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―街中/高層ビル近く―
追わなければ―――ッ
[蒼真の手首に触れ掴み、
目配せをする。
宇宙人、と蒼真が戸惑いながら呟く。]
―――侵略者、だ。
[イステはそう理解する。
リルの狼狽えも悲哀も、
まるでひとのようなのに。
否、だからこそ。]
私たちは、あれを
倒さなければならない。
― 街中 ―
[手首を掴むイステへと顔を向け、
呟く言葉には何処か苦笑めいた笑みを。]
……ハッ、巨大ロボットの次は宇宙からの侵略者か。
本当に、アニメやコミックの世界だな。
[それは、全ての子供が憧れる姿。
大人になれば忘れてしまう、
泡沫の花の様な純粋な憧れ。]
そんな気持ちなんて、忘れちまったが………
やる事はもう決まってるよな。
[正義とか世界の為とか、
そんな事はもう口に出来なくなってしまったけれど。
約束の為、それぐらいが自分には丁度良い。]
――行こう、イステ。
[相手にも事情があるのかもしれない。
何か不幸な物語があったのかもしれない。
知れば心が動くのかもしれない。
それでも……譲ることは出来ない物がある。]
『俺達』はあれを、倒さなきゃいけねぇ。
[蒼真の手を引くのと逆の手で触れる携帯端末、
反応が強い方へ、強い方へ。]
―――ソウマ、連絡はないか。
[その道中、尋ねた。
ダンは、ハルナはどうしたろうか、と]
リル・・・・・・
[突如現れたラミアから飛び出して来たリルが抱きついてくる]
・・・・・・
[言葉がうまく出ない。
彼女を独りにしてしまった。約束をしたのに、飛び出した。
僕なんかよりよっぽど孤独な彼女を置いて。
今僕を抱いているリルは、一体何を思っているのだろうか。
【フィリップ】という記憶を抱きしめているのだろうか。
パイロットであるはずの存在を抱きしめているのだろうか。
心が苦しい]
……ああ、まだ無いみたいだ。
[走りながら、不安な気持ちがどんどん大きくなる。
きっと端末が壊れているだけだ。
もしかしたら疲れきって休んでいるのかもしれない。
そんな楽観的な気持ちが、どんどん闇に消えていく。
思い出されるのは昨日の全てが終わった川沿い。
赤い……どこまでも紅い爆発。]
――……くっそ!
[不安な気持ちが苛立ちとなって、
思わず声が漏れる。]
『祈っている貴方は、
嘘でもなんでもない
まやかしでもない
ちゃんとそこに...今はこうして私にも
見えて....いるから ....』
[ぎゅっ、とリルの体を抱きしめる]
僕は。
【フィリップ】の中にある、【リル】の思い出でもなくて。
パイロットとインターフェースの繋がりでもなくて。
―街中―
―――…。
[イステは、僅かに眉を寄せた。
分析を。可能性の精査を。
そして、何を成さねばならないか。]
ソウマ。
まずは「リル」を、追おう。
[今一度確かめるように口にする]
居るんだろう、
その先に、「フィリップ」も。
――……ッ。そう、だな。
[今、心を乱しても仕方が無い。
とにかく目の前に……
手が届きそうな方を追うことが先決だ。]
フィリップ助教授……いや、フィリップは恐らくEndeavour側のパイロットだろう。
それさえ抑えられれば……ッ!
…―――ああ。
本当は。
インターフェースを討つのが一番だ。
インターフェースが居なければ、
機神は呼び出せない。
乗り手にその能力はない、はずだ。
だが、そう簡単にはいかないだろうな。
[そしてそれはそのまま己にも当てはまる。
はず、と濁したのはフィリップが侵略者ゆえの特殊な力を備えていた場合を想定してのこと。]
― Endeavour社ビル前 ―
[街頭の大画面テレビがニュースを流している。Endeavourと「テロリスト」との、巨人同士の戦い。キャスリーンはじっと、それを見つめていた]
……あら、お早いお帰りでしたわね。門前払いでもされました?
[そして円城寺の唐突過ぎる叫びを聞いて、キャスリーンは固めた右拳を彼の頬へと軽くご馳走した]
私の健康を害するので、そういう事は私のいない所でやってください。
それから、意味もなく大声で名前を呼ばれたフィリップという方には、後で謝罪しておいた方がいいですわ。迷惑でしょうから。
円城寺、ニュースを見ましたか? 機神の戦闘があったようです。私はその戦場の跡地へ向かうつもりですけれど、あなたはどうしますか?
[行き詰まった風の円城寺に冷ややかな目を向けつつ、そう言った]
[胸が苦しい。
再生された記憶は過去を鮮明に甦らせる。
今のフィリップは苦しいだろうか、つらいだろうか。
戦闘では無かったようだが、何が起きたのだろう。
首にしがみついている腕が震える。]
──……ッ
[顔を埋めたまま、何かを言おうとしたその時、彼の腕に、抱きしめられるのを感じた。]
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