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「サラ」が言ったんだろう。
「ぼくはテラフォーミングなんて、もうどうだっていい」
そうだ。サラのおかげで気付けた。
あれから何年が経った?
『美しい星』の人たちなんて、もはや生き残っちゃいない…事実、何度交信を試みても無駄だった。
何度も自分に言い聞かせたよ…
「それでも待っている人がいるかもしれない」って。
[爆ぜる、爆ぜる。
新たな力を得たコンゴウが
竜巻となって、暴風を引きつれてやってくる。
Vorvadosは一度膝を曲げ弾みをつけるような
動作をすると、斬り上げながら
暴風へと道を譲る。]
[高間に位置取り、続けざまに榴弾を射出する。狙いは次々現れるシグ達。
二機のHMに余計な手間を与えぬよう、雑魚の処理をすべしと動く]
でも、違う…。
憎いんだ。
ぼくが望んだ全てを持っている君たちが。
ぼくに永劫の旅を強いた『美しい星』の人たちが。
まったく、どっちもどっちだ。
では、一つだけ聞こう。
お前は、今行っている行為を辞めるつもりはないのか??
もし、やめるのならば、俺達は戦う理由がなクなって楽なんだけど。
[周りのように感情にも流されない。
そして、皮肉る事もない。
今、自分に出来る確認をするだけ]
っ、
[コクピットに走る軽い衝撃。
慣れた様子で往なしながら]
テラフォーミング…?
[サラ。誰のことだ、と。
イステの記憶に彼女の名は薄い。]
――憎い か
[円城寺が問いかけるのが聞こえる。
すべてが憎い。それが答えだろう。]
やめるつもりは ないんだな。
やめるだって?
何を?
ぼくが生まれた時に付与された、この存在意義を?
ぼくが生きてきて見つけた、この最終目的を?
[暴風は一切の容赦なく、シグを蹴散らし、飛来した穢れの鋼針をはじいた。ヴォルバドスを掠めるだけで済んだのは、勿怪の幸いというところか]
それはぼくにとって死と同じだ。
止まらないよ。
滅んでしまえ、
何も残らずに。
パパも。
ママも。
サラも。
愛すべき「私の部下たち」も。
ぼくを止めた抗体も。
ぼくたちを受け入れなかったこの星も。
みんなみんな。
お前の存在意義であろうとも最終目標があろうとも。
この星を壊すというのならば、俺たちも引けない。
だから、もうやめてくれ。
討ちたくないんだ!!
お前はあくまで、どこかの見知らぬ星であっても誰かの為に戦っている!!
それぐらいは俺にだって理解できる、だから引いてくれ!!
…もう何も、いらなくなるように。
もう何も求めず。
愛も、理由も、名前も、希望も。
…孤独すら。
なくなってしまうように。
―――ッ。
[コクピットにまで伝わる大きな衝撃。
巻き込まれれば此方へのダメージは致命的だろう。
これが姿を新たにしたコンゴウの力か。
力強いその大嵐に、少しだけ笑みを浮かべる。]
テメェの気持ちが解る……
そんな馬鹿げた事は言わねぇ。
だがなァ!
こっちだって、ハイそうですかと滅びてやるつもりはねぇんだよ!
[聞き慣れない言葉が幾つか耳を揺する]
「終焉」を此処に持ち込んだのは、「美しい星」の人々――つまり異星人、という事かしら。
[生き残っていないと言う。滅んだという事なのか。伯爵家が滅びてなお使命を遂行している自分を、ふと省みる]
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