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[声をかけられて、びくっとする。]
社長さん、僕の姿に気付いたのねん?
[戸棚の中からこっそりと声をかける。
基本的に誰にでも「社長さん」と呼びかけるらしい。
そして、おもむろに6面サイコロを2つ出した。]
気付いたからには、僕と勝負してもらうのねん。
サイコロを2個振って、僕の目よりも低ければ
―社長さんのお金をちょっと奪うのねん。
申し訳ありません。
私、賭け事の類はしないようにしております。
[やんわりと断った。]
何故そのような場所に居られるのですか?
ゲームをされたいのでしたら、
こちらへ来られてはどうでしょう。
[ゆっくりと立ち上がり戸棚へ向かう。
戸棚の戸を開き、手を差し伸べようとした。]
ちぇ、断られたのねん。
[つまらなそうに、募金箱を抱えて戸棚にいる。
ぼーっとこちらに向かう男の姿を眺めていた。]
社長さん、僕は貧しいのねん。
気をつけた方がいい。僕に気付く人ってのは、
近い将来貧乏になるかもしれない人なのねん。
[差しのべられた手ににやりと笑った。]
お爺様、それよりもお顔の色が悪いです。
大丈夫ですか?
[問いかける。
差し伸べた手を取られるならこたつへ共へ向かい、
取られないならそのままだろうか。]
顔色が悪いのは、こういうデザインなのねん。
健康そうな貧乏神なんてどこにもいないもんね。
[こたつに入って、ぬくぬくとしながら言う。
案外こういう温かさは嬉しいらしい。]
ではこちらへ。
お爺様、お店の中に居られたのでしたら
一声お声をかけて下されば良かったのに。
[そっと微笑む。]
こちら雑炊になります。
宜しければどうぞお食べ下さい。
[貧乏神様をこたつにお招きし、
雑炊椀とお箸を差し出した。
ここなら、貧乏神様の遊び相手にも困らないだろうか。]
貧乏神様と仰られるのですか。
私はジェラルドです。
宜しくお願い致しますね。
[ぬくぬくして嬉しそうな様子に微笑みが零れた。]
ジェラルド社長さんね。僕は貧乏神なのねん。
あ、誤解しないで欲しいのねん。
僕はお金のありそうな人のところにしか来ないもんね。
[「び」と書かれた募金箱をこたつの上に置いた。
ちょっとはお金が溜まっているらしい。]
昔から疫病神みたいに言われるけど、
僕だっていたずらでお金取っているわけではないのねん。
[ぷんぷんしている。]
ああ申し訳ありません。
貧乏神様は貧乏神という種族なのでしょうか。
私はてっきり貴方様のお名前だとばかり。
[急須から新しい湯飲みにお茶を注ぎ、
貧乏神様に差し出した。]
お腹が空かれておられるなら、
熊肉のお刺身もありますよ。
[と更に勧めた。]
貧乏神は貧乏神なのねん。それ以上でも以下でもないもんね!
[ちょっと憤慨したように顔を赤らめたけれども、
お茶を入れてもらって刺身も出してもらって
ちょっとはにかんだ。]
名前は特にないのねん。貧乏神は貧乏神なの。
自分で言うのもアレだけど、一種の神様だもんね。
[ちょっと威張った。]
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