情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
― 日本/町 ―
[事態は喜劇の様相を呈していた。
全ては巻き舌の似合う男が、得体の知れない現地人に
カザマのあて先メモを解読させようとした事が始まりである。]
巻き舌が似合う男
『…んで、そいつはなんて書いてあるんだい、解読のスペシャリストさんとやらよ』
解読のスペシャリスト
「ふっ。パスワードや暗号、碑文の解析ならこの梧讀(ごどく)に任せておけば心配は要らない」
巻き舌が似合う男
『ほう。じゃあこいつも読めた、ってえのかい』
ゴドク
「うむ。荷の受け取り人は、ダンリックと書かれている……」
巻き舌が似合う男
『意外だな。相手は日本人とばかり思ってたぜ』
ゴドク
「……ように見えるが、これは引っ掛けだ」
巻き舌が似合う男
『ほう? そりゃどういうことだい』
ゴドク
「…こいつは大事な品なんだろう?(機密的なイミで)」
巻き舌が似合う男
『ああ、そりゃ大事な品だろうよ(土産的なイミで)』
ゴドク
「しかもあんたはまともな運び屋じゃない」
巻き舌が似合う男
『そりゃ褒め言葉どーも』
ゴドク
「つまりだ。大事な品をあんたみたいなのに届けさせるっていうのに、わざわざ足がつくような真似はしまい。依頼主だろうが受け取り人だろうが、本名をそのまま書くメリットは薄いのさ。しかし丸っきり偽名を使ってしまっては運び屋のあんたに伝わらない…」
巻き舌が似合う男
『するとなんだい、こいつは謎解きって事か?』
ゴドク
「それも、それなりに気づけそうで気づけない、難解な謎解きさ。だが、この解読のスペシャリスト・ゴドクにとっては朝飯前だ」
巻き舌が似合う男
『ほう。ご高説、聞かせてもらおうじゃねえか』
ゴドク
「いいかい。この荷を日本に送るという事が既にヒントなんだ。日本は島国だろう? つまり内陸ではない。陸ではない。リクではない。リクはない……」
巻き舌の似合う男
『………、お前さん、大丈夫かい?」
ゴドク
「つまり、このダンリックからリクを削除した名前……「ダン」こそが受取人の真の名前だったのさ!」
[こうして、少女の形を包んだダンボールは運ばれて行く。
巻き舌が似合う男は最後まで首を傾げていたが、
他に手がかりもないと、ダンと名のつく家を探し始めた。]
[少女は眠る。
――寝息一つなく。
少女は動かない。
――起きる事を忘れた仔猫のように。
少女を包むダンボールが、最後に一つ大きく揺れて
――後はナニモ]
[遠ざかる足音。
遮断された外界の喧騒。
月の瞬きも、流れる雲の厳粛も届かない。
少女は眠り続ける。
段田弾のアパートの前で、紙の棺に閉じられたまま。
永く目覚めを忘れた少女に、覚醒の兆しも無い。
――代わりのように。
へそに繋がるノートパソコンのようなものが
人知れずダンボールの中で起動した。]
1.インターフェイスに対する過度のセクシャルハラスメントを行ってはならない。耐久性のテストを行っていない為、破損の危険性があります。
2.修復・蘇生等のサービスは行っておりません。再販や中古商品の購入は危険ですので禁止されています。不要となった場合は、必ず細かく破壊して処分して下さい。
3.初期設定は後から変更可能ですが、育成・学習機能(以下学習機能)の影響で設定が固定される場合があります。予めご了承ください。
4.インターフェイスをご利用の際は、社会へ伴う影響その他諸々を把握した上で、自己責任を以って契約して下さい。
利用規約に同意した上で、初期設定に進みますか?
yes
no
[飲まないのか、と言葉が出かかったが
喉が乾いてないのだろうと勝手に結論をつける。
対して自分はカラカラだ、
先程の戦闘……そう呼べるかは疑問だが、は
今までの自分の日常には決して存在しない物だった。
緊張と高揚、そして少しの後悔。
それらが混ざり合って、自分の口の中の水分を奪っていく。
水をもう一度、口へと運ぶ。]
人型のロボット、つまりHMを機神って呼んでるわけか?
[そんな呼称は聞いたことが無い。
そもそもHMに神などという大層な文字を付けたことすら初耳だ。]
そりゃまぁ、HMなら知ってるさ。
今の世の中、知らない奴の方が少ないぐらいだ。
[そういって、傍にあるテレビの電源を入れる。
暫くチャンネルを変えてみれば、タイミングよくHM……Endeavour社のCMが流れていた。
もはや馴染みの広告用女性キャラクターと共に、いくつもの土木用HMの映像と紹介が映し出されていく。]
……数年前に突然発表された奇跡の発明。
当時はそりゃ大騒ぎさ、人型巨大ロボットが突然実用レベルで現れたんだからな。
今や地形調査、発掘、工業……あらゆる方面でHMは大活躍ってわけだ。
[ただ座ってるのに飽きたので食事をとることにした。
向った先はラーメン店だった。
威勢のよい挨拶に続き、注文をたずねられる]
うーん、特性ラーメンにトッピングにニンニク大盛りで!!
[力強い返事と共に言葉が途切れる。
小気味良く流れる調理音を聞きながらラーメンを待った]
HM、と呼ばれているのか。
[イステは視線を蒼真からテレビへと動かす。]
――――…
かたち、は模しても
あれは脆弱に過ぎた。
劣化した模倣作、と 呼ぶべきか。
[確認するように口にした。
何か思うような少しの間。
視線は蒼真へ再び戻る。
ふたつの青は真っ直ぐに見てそらさない。奇妙に瞬きも少なかった。]
ソウマ。お前の質問を聞こう。
―市街地―
うまかった……、だけど暫くはニンニクくさいな。
まぁ、明日は学校休みだからいっか……。
[食事を終えて市街地をぶらつく。
特別、意味のある行動ではないけども何時もの行動だった]
脆弱、ね。
[空を飛ぶHM。
確かに驚きはしたが、まだ納得は出来る。
HMの軍事への使用が噂される中だ、
それが事実とすれば空戦用に飛行機ユニットを開発するのは当然だろう。
だがそれ以上に解せないのは、そんなHMを圧倒したヴォルバドスと呼ぶHM。
ハッキリ言って全てが異常だ。
本来HMは簡単に操縦出来るように作られては居ない。
操縦技術を学び然るべき所で資格を取って初めて操縦できるのである。
それを、自分が操縦出来たという事実。
さらには突然現れ突然消える機能。
これが光学迷彩による透明化というのならばまだ納得できようが……確かに文字通り、消えたのだ。]
……一体、アンタは何者だ?
―蒼真宅―
[何者か、と問われ]
――――私はイステ。
[存在を語るには少なすぎる言葉を、
イステは歌うように幾度目か口にした。
視線は蒼真に合わせたまま。]
終焉を退ける願いを歌うもの。
ヴォルバドスの魂。
[そのいずれもが、
聞くものには曖昧な輪郭であったかもしれない]
あー……聞き方が悪かったか。
[返ってきた簡潔な言葉に、思わず頬を掻く。
どこか機械を相手にしているようだ。
最小限の問いには最小限の言葉しか返ってこない。]
イステ、一体お前は何処から来たんだ?
俺はお前も……ヴォルバドスとやらも知らない。
なのにお前は、アレは俺しか操縦出来ないという。
心当たりがこれっぽっちもないんだが……?
−寝室−
・・・・・・おはよう。
僕の人生の中でもここまで妖艶な朝は初めてだ。
[目が覚めると、自分の体の上に昨晩の女性が乗っかり自分を見下ろしていた。
夢、ではない。少なくともそれだけは理解した]
悪いが自炊というものに縁が無くてね。朝食も近くのコンビニでパンを購入するくらいしかあてがない。
好物といわれてもなあ・・・・・・ご飯と味噌汁が出てくる生活には憧れる。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新