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[少し目をつぶり、記憶を再生する]
古代に、この地球にたどり着いた外宇宙の生命体がいたのだ。
彼らの母星が滅び行く運命だから、移民先を探していた。
だが、君たちのHMはこれを拒み、彼らの所持していた装置を沈黙させた。
これが、私の知っている事だ。
知らねえよ
こっちは終焉どころか、自分の望みが何かも知らねえ
[笑う顔に、何も思わないのだろう。
寧ろ表情に浮かぶのはつまらないという感情]
…ったく、聞いてりゃ間違いだのなんだの
勝手に言ってくれんじゃねえか
終焉以前の問題だ、気に喰わねえ
未来、ね。
[ちらりとリルに視線を送り、それからフィリップを見た。そして、オキセンシェルナの言葉を聞き、頷いた]
なるほどのう。
そこの男。貴君は我々の言う終焉を、気にする必要はない。
まずい。終焉設定出さないと爺さんチームに申し訳なさ過ぎる!!
しかしどうしていいのかわからん!!たすけて!!!
この世の正義とは一つではない。
我々にとって正義と思えることが、そちらには悪と見えることもある。―――その逆も、また然り。
要は何を信じるか、じゃ。
戦とは正義と正義、信じるモノのぶつかり合いよ。
[自らの隣へ視線を送る。粗野で、記憶も曖昧で、しかし憎めない金の髪の女。
信じてみるのも悪くないと、そう思ったもの]
おう、青年。正義はこちらにあるぞ。ワシの勘じゃがの。
お主はどうじゃ?
だーッ、あーだこーだめんどくせえなお前!
[手の汗は先ほどのポルッカの一撃のおかげですっかり引いた。
心底面倒くさいとばかりに一声吼えると
金に花紺青の微かに残る眸は前方を睨む]
何でなんか知るか、実にンなことどうでもいいね
自分を媒介に選んだ機神が選んだ、それで理由なんか十分なんだよ。
これ以上の正当な理由がどこにあるってんだ?
終焉が何だか明確には解らねえ
何でジジイが選ばれたのかも知らねえ
でも、とにかく今はお前等が面倒くせえから
とにかくまずは一発殴る!
その後は、そのあとで決めりゃいい
[支離滅裂だろうがなんだろうが気にしているわけがない。
この頭は言葉よりも殴り合いのほうが雄弁だと思っているのだから]
貴方に問われるまでもない。
・・・・・・ どうやら貴方とは戦うしかないようだな。
[終焉。終焉。
気になる単語。
頭の中でジジジ、という音が鳴り始める。
このポルッカと、そしてオキセンシェルナと出会うことによって、また鍵が開こうとしている]
リル、ラミアだ!
決着をつける!!
……ふむ。
そうか。
機神に選ばれただけで満足出来るインターフェイスと、おのが正義を信ずる元軍人のパイロット。
正義とやらに興味は無い故、
私の分はくれてやろう。
其方の機神の消滅と言う結果だけで十分だ。
[決着を付けると言うフィリップの言葉にリルが頷くと、
水面を押し上げるようにして、その漆黒に紅が禍々しく映える機体が姿を現した。]
[腕の中に納まったリルの顔を見、こくりと頷く。
現れたラミアのコクピットが拓くのを確認すると、ラミアを抱いて跳躍する。
そして二人はまっすぐ、ラミアのコクピットへと吸い込まれた**]
[腕の中に納まったリルの顔を見、こくりと頷く。
現れたラミアのコクピットが拓くのを確認すると、ラミアを抱いて跳躍する。
そして二人はまっすぐ、ラミアのコクピットへと吸い込まれた**]
噴き出してる場合じゃねーぞジジイ
向こうもこっちも、梃子でも動かねえつもりなら
直接殴りあって解決するしかねーだろ!
[言うよりも先に、手にしていたのは澄んだ金色。
ゆらりと長方体の中で揺れていた光が強くなる。
それと呼応するように体の輪郭を滲ませる金の燐光は
大地に吸い込まれ逆流しながら軌跡を描き]
──Kallats av Oxenstierna som ska utvidgas
[手にしていた金色は流体へ、粒子へと変化し]
── Ljus-Svart
[黒金の機神は闇より滲み出るように現出する**]
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ラミアって名前が出ると一々噴くんだけど
でもそれよりも
ラミアのグラフィックの赤い胸飾が
どうしても乳首に見えて仕方ない。
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