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な、何を言ってるんだ!?
[だが、彼女の真剣な眼に、断れない]
・・・・・・判った、ためしにやってみよう。
[そう言うと、リルをお姫様抱っこの体制に持ち上げる。
昨晩もそうだったが、リルはこういう時に全く自重を感じさせなくなる。不思議な能力だ]
さて、いくぞ。
[少し膝を曲げ、ジャンプする。
当然その場にすぐ落ちる・・・・・・はずが、そのままガードを飛び越え中への進入に成功してしまった]
え?
[リルを抱えながら、今自分の身に何が起きたのか理解出来ないでいる]
[工事現場のガードの中は閑散としていた。
日々日頃HMでの作業が行われているため、建設中の箇所以外の地面の面積は広い。
またガードのお陰で中で何が行われていても気が付かれないだろう]
─ ビル建設現場 ─
だから出来ると言ったろう。
[断定的なリルの言葉には、一縷の迷いも無かった。
風圧で髪を括っていたゴムが解けて、何処かに飛んで行ってしまったようだ。長い黒髪をなびかせて、リルが地面に降り立つ。
口端を吊り上げてわらう。]
呼ぶぞ。
[黒と黄の蝶の羽根のような袖がバサリと音を立てる。
黒い手袋に包まれた腕を腕を真っ直ぐに伸ばし、手のひらを空に翳す。]
全ての呪縛から解き放たれし、
ラミアよ。
──来い。
我らの元へ。
そして──開け。
[高い白壁ハネルに包まれたがらんとした工事現場に、唐突に影が落ちる。それはまるで闇の召還。──紅く細い幾何学紋様が仄かに光る漆黒の機体が音も無く現れた。
インターフェイスの声を受けて開いた、コックピットの中は更に暗い。まるで、異界へ続く紅く深い闇が広がっているかのように。]
これが、ラミア。
[まさしく召還。瞬間転移のようなレベルだが実際にそれは起きた。
漆黒のボディ。そして、底なし沼のように先の見えない刻ピット]
・・・・・・入ろう。そこに自分の過去があるのであれば。
[休んでいる時間はない。
直属の部下へ連絡を取る。]
私だ。ああ、うん。負けたのはいい。
未知のものだったんだ、仕方ない。
だが、次に見える時に「未知」では困る。
…データは取れているのだろうな?
よし。破壊されたMEもこちらへ送れ。データになる。
代替機は好きに使え。また、武装の制限を一部解除。訓練済みの武装は全て戦闘時に限り使用を許可する。
二機以上でチームを組み、説得が不可能な場合戦闘に移り、捕獲が不可能であると判断した場合破壊へ移るというプロセスそのものは徹底させろ。
根回しが必要な場面があれば援護させる。
データを解析した後、さらなる対応が必要であれば急ぎ対応する。戦力の増強も検討しておく。
最後にだが…
生き残り、データをこちらへ送ることを最優先に考えろ。
お前たちのようなものを再び一から育てるような時間はない。
犬死には許さん。以上だ。
[通話を切る。]
くっ。
[コクピットの中に入ると、頭にじりじりと電流が流れる。
今までの自分の記憶がフラッシュバックのように浮かんでは通り過ぎていく。
そして闇の中、未知の扉を開こうとしていた。リルと共に**]
−コクピット内−
[周囲には闇。近くにリルがいるのかも怪しい。
そっと息を吐き出し、その身を委ねる。
ゆっくりと、意識の中に誰かが話しかけてくる]
−闇の中−
language:Japanese
<設定完了>
※翻訳不可能な単語は【】で類似単語へ変換されます
<日付表記変更完了>
パイロット:フィリップ 認証完了
記録再生可能領域:5セクター(残セクター4)
<記録再生開始>
セクター1 記録時期 B.C.∞
[本日付で、我々【美しい星】人の別惑星移民計画が発動された。
既に【美しい星】の命が尽きかけているのは明らかである。
我々は、この滅び行く【美しい星】から脱出しなければいけない。
私は未だに後悔している。
現在研究している【美しい星】の【自己統制システム】を用いた気候・生態系修復装置の実用化がこの【美しい星】の寿命に間に合わなかったからだ。
自らを責める理由など無いかもしれない。だが、この【美しい星】を殺し、【美しい星】人を他の惑星へと移民させなければならなくなったのは私の無能さからだ。
だから、私は志願した。移民先の星を探す調査団に。
また私が開発設計を行った惑星調査装置も船に積まれる事になった。
妻は反対した。だが、私は愛する妻にも生き残ってほしい。だからこそ、この身を捧げる事に躊躇いも無い事を告げた。
また妻を泣かせてしまった。私は最低の【人間】だ]
セクター2 記録時期 B.C.∞
[残念な事が起きた。調査団のメンバーの中に妻の名前が入っていた。
彼女もまた、私と共に旅立つ決意を固めていた。
危険な旅になる、もう戻れないかもしれないと私は言った。
しかし、妻が決意を変える事は無かった。
私は最低の【人間】だ]
セクター3 記録時期 B.C.∞
[調査団はとある【青い】【星】へと到達した。
これより、調査団はこの【星】に移民の可能性を探索する任務を開始する。
船に積んだ惑星調査装置を、この【星】に下ろす。
調査団員は、現時点では降下はせず船で待機する。
これより、この【星】の自転周期を【1日】として観測記録をつける事にする。]
セクター6 記録時期 B.C.∞
[観測記録 調査装置稼動開始より【112日】。
【青い】【星】に降下した惑星調査装置からの報告はさらに深刻になっていった。
原住民による反発、それに伴う装置に対しての破壊活動はさらに進んでいる。自衛能力を有しているとはいえ、劣勢は間違いない。事態は深刻になる一方だ。
しかし、修理を行う為には我々の誰かが【青い】【星】に降下しなければいけない。
だが、それは二度と船には戻れないという意味でもある。
私が志願すると妻に伝えた。しかし、妻は泣いて私を止めた。
しかしこの船も既に限界が近づいている。私はどうすればいい]
セクター8 記録時期 B.C.∞
[観測記録 調査装置稼動開始より【138日】。
きっと、これが最後の観測記録になるだろう。
作業中、妻の【リル】が死んだと連絡が入った。
そして先ほど【リル】を宇宙葬で弔ってきた。
私は憎い。あの【青い】【星】に住む我々を拒んだ存在全てが憎い。
もはや躊躇うことなど何も無い。
あの【星】を、我らの手に。
私はこれより、【青い】【星】に降下し惑星調査装置の修理を行う。
【リル】、愛している。これからも、ずっと]
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