤も一般の魔術師に比べれば、遥かにあった筈の魔力が
ほぼ枯渇に近いほど吸い上げられれば無理も無いだろうけれども。
指先が動いた。確かめるように一度手を握る。問題無い。
身体を起こそうと僅かに身動ぎして。
自分の記憶とは裏腹に柔らかい感覚に、僅かな疑問が過りかけ。
――しかし其れは、何故美味しそうな匂いがこうも室内に
立ちこめているのかという更なる疑問に上塗りされた。]
……、
[…再三言う。資金繰りには幸いにも事欠かない。
家が家なだけに、暫しの間湯水のように金銭を使っても支障無いくらいではある。
――あるが。]
…ぇ。ちょ、
[無理やりに身体を起こした先。
自分で動かした家具の上に、所狭しと並べられた料理が広がる光景に
思わず絶句、というか唖然とするしか無かった。
何をやっているのか――と目前の男に問い正しもしたかったが…止めた。
まぁ、どう考えてもルームサービスだ。其れは良い。
英霊とは言え、…食事を欲する理由の思い当たりが、無くも無い。
しかしこれは。いくらなんでも。
量に限度と言うものが。]
狙い通りのサーヴァントですか。
ならば、より満足していただけるよう、全力を尽くそう。
[ひとまず満足そうな彼女の様子を見て、一度頷く。
拠点の話になれば、手を自らの顎に添えて]
ふむ、きちんと拠点があるのならば移動しよう。
いつまでもここにいても仕方あるまい。
呼び名か…ジョージで構わんが、真名を隠すならばセイバーで構わんよ。
[振り返り尋ねる彼女にそう告げると、その後をつけるように歩みを進めた。]
本音を言えば、最初からそうと決めていたわけではないのだけど。
ただ、これが手に入ったときはあなたしか考えられなかった。
もっともこれは本物ではないでしょうけど。
[ガラスケースをなでる。
セイバーで構わないという彼に少し不満そうにはしたがそれ以上は問わなかった]
では行きましょう。
召喚の名残をたどられてもいやだもの。
[外へ出ると、倉庫から少し離れた場所に止めた車へと歩き出す。スポーツタイプの赤い国産車が倉庫の影に停めてある]
最初はホテルでもと思ったのだけど、他の参加者がいるかもしれないでしょ?
どうしようかと思っていたら、私の師に当たる人が家屋を貸してくれたの。
長いこと人が住んでいないらしいから、畳も窓も埃をかぶっていたけど。
[車のドアを開けると運転席へと乗り込んだ]
助手席にどうぞ?
シートベルトはちゃんと締めてね。
[そう言ってシートベルトを指差した]
――それ、全部一人で食べる心算じゃないよね?
[この調子で食費を消費されては、流石に先が思いやられ…、
…とまで口にしかけて、閉ざす。如何せん己が言える立場では無かった。
先が思いやられるのはむしろ相手の方だろう。多分。恐らく。…十中八九。
一つ吐息を零して、寝台から降りる。
まだ身体が休息を欲しているのか、あふ、と
欠伸が漏れそうになるのを無理やり噛み殺した。
…可能ならば幾らでも寝たいけれど、
そう言う訳にも行かないのは幾らなんでも判る。
――魔術師として半人前だろうが、
基本と知識と心構えだけは、此の身に十二分に詰め込まれている。]
―埴市・駅周辺―
ほれ、ココがこの町の中心じゃな。
まあ大して賑わいがあるわけでは無いが、近辺に学校や元勢宮という社がある。
買い物に出るなら・・・こっちの新興住宅街を抜けて40分ほど歩いたところに商店街があるのぅ。
[途中、小ぶりながらホームセンターを見つけると、アーチャーを手招きして店内に入った。]
屋敷の屋根をどうにかせねばならんが・・・大工仕事をしている暇は無さそうじゃ。
[防災用品の中から大きめのブルーシートを数枚購入してみた。アーチャーは大工工具を物珍しげに見ている。]
正直者だな。
[小さく笑いながら、ガラスケースの中身を見つめて]
なるほど本物ではないようだな。
流石に本物が簡単に手に入るようなことはないだろうが…。
[不満そうな様子には気がつかず、真っ赤な車を見ながら]
辿って攻めてくるのならば、追い払うしかあるまいが、出来れば無駄な争いは避けたいものだ。
[命を無闇に奪うのは偲びない。
そんな言葉を続けつつ、車に乗り込む。]
人間の欲望と言うのは、とどまる事を知らないんだな。
こんな風に色々と便利なものを作り出しているのだろう?
[それが乗り物だと気がつくのは、自らのスキル故か。]
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