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[フィリップが当然のように思考した、落下する人体との衝突の衝撃と言うものは無い。インターフェイスの肢体は、フィリップの腕の中にふわりと収まる。]
──……
インターフェイスも、
HMも無しに現場に行っても何も出来ないぞ?
[遅れて、触れた指先がゆっくりと絡められた。]
……。
[バーニアを噴かして飛び去る
鋼の巨体を見ていたイステは
蒼真の声に、彼のほうへと顔を向ける。]
把握した。離脱する。
[手を、蒼真へと伸ばす。
絡み付いていたコードは解け、
白い指先は再び蒼真の手首を掴む。
乗り込んだときと同じように光がきらめき、
今度は一点へと加速度的に収束した。
丁度、イステの胸の辺り。
光うせたときには、
そこはもう、ただの何もない
夜の路地であった。]
インターフェイス・・・・・・?
いや、君は一体。
[女性はまるで羽毛のようにゆっくりと腕の中に納まり、だがじわじわとその重みを腕に感じていく。
幻想。
そう、この状況をそうとしか認識出来ず呆然とした。
混濁した思考を一度振り切り、一つ一つ現状を追っていく]
まず君は一体何なんだ、それに何故僕のことを知っている。
[まじまじと顔を見る。すると、どこかで観たようなその風貌]
[再び手首を掴まれれば、
ひやりとした感覚に消えない違和感を覚える。
そしてそれに気を撮られていた一瞬の間に、
漆黒の巨人は消えうせ、景色はコクピットから路地へと
。]
……夢じゃ、ないよな。
[瞬時に出て、消えるMH。
確かにここ数年で科学は一気に発達した。
だがこれは、少しばかり……いや、とんでもない程のオーバーテクノロジーであることは自分にすら解る。]
とりあえず、どこかでゆっくりと話させてくれ。
イステ……だったか?
[インターフェイスA/I=L2、その容貌は他ならぬEndeavour社の一般向けの広報用のアイコンに酷似していた。広報CMに必ず登場するヴァーチャルアイドルとでも言えば分かりやすいだろうか。]
私の名は、A/I=L2。
Endeavour社から、来た。
サラ・ミラーが代表をつとめる、あのEndeavourから。
パイロットのデータを把握しているのは、
インターフェイスとして当然だ。
[実体があるだろうと、絡めた黒手袋の指先に力を籠める。]
夢ではない、ぞ?
A/I=L2?
Endeavour社からだって?
聞いてないぞ、こんなの。
[サラは確かに自分を厚く援助してくれている。
しかし、このインターフェイスだと自分を呼ぶ女性の存在は聞かされていない。
それだけではない、彼女はフィリップの事を”パイロット”だと言っているのだ。
その絡んだ指がさらに強くフィリップの指を拘束する]
HMの搭乗経験は無い。免許も取得していない。
人違いなんじゃないのか。
[それにしても、まさかEndeavour社のイメージキャラクターと瓜二つの風貌の人間がいるとは恐れ入った]
・・・・・・本当に、人間なのか。インターフェイスとは何だ?
はぁ……、なんだよ。
皆して付き合い悪いな。
[椅子の背もたれにこれでもかというぐらい体重を掛けた。
原因は言葉の通りだった]
どいつもこいつも、彼女やらバイトだってさ。
[結局のところ、誰も相手をしてくれなかったのである。
だけど、どこか安心している自分がいる。
それは、きっとこの学生生活が自分にとってどうでもいいものだから]
[指を離さぬまま、軽く地面に降りた。
立つと少女は、フィリップを見上げる形になる。]
聞いてない。
嗚呼、そうだろう。
連絡が行く前に、私が来たのだろうな。
人違いではない。
私と共に機体に乗り込むパイロットは、
フィリップ──お前しかいない。
[広報CMでは決して浮かべないような愉快そうな様子で、口端をつり上げて喉を鳴らす。]
……私が、人間。
面白い事を言うな。
まったく、何も、知らないの、 か?
[既に得ているパイロットのデータを再スキャンしながら、首を傾けた。]
/*
A/I=L2のしゃべり方が
コードギアスのC.Cを髣髴とさせて素敵だ。
髪の毛緑色にならないかな
ところで普通に女の子言葉してる
インターフェースがいませんよ。
なんてこった。すいません。
店、か。
[それもいいが、生憎近くに喫茶店はない。
もしイステに戻る場所があるならそこへ行くことにするつもりだったが、それもアテが外れてしまった。]
……とりあえず、俺の家に行こう。
繁華街に戻るよりも、そっちの方が近い。
[そして、ふと未だに手首を掴んでいる手へと視線を落とす。]
……手、冷たいんだな。
成る程。
[少し間を空けてこう続けた]
日本古来の諺で、”キツネにつつまれる”というのがあったな。今その意味がよく判った。
現実に見えているのにまったく理解が追いつかない。こういうこともあるんだな。
[だが、こう言いながらもフィリップはいまだに女性を腕の中で抱えたままだ。自分が直面している事柄があまりに突拍子も無く、苦笑いまで浮かんでしまう]
残念ながら知らないし何も聞かされていない。サラさんからもだ。
どちらにしろ、こんな状況のまま道の真ん中にいるのも良くは無い。
・・・・・・殺風景な所ではあるが、僕の部屋で少し話さないか。まあ、何もないが。
一応言っておくが、何もしないから安心してくれ。
不快ってわけじゃねぇが………
[沸き上がるのは、一体何者かという疑問。
だが一旦、この場ではその疑問を押し止めた。
ここで感情に任せて尋ねる必要は無い。
あとでゆっくりと一つ一つ聞いて行けば良い。
そんな事を考えながら、
己の手首に残る、光の輪を見つめる。]
……とりあえず、移動しよう。
ついて来てくれ。
不快でなくとも言葉を濁すのは
何らかの理由があるのか。
私は説明すると謂った。
問われれば答えよう。
[蒼真の心の内は知らず。]
承知した。
[静かに頷くと、イステは蒼真の
少し後ろについて歩き始めた。
足早な男性の歩調にも、難なく彼女はついていっているようだった。
つかず、離れず。
はたから見ても、少々奇妙な道連れであったろうか*]
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