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無いよ。
店は楽しい。
仕事も嫌いじゃあない。
でも、ここに居る理由はもう無い。
半分くらいはね。
[長靴を、靴底を上にカウンターに置いた]
それで、
もし
本気で私がそう言ったらどうするの。
ここにいる、理由……?
[返ってきた言葉を繰り返す。
ナタリアの意思が読めず、瞬きを繰り返した]
どうする、って。……俺は。
[戸惑う。
既に賽は投げられた。奇跡の為の行動はとった。時計の針は再び、動き出してしまった。
――その先のことはもはや、考えても意味はない。
けれど、そのことを悟らせるわけにはいかないから]
どうしましょう。
ここを出て……また旅でもするかな?
[嘘をついた。それが望む答えなのかは分からない]
[やりたい事を見つけるまで、と至極下らない理由で始まった事だが既に半分は意味を成就した。望むのは単純な事。ただその方法が見つからない。男が何をしたのかなど知る由もない]
ここに居れば時が止まってしまう訳ではないよ。
平穏なだけで
何も解決はしない。
そんな不安は嫌だ。
だから、
隠さないで。
置いていかないで。
目を逸らさないで。
私の知らないところへ一人で行かないで。
奇跡でも何でも構わない。
[つらつらと続く言葉の裏に、時折不安の声音を覗かせながら]
[隠している。置いていこうとしている。目を逸らそうとしている。
その言葉は真っ直ぐに心に突き刺さる。
ああでもこれも全て、後少しの辛抱]
……大丈夫だよ。
もう少しで、全て解決するから。
俺のことなんて全て忘れればいい。
忘れて、幸せになればいい。
[その言葉は、知らないところへ行こうとしているという事実の肯定。]
嫌だ。
置いて行かないで。
[奇しくも望まれた通りに我が儘に]
忘れない。
どこへも行かせない。
そんなのは嫌だよ。
[そしてもう一度名前を呼ぶ。二度目。]
[このひとがこんなに強く引き下がる姿を見たことがない。
嫌だと言って、名前を呼ばれて。
苦すぎる中の甘さに、頭がくらりと歪む。
求めるものは既に手の中。
けれどそれを壊さないで済む方法が分からない]
……ナタリア。
大切にしたいんだ。
大切に、させて欲しい。だから……、
止めないで。
[呼応するように初めて呼んだ名前は、懇願するように。]
嫌だ。
[甘美な誘いすらも拒み]
ジョーンズ、
生きたいのか、それとも――
[言葉を濁す]
どちらでも構わない。
どこへでも行って探せば良い。
一人で悲しみを負おうとしないで。
一瞬でも、絶望よりも希望を見せたんだから無理だとしても棄てないで。
置いて、行かないで。
[俯いて。
男はゆっくりと、口を開く]
――悪夢を、見たんだ。
[同じ悲しみを背負わせたく無かった。
止まれ、やめろ、そんなことをするなと。痛む心が強く止めようとしているのに]
姐さんが、皆が。この店から消え去った後の夢。
俺はそこに独りでいて……。
それでも悪魔が、目を開けろと耳元で命令する。
[それはいつか、その身体を抱きながら見た夢の話。
問われても答えなかった。けれど――言葉は止まらない]
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