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[ほんのりレースのあしらわれた可愛らしい魔法少女コスチューム(赤)を、何かにとりつかれたかのような勢いで無残な姿に変えてから普通に着替え、一階へ。
手を洗い、シンクに身をかがめて肘まで洗ってから、先ほど挽いた豆で珈琲を淹れた。*]
ふむ…神とは事象の象徴としての形、事柄の擬人化に近いということだろうか。
貧乏という状態を、ひとつの形として纏め上げたものと考えるのが、しっくり来るのだろうか…。
[貧乏神の話を聞きながら、なにやら考え込んでいる]
…私に信者は…いてくれれば、もう少し生活も楽になることだろうなあ…。
[遠い目をして呟き、肩を落として溜息をついた]
変態じゃないよ!?
そこにあったから仕方なく……!
[お客さまが微妙な表情をしていても気にしていなかったのだが、流石にナタリアに変態扱いされたのは堪えたらしい。
掃除の手を止めて振り返り抗議する。
とそこに、血を流したパウロがやってきて]
虎は流石に食べられない、よね?
[やや見当違いなことを<<運び屋店員 ジョーンズ>>に尋ねた]
[貧乏神には気づかないが、セドリックの呟き>>186は聞こえる]
信者? ファンってことですにゃ?
セドリックさんの小説にファンの方はいらっしゃいませんにゃ?
[こてりと首かしげ]
ファンレター。
[セドリックの言葉>>189を復唱]
それはきっと、セドリックさんのファンの方たちが、恥ずかしがり屋さんだからですにゃ!
お手紙書くの、きっと恥ずかしいんですにゃ!
[何の根拠もないが、わかったようなことを言って、うんうんと頷いた]
>>*11
心配しなくてもいいんだよー。「笑いをこらえる」なんて中途半端な真似はしないから。
笑う時は思いっきり笑ったげるー。
[筋肉メイドと化したジョーンズの方を見ないようにしながら、さらっと]
[ナタリアの援護>>191に、うんうんとまた頷く。それからパウロが眠っているのを思い出し、はっと両手で口を押さえた]
ねこにゃ、静かにするんでしたにゃ。
[声のトーンを押さえる。お茶の入ったコップを両手で持って飲みながら、そういえば、とナタリアの方を見た]
ニャタリアさん、ニャタリアさん、ねこにゃ、溶けてしまうかもしれにゃいんですにゃ?
それとも、魔法が解けてしまうかもしれないんですにゃ?
ねこにゃ、ずっと人間でいるには、どうしたらいいんですにゃ……?
[目を閉じた時、広がる穏やかな景色を思わせる情景の穏やかさと、内包された層の深さに驚き、少し笑って*]
年の功って奴だね。
[少し目を開いて*]
魔法は、奇跡とは少し違う。
そう、いつか終わりが来るね。
ねこが、違うものに、本当に人間になるには
奇跡が必要だと思うよ。
生きているものを作ることのできる技術は、どこかにはあるかも知れないけれど、今ここでそれをしてあげる事はできない。
探すか、それとも奇跡を起こすか。
これだけ沢山の場所から人が……人じゃないのも居るけど
集まる場所だから、何か知っている人も居るのじゃないかな。
[暫くの間のんびりとした時間軸で考えていたが、肩に置かれた手で気がついた]
え、いや、ありがとう……、
……姐さん?
[重量を感じれば言葉は消える。
見下ろした。眠っているのか否か、表情は読み取れなかったが]
猫耳お嬢さん、ごめんね。
そこの棚に毛布があるんだけど、姐さんにお願いできるかな?
[空いている方の腕で棚を指し、ねこにゃにお願いをした]
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