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ぴんぽんぱんぽ〜ん♪
[車内アナウンスが流れてきた]
ご乗車ありがとうございます〜。
[微妙なイントネーション]
この「のんびりing号」は、19日朝6:00丁度に新鹿児島駅を出発し、翌20日6:00に新八代駅に到着予定です〜。
その間は各駅停車で、約30分ほどの停車時間となっております〜。
遅れているお客様を待つために、新八代駅での停車が少し伸びるかもしれませんし伸びないかもしれません〜。
そこの所ご了承くださいませ〜。
ぽんぴんぱんぽ〜ん♪
――車両と車両の結合部分――
はっ…、わたくしとした事が…。
すっかり出歯亀失敗ですわ。
女将としてン十年、時に壁の花となりお客様の邪魔にならないようにと、気配すら消すことも出来るようになったというのに…。
美紗子、最大の汚点…。
[にゃー]
[キャリーバックの取っ手にしがみ付いたまま。
がっくし。
肩を落とす。]
やっぱりあれかしら…。
太秦に行って、また一から忍者修行を行った方がよろしいのかしら…。
ねぇ、ミーアちゃん。どう思う?
[にゃー]
[自信無さ気に腕の中の白に問い掛けてみても。返ってくる返事は一本調子で。
それが更に、美紗子の落胆を誘う。
だからと言って忍者修行とか、太秦は撮影所とか、忍者は日光とかのツッコミは不要なのだが。]
――ふっ…。
でも落ち込んでいても何も始まらないわよね?
そう、わたくしは鈍行列車での旅を満喫しに来たのであって。
今は旅館の女将でも何でも無いのだわ。
だから…
[肩で大きく溜息を一つ吐いた美紗子は、自分を鼓舞するように独り言を呟くと]
出歯亀は、やっぱり離れた所から行うべきよね。
そう思うでしょう?ミーアちゃん。
[にゃー]
[車内ドアにべったりと張り付き、中の様子を伺い始めた。まるで蜘蛛のようにべったりと。]
ふふふ、ナイスミドルとうら若き乙女達の三角関係よ!何かが起きない筈は無いわ!!
そうよ、これからこの鈍行列車で殺人事件が…。
はぁ!これこそまさしく二時間ドラマ!
おばさん刑事の活躍の場ね!!
[にゃー]
[鼓舞しすぎて、やはり思考がイっちゃって居るが、この場には誰も美紗子の暴走を留めるものは居ない。多分。]
そうよ、まだ出発まで時間が有るし。犯人はこれから乗車するかも知れないわ!それも踏まえてチェックチェック!!
[どうやら車内放送も、美紗子の耳には二時間ドラマの序章にしか聞こえなかったらしい。]
[左手に猫を抱き、右足をくの字に曲げ、いさま屋の女将は今日もお客様をしっかり見守っております。
一目と人目を間違えても気付かないほどに。
そして多分、*尿意を催すまで*]
ぴんぽんぱんぽ〜ん♪
皆様、ご乗車ありがとうございます〜。
のんびりing号は予定通り19日の6:00に新鹿児島駅を出発し、新八代駅に向かっております〜。
ただいまからお客様の元へ切符を拝見しにお伺いいたします〜。
ご協力をお願いいたします〜。
ぽんぴんぱんぽ〜ん♪
Q:電車にはペット持ち込みは可能?
A:答えはYES。但し条件がある。
ペットの持ち込みについては旅客営業規則に定められている。
「有料の手回り品扱い」になる。
「犬や猫、鳩又はこれらに類する小動物(猛獣およびヘビの類は除く)は手回り料金を支払って乗せることができる」
但し
・長さ70センチ以内
・縦横高さの合計が90センチ以内
・ケースと動物を合わせた重さ10キロ以内
である
これをあてはめると、猫の場合は、よほどの大きさでない限りOK、犬の場合は小型犬でなければ難しい。
ちなみに料金は100キロ以内一律270円。
人間よりも安く、負担も少ない。
ほほー。
えーと、お客様。お客様〜?
[連結部からドアに張り付いている美紗子に声を掛けるが、やたらと夢中になって何かを注視しているようで、さっぱり反応が無い。]
列車は現在走行中ですし、鈍行列車なので揺れます。
危険ですのでどうぞお席にお戻りください、お客様。
[というかこのまま張り付かれては、客車に移動できない]
困ったなー。
[にゃー]
……返事が想定外のところから戻ってきたわ!
えー…お客様、ペットは手荷物として籠の中に……。
……はぁ。
[妙な中腰状態で微動だにしない相手を、「足腰丈夫だなー」などとおかしな感心をしながら、芽衣はその場で小さく溜め息を漏らした]
[3人で歓談していると、車内放送からアナウンスが聞こえてきた]
切符拝見、だそうですよ。
私の実家の方ではいまだに電子化されていなくて、車内精算の時は紙にパンチャーで穴をパチパチ開けているんですよ。
【小湊鉄道 http://www1.odn.ne.jp/kominato...】
ここはどうなんでしょうね。
[ふふっと笑うと、バッグから切符をごそごそ探し出し、膝の上に置いた。
副車掌が確認に来るのに備えて]
クリーム色と朱色の単線鉄道を思い出してる。
(そういえば、随分長いこと実家に帰っていないな。
電車を乗り継ぐだけで、半日もかからずについてしまう近距離なのに。
ううん、中途半端に近いからこそ、足が遠のくのかな。
お父さんもお母さんも、たまに来るメールでしか会ってなかったな。
近くを通るようであれば、途中下車して顔だけでも出してみようかな)
1両編成のディーゼル列車。
あれに乗って通学していた頃の自分を思い出して、しばらく想い出の世界にふけってしまった。
(さすがにそろそろ切符チェックに行かねばねば〜)
[飽きることなく車内を見詰める美紗子の前に]
失礼します〜…。
[小声で呟きながら入り込み、そっと連結部の扉を開いて客車の中に滑り込む]
私の存在は空気状態…。
[遠い目]
あのお客様からも切符を見せていただかないといけないのだけど、果たして確認する機会があるのかしら?
[ポケットから真新しい改札鋏を取り出すと、カチカチと鳴らしてみる]
(このカチカチやってみたかったのよね〜)
[切符は硬券の、免許証程度のサイズのものが全員に配られている。それをこの鋏でぱちりと]
切り欠きがなぜかメロン型なのよね。
特注製だわ。
[まだ少ない車内を、客人の切符を求めて車内を*進み始めた*]
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