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―格納庫―
おうお前ら、40秒で支度しろ。
面倒な事が起きそうだ、その前にインフルなんとかすっぞ。
[パイロットスーツにも着替えぬまま、昇降機へと飛び乗った]
─ Endeavour社ラボ/ラミア格納庫 ─
[“あの子”が、何時どの時点からテラフォーミングを望まなくなったと、サラは言うつもりなのか。覆ったと言う根拠はあるのか。
リルかフィリップどちらかしか生き残れないのは、どうにも成らない。
けれども、此処まで“あの子”が、細い糸を手繰って進んで来た長いながい道のりは。]
……勿論、サラを責めても
何も変わらない。
だが、もし、ラミアの出撃が出来なくなれば、フィルは。
[だから走った。]
[過去の記憶が鮮明に甦る。
この惑星の生態系がすべて滅びると分かった上で、テラフォーミング装置を発動させた【フィリップ】を想う。【フィリップ】の絶望も、復讐も、おかした罪のすべてを、共に背負いたかった。そして何より、]
私に罪を背負わせたく無いと言う──フィル。
何より、今のお前を死なせたく無い。
目の前に生きているお前が居て、
その死を選べるわけが無い。
【美しい星】の人々の移住が成功すれば、
私が居なくとも、きっと……
[本来あるべき社会の中で、身体を蝕む【毒】に怯える事もなく、フィリップは生きて行ける。共に在りたい。切実に。それは変わらない。けれども、フィリップの居ない未来と、おのれの居ない未来であれば。]
──フィルッ!
[ラミアの元にフィリップが現れた時は、驚いた。
驚愕に目を見開くと言うのは、こういう事を言うのだ。
彼がリルを止める為に来たのなら、振り切って、独りでもラミアで出撃した方が良い。【終焉】が復活するまでの時間なら、機神二機を足止め出来るかもしれないし、この段階であれば、パイロットの直接殺害を選んでも問題は──、]
[否、嗚呼。
何も考えられない。
一秒でも長くフィリップと居たい。
コックピットの闇へ飛び込んでくれた、フィリップに腕を伸ばす。
強く、強く、抱きしめる。
同じ場所で先刻そうしたよりも、激しく、奪うようにくちづける。]
[Endeavour社ラボの灰色のゲートをくぐり、夜の街を見下ろす場所へラミアが急浮上する。ラミアが放つ波動は闇の中でも紅い。
終焉の復活がほど近い事を告げるサインか、Endeavour社ラボの建物から、胎動にも似た規則的な低い音が響いていた。]
―ホテル窓辺―
[イステは、光の塵の降り積もり
霞んで赤みを帯びた夜の空を睨む。]
――来る。行くぞ、ソウマ。
[謂うが早いか、
イステは蒼真の腕を掴み、
もう片腕を宙へと差し伸べ
銃を構え、放つ。
星をめがけて撃つような青の焔の弾丸は
ある一点で展開し、闇を裂く魔法陣を描き出した。]
――私はイステ。
[歌う。合図。]
/*
せめてインターフェイス・機神探知機をキャスリーンに装備させるべきだったなあ。後の祭りだけど(余所見
*/
リル。
もう、嘘はつかない。
[ラミアのコクピットの中、強く抱きしめる。
戦う。自分の為でもなく、他の星の誰かでもない。
彼女と共にあるために]
いくぞ、ラミア!
[息を吐き、腕を闇に伸ばす。
腕を通っているシナプスが、ちりちりと焼ける]
―夜・空にて―
[巨大な騎士は青の魔法陣より
まず腕を差し伸べ顕現する。
ちょうど、イステが銃を放ったのと
鏡映しのように。
羽のように身を躍らせた《適合者》と《魂》を迎え入れ、航空障害灯の明滅を軽々と飛び越えて空へ。地上には光の澱が揺れている。]
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