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[……突然だが、アートは無自覚の二重人格である。アートは彼が居ることを知らないが、彼はアートの事をよく知っている。彼には名前がなかった。なぜなら彼は彼としての性格では、誰とも顔を合わせなかったから。誰もが彼を、彼の宿主と同じように「アート」と呼ぶ。]
[彼は猟奇的な性質を持ち合わせていたが、今まではただひた隠しにしていた。]
「やっぱり、気が付かなかったねぇ」
[深夜誰もが眠る時間に彼は家を抜け出し、長年探し続けてついに見つけた秘密の方法で、神殿の門を開けたのだった。……アートは自宅の地下に、数階に渡って広がる呪術系書物庫がある事を知らない。]
「念願の牙と爪も手に入れたし、今晩は何をするかな」
[まんまと人狼の体を手に入れた彼は、いかに暴れるか考える。そして、暴れるには、パラガスを筆頭とした国営隊が邪魔な事に気付いた。]
「……バラすか」
[そんな物騒な話には全く気付かず、アートはハンバーグを*頬張った*]
−神殿−
[...が神殿に到着する。]
フム…開いておる…。
[神殿の中は暗闇に覆われて見えない。後ろからアート>>5がやって来た。]
ああ、確かに開いておる。さっき隊員から聞いたが「パラガスが神殿の中を調べるので入ってはいけません。たとえ有名なお方でも…」と。
そうそう!お主に村の事を頼んで置いたのじゃ。村の事を教えてくれないかの?
その…買い物の話は興味ない…。
[アート>>6の買い物話は興味ないとは言え、中断させた...。「案内した方が良いか」確認するアート>>7に…]
できればそっちの方が助かるが、嫌なら帰っても良いのじゃが…。
[アート>>7に案内しつつ、村の中に回る…]
猫耳を生やした旅人 エリアス が見物しにやってきました。
−宿−
[...はただの水を三杯程飲んだ後、席から立つ。]
ワシは神殿に戻るとするかね。
これはワシからの奢りだ。
[...は宿から出てパラガスが捜査中の神殿に向かう**]
[なにせ宮廷魔術師なんだから、銀貨の4(6)枚ぐらいではどうってことないのかもしれないけれど]
うー……
[申し訳なさと恥ずかしさに真っ赤になって、でもハンバーグを完食した。]
ごちそうさまでした。
……。……どうしようかなぁ……。
[困ったような顔をしながら、宿を後にした。]
[アートが悩み始めた瞬間、アートの体は「彼」のものになった。アートはぐるぐると考えごとを始めてしまっていて、彼が体を動かしている事など気がつきやしない。]
「どうすっかな。そうだ、パラガスが帰ってきたら、駐屯地が炎上する仕掛けを作るか。」
[にひりと笑うその顔を見かけた者は、小さな村には居なくて……**]
[帰って大人しくしているべきだろうか、いっそ家を捨ててどこかに旅立ってみるべきだろうか、どうせなら監視の目を盗んで神殿に突入してみるべきだろうか。うーんうーんと悩んで、結局は]
……好奇心が無いと、若者として駄目だよね!
[と、どこか震える声で気合いを入れて、神殿へ向かった。]
マルスさん!
……あ、カーマンさんもこんばんはです。
神殿について、なにか解った事はありましたか?
[宮廷魔術師と将軍に訪ねながら、開いた門をじいと見つめた。]
[何もないと言われると残念そうにして]
そう……ですか。
門が開いたら一気にいろいろわかるのかとばかり。
[と言って神殿の中を除き込む。……やはり何も見えない。]
……そういえば、言い伝えとか噂では、
神殿が開くことで不幸がどうたらって言いますけど。
こういう遺跡には宝物が眠っているっていうのが、
世の中の定石だとは思いませんか?
[わくわくするように言いながら、長い服からはみ出た黄色い尻尾を*ぱたぱたとさせた*。]
−村の中−
[パラガスが率いる隊の寮が火事になっている]
不幸ってこの事か?つまらん…。
[ぼやいた後、走って寮に移動する。そして魔法を唱える]
海も水。水は雨から出来、雨は雲からできる…
[...が持っている杖の先から大量の水が降り注ぐ。その水で火事を消火活動を始める]
フンッ。宮廷魔術師をなめるな……。
カーマン「わぁこの犬可愛い!!名前は?」
アート「カーマンって言うんだよ。犬種はマルスだよ・・・」
カーマン「あ・・・あたしの名前?ま、まさか!!」
アート「そうさ。俺はカーマンの事が・・・」
マルス「わんっ!俺は犬だったのかわん!?」
次回『アートの思いとマルスの自覚』
見なくちゃ損するよ♪
※なお、次の日がEPになってしまったら「殿様蛙駅前の蕎麦屋で629村反省会」の予告となります。ご了承ください。
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