情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[暫くの間、じっと食い入るようにサラの顔を見詰めていた。
真正面を向いたまま、わななくくちびるを開く。]
──フィル。
それに、もうあの子ではない
サラ……。
私の選択は一つだ。
[手を握りしめたまま、フィリップを睨む。
明確に首を横に振る。]
違うわ。
【フィリップ】の選択を無かった事には出来ない。
“あの子”を破壊させない。
──お前を死なせない。
あと2年あれば、僕には充分だ。
たった10年の命でも、残りの時間君といられるなら。
それとも、僕はまた独りにならないといけないのか。
[言葉に詰まる。絞り出すような掠れた声で言った。]
嗚呼、
繰り返し、だな。
繰り返してしまう。
フィルを独りにしたくない。
独りにしてしまった事を、後悔している。
けれども、お前が死ぬと言う未来を私は選択出来ない。
[フィリップの答えを待たず首を横に振って、サラを見た。]
──すべての話を、
私とフィルの両方にしたな。
サラは、どうするのだ。
“あの子”や私を止めるか?
・・・・・・くそっ。
[感情が濁流となって駆け巡る。
”永遠に放さない”
また嘘をついたのか、僕は。
リルが生きていて欲しい。しかし、彼女はそれを、選べない]
・・・・・・ごめん、少し独りで考えさせて欲しい。
[リルの返事を聞かず、フィリップは研究室から外へ出て行った**]
・・・・・・くそっ。
[感情が濁流となって駆け巡る。
”永遠に放さない”
また嘘をついたのか、僕は。
リルが生きていて欲しい。しかし、彼女はそれを、選べない]
・・・・・・ごめん、少し独りで考えさせて欲しい。
[リルのサラへの問いかけの返答を聞かず、フィリップは研究室から外へ出て行った]
[フィリップが部屋を出て行ってしまう。
探査船に乗る以前、乗ってから、こんなやり取りは過去にも何度もあった。
立ち上がる。フィリップを追うかわり、サラを睨む。]
確かに、この星は美しい。
私は、その美しさを必要としない。
“あの子”もそう──
……ッ
[言葉が止まる。かつて、あれだけ我が子のように、深く愛した研究の成果。だが、「彼」の事は「リル」よりも、サラ・ミラーの方が詳しい。]
……今更だ、サラ。
止める事が“あの子”の為になるだと?
【終焉】が、自死を望んでいると言うのか?
ラミア以外の古代HMに乗る者たちも、
そんな宿敵を認めまい──。
特にインターフェイスは、【終焉】の阻止
それだけの為、作られたものであるのにな?
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新