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人になりたい、って
謂ってるわけでもないからな
人になる=ハッピーエンドじゃあないんだ
人にならないと受け入れてもらえないような
そんな。この。複雑な心持。
『今日も外が騒がしい。何かあったようだ。
幼馴染の彼にハナシを聞いた。
どうやら、皆が何かと戦っているらしい。
その"何か"が何かまでは分からないらしいが、
人々は"終焉"と呼んでいると教えてくれた。
僕の研究が完成するのが先か、我々が死滅するのが先か。
……焦りは失敗を生む。冷静になろう。』
『………
もう、奴等には何を言っても無駄だ。
奴等が娘をどう見ているのか、漸く分かった。
幼馴染だった彼さえも、例外などではなかったらしい。
死体を蘇らせる事は神への冒涜だと彼らは口を揃える。
――違う。
娘は意識を失っているだけだ。
それをつかまえて、……死体と同じだと?
違う。
……違う!!
死体などでは断じて無い……!!』
−高台付近−
[シグ改による攻撃の衝撃で気を失っていたダンは、転送された場所で目を覚ます。]
……っう……、……。
……俺は、やられた、のか……。
[己の不甲斐なさに、唇を噛んだ。]
段田 弾が「時間を進める」を選択しました。
『………
…………
………、
システムは完成した。
後は、起動させるだけだ。
しかし、このままでは奴等に捕まる事も考えられる。
私ではこの子を護ってやれない……。
何か、方法は無いものか』
― 八王子工場周辺 ―
円城寺?
[最初は聞き間違いかと思った。余りに理解不能だったからだ。けれども、円城寺は何度も理解不能な行動をくり返してきた人物だ]
先ほど、あなたはEndeavourの所有物を盗もうとしたのですよ。未遂とはいえ、それはEndeavourへの敵対行為でしょう?
なのに、Endeavourの人間に会いに行くのですか?
[それはEndeavourとの友好関係を維持しようとする行為ではないのか。いったい彼は、Endeavourに対し何をどうしたいのだろう。
誰にも理解されなければ、天才は狂人と変わらない。キャスリーン・ロンズデールにとって、円城寺は未だ理解の外世界に居る住人だ]
ああ、それでもいい。
だけど……約束してくれ。
全てが終わった後、暫くでいい。
俺と……一緒に生きてみてくれ。
[くしゃりと、いつもの様に頭を撫でる。]
今の生き方以外の選択肢があるんだ、と。
今ある流れに満足しないでくれ。
―――頼む。
『いい話がやってきた。
例の"終焉"とやらだ。
この基地でも対抗手段を製作する事に決めたらしい。
だが、奴等の愚鈍な脳では開発に足る技術が無いという。
上手くいけば、娘が奴等に拒否される事もない。
無論、娘を戦いに参じさせるつもりなど毛頭無い。
どうせ、彼らも、私も、滅ぶのだ。
"終焉"がやってくれずとも私が。
私がやらずとも、いつか、必ず。』
何故だろうか。
お前は今の私を、否定している。
お前にとって、
ひとでなければ、ならないのか。私は。
[結局。同じでなければ
受け入れもせぬのではないかと。
そう、考えを示しながら。]
…――…
[くしゃりと、頭を撫でる手がある。
見上げ、その腕に触れた。]
……分かった。
『緑光晶の状態は安定している。
私がこの子の顔を見るのも、これが最後だろう。
こんな荒廃した時代ではない
もっとマシな時代に目を覚ます事を祈ろう。
緑光晶はヒトの細胞のそれに代わるものだ。
この子達が新人類として生きる未来も
もしかすると、あるのかもしれない。
カモフラージュの為に人類再生計画などと銘打ったが
あながち、そう外れたものでもなかっただろう?
彼らに必要なのは、
この子ではなく機神だと分かっているが。
私が望んだように、
この子が必要とされる未来が来るといい。』
――……そうかもしれない。
結局これは、俺の我が儘だ。
俺が、イステの在り方を。
自分勝手に『悲しい』と決め付けてるだけなんだろうな。
[自嘲的な笑みを零してから、
抱きしめた腕を解く。
その後聞こえた言葉にはすまなさそうに、
だが少しだけの笑顔を浮かべて。]
すまん。
でも………、ありがとう。
― 街 / 高台 ―
[少女の瞳に、微弱な琥珀が灯った。
身体を起こそうと身をゆすれば
壊れた頭部から火花が散った。]
……。
[少女は僅かに首を傾げただけで
軋む緑光晶を気にも留めぬ様子で、立ち上がった。
そのまま、何かを探すように周囲を見回す。]
― Endeavour社ビル前 ―
[キャスリーンは呆れながらも円城寺を此処まで運んだ。根負けしたのだ]
あなたは何を企んでいるのですか?
[その言葉にはある種の悲痛とも言える感情がかすかにこもっていた。キャスリーンは未だに円城寺を理解できない。彼の何もかもを。
彼は何の目的で八王子工場を訪れたのか、それすらも理解できない。
HMを盗もうと言い出した時、キャスリーンはそれが目的なのかと思った。しかし、彼はその行為に執着しなかった。それは第一の目的では無いという事なのか。
彼の言う事が真実ならば、円城寺は八王子工場を訪れる上でかなりを危険を冒しているはずだ。当然その危険に見合うだけの見返りを期待しているはず。なのにそれが伺い知れないのだ。これでは、これではまるで、]
[――キャスリーンを八王子工場へ連れてくるためだけに、危険を冒したかのようではないか。
もしそうだとしたら、ますます彼が理解できない。当初、円城寺は明らかに自分に対して非協力的だった。自分の言う事を信用できないと言った。
今は信用されているのだろうか。とてもそうは思えない。なのに、彼の行動指針はキャスリーンへ協力的な側へ傾いているように見える。何が彼を変えたのか]
[視界の隅でちらりと光るものが見えた。
気になってそちらに向かう。]
……ハルナ!?
[覚束ない足取りで駆け寄って、小さな身体を抱きかかえた。]
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