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そう、か。
[目標の破壊。
そうか、先ほどの戦闘でラミアは敵対しているHMを小破させている。それがトリガー。
ならば、古代のHMを1機撃墜出来れば、このセクターのロックが解除されるかもしれない]
[そして、このセクターには自身とラミアに隠された真実にたどり着く、大きなヒントが記録されているに違いない]
[腕が痺れている。ロッドを使用した時と同じ症状だ。どうも自分一人では長時間ラミアを扱えないようだ。
ラミアとのコネクションを切断し、コクピットから降りる。近くのベンチまで歩き、腰を降ろす]
―街/朝―
ひとつ、この街から少し離れた川の側。
ひとつ、この道に通った金色の気配。
近さで謂えば金色の気配の方だ。
[携帯端末を指し示す。
わからない、とまた蒼真は言うだろうか。]
― 川沿い ―
ダン。
あの花は変わっている。
[一本だけ咲いた花。
それも白や黄色など、在り溢れた色ではない。
雑草の中で立つ生命を見て、少女はそんな言葉を零した。]
陽光を受けて成長するもの。
私に――
[続く言葉は、いずれかから香る信号に止まった。
セキュリティーレベルの上昇。
花に割いていた視覚媒体を、周囲を探るべく向けた。]
移住。それがラミアが他のHMと戦う理由。
いや、僕が。僕とリルが。
[”美しい星”という惑星の住人がどのようなものなのかは判らない。
だが、この戦いの本質を理解するには十分な情報だった。ようやく朧気なものの輪郭がはっきりしてきた。
古代のHMは、その”美しい星”に住む人類を拒んだ。これはある意味自己制御システムにおける自然現象の一つとも言えるのかもしれない。人間が外部からウィルスの侵入を拒むように、地球も同じように拒絶反応を示したのだ。これもまた、自然現象の一つなのである。
・・・・・・ 自分は、この戦いを受け入れるべきなのだろうか]
― 川沿い ―
[キャスリーンはハルナを見つめたまま動かない。少女の正体を推し測れずにいるからだ。あれは古代のものか、現代のものか]
[視線が交錯する。]
――
[該当信号の発信源か検証...類似。
青い寝間着...綿100%。
敵性度判定...演算失敗。]
……
接触を試みる。
[無言で掴んでいた裾を離し、
とことこと信号の方向へ――]
『あっ! この前の姉ちゃんだ!』
[キャンディを舐めている少年が現れた。
割って入る形になった彼は、
ポケットからハンカチを取り出し、女に近付く。
ちなみに、今日はチュッパチャップスンだ。]
かまわない。
それも私の役目のひとつだ。ソウマ。
[ふと、イステは遠目に見える
工事中のビルの作業に当たるHMへ顔を向けた。
Endeavourの本社ビルもまた、ビジネス街のほうに見えようか。]
――…《Endeavour》か。
もし敵に回るとしたら……本当に厄介だぞ。
[イステと同じ方向へと視線を向けて、
静かに言葉を続ける。]
世界中を敵に回す。
そんな事にだってなるかもしれねぇ。
大袈裟じゃなく、な。
[キャスリーンは少年に声をかけられ、ハンカチを差し出されても、その行動の意味をすぐには理解しなかった。なんのことはない、予想外だったのだ]
もういいの? そう。あなた、偉いわね。
[彼女はハンカチを受け取って白衣のポケットに入れる。少年をそれを確認して、顔全体でうれしさを表現すると、「ありがとう!」と手を振りながらかけだしていく。その背中を見送るキャスリーンの目は、困惑と愉悦の入り交じった色をしていた]
この時代、この世界。私はまだまだ、知らない事が多すぎるわね。
/*
書いてから、ハンカチを少年にあげたままにしても良かったかなと思わなくもなかった。どっちが良かったかな。
*/
―街―
何が相手とて
私が望むのは、「終焉」を退けること。
[イステは見据えるように、眼を細める。]
あのとき。
「終焉」を倒すには至らなかった。
地に封じたのみ。
だから。今度こそは。
[キャスリーンはハルナに向き直して、再び直視した。向けた瞳は二色に染まる。その色は興味と警戒]
私はキャスリーン・ロンズデール。アモン伯爵に縁ありしもの。機神の一つを預かりしもの。
[あなたは誰か、とは問わなかった]
ふっ。
[肩の荷が降りた感覚に陥る。
そうだ、ラミアも言っていた。古代のHMのパイロットは”身元が判別出来る人間”なのだ。
つまり、この僕もまた同じように身元が判別出来る人間であり、サラとも従兄弟同士で幼少から世話になっているのは間違いない。
記憶を大事にしろ、とサラが言っていたのはこういう事だったのか。
ラミアが僕に見せたのは、ラミアに込めた誰かの願いでしかない。まるで自分の事であるかのように彼は僕に記録を見せ、自分が成し遂げられなかった任務を僕に託そうとしているのだ。
事実、その”美しい星”の人類に対して感情移入が無いわけではない。憎悪の感情を植えつけられているのもあるが、確かに彼らに非は無い。
抗体であるはずの古のHM達を破壊する事がこの地球にとって有益であるかどうかは考えるべきなのだろうが、人類だって外宇宙の別の生命体との遭遇に対して全く適応出来ないわけではないだろう。対話の余地はある。
ならば、古のHMは古い抗体でしかなく、地球にとっても不要であれば、”美しい星”の人類にとっては有害な存在でしかないのかもしれない。
少なくとも、ただ見殺しにするのは忍びない]
[少年は後に、この出来事に関してこう語る。
『あの日、あの時、あの女性に出会わなければ、
僕はずっとニートのままだったでしょう。』]
……
[歩み寄ろうとした足が止まった。
目の前で起きた現象はあまりに自然で
在り溢れた人間の営みそのものだった。]
インターフェイスの信号。
けれど人間?
[いくら演算をしても、答はエラーメッセージばかりだった。]
[少年は後に、この出来事に関してこう語る。
『あの日、あの時、あの女性に出会わなければ、
僕はずっとニートのままだったでしょう。』]
……
[歩み寄ろうとした足が止まった。
目の前で起きた現象はあまりに自然で
在り溢れた人間の営みそのものだった。]
インターフェイスの信号。
けれど人間?
[いくら演算をしても、答はエラーメッセージばかりだった。
そうしている内に、女性の方が話しかけてきたようだ。]
/*
うん、私もちょっと気になっていたんですが。神話の時代に「終焉」と「機神」との間に対話が成り立たなかった理由って何なんでしょうね。向こうの惑星探査機自体が地球生命に害を為すような質の物だったとか、そういうのなんでしょうか。
*/
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