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[確かに胡散臭い。なんたって小悪魔だし。
お金のなかったマルセーや、お金はあるが買わなかったシノンに頷いて]
ありょーるさんはどうかしら……?
[売れ行きの悪さにがっかりしている小悪魔を横目に、一応ありょーるにも勧めてみた]
[と、その時、どこかから猫の鳴き声が]
あら、この野太い声……。
[きょろきょろと周囲を見回す。
+裏+ばいぶるの姿が見付かった/15(71)の鳴き声だった]
−ダンジョンB40F・左−
にゃーにゃっにゃにゃにゃー♪
[一人、ダンジョンを行きます。口ずさむのは、とある洞窟探検家の歌。虚弱な体質にも屈することなく探検を成し遂げた男のメロディが、勇気を与えてくれる気がしました。しましたが…]
……一人って、こんなに寂しいものでしたっけー…
[この迷宮にたどり着くまでは、確かに一人でここまで来たはずなのに。
誰の話し声も聞こえないダンジョンが、こんなに静かとは思いませんでした。だからこそ、歌っていた、ということでもあるのですが]
……いえっ!アワユキが全部見つけて戻れば、きっと皆さんだって元気になってくれるはずですからっ!
[怖い顔なんてする必要もなくなるはずだから。そう自分に言い聞かせて、ぐっと握りこぶしに力を入れます。
……アワユキが気にするまでもなく、お姉さんが抜け道を発見しているなんて、思いもしませんでした。
そんなときでした]
にゃっ?
[何か物音がした気がして、振り向いた先には+グー+
ぐー:5(71)の姿が!
ちょき:トラップが!
ぱー:24(61)が!]
[メイドの人の持つ議事録には、なんと最下層への抜け道が記されていると言う。>>252
ありょーるは大変喜んで、そちらの議事録へと視線を移す]
一気に最下層への道が開けましたネ、是非ともそちらに向かいたいのでス…が。
あナスたしあさんのそれも気になると言えば気になるのでス。
お金はありますけドー……腐るほど入り口に隠して来ちゃったし、あれはまだお金に換えていないから使えるかどうかも怪しいシ…。
今のワタシの所持金は6627(9999)ゲルトでス。欲しいけどどうしましょウ…。+表+
[表:好奇心のままに買うのでス。
裏:お財布の紐は固くした方が絶対に良いのでス!]
[3(6)本の炎の槍がハッピーターンの足元から出現し、奴を襲う!
甲冑のやつは+表+{表:ちゃっかり避難した。/裏:こけた。}
間合いを詰め、左手に現れた31(61)を構える。]
[整備工としての好奇心にはやはり勝てなかったようだ!
鞄から財布を取り出しては金を引っ張り出した]
あナスたしあサン、それ…整備工の名に於いてワタシがお金を出しますので、後でちょっとどんなのか調べさせてもらえると嬉しいのでス。
[あナスたしあに3500ゲルトをぐい、と押し付けた]
[うさこはゲルトを見つめる。]
「喋るすりこぎは喋るすりこぎぴょん。
変質者その2は多くを知る必要ないぴょん。
――――…変質者以上の変質者がいるぴょん。」
[うさみみうさこは闇鍋を抱えたまま、>>251なハッピーターンの様子も窺っている。]
[うさこはゲルトを見つめる。]
「喋るすりこぎは喋るすりこぎぴょん。
変質者その2は多くを知る必要ないぴょん。
――――…変質者以上の変質者がいるぴょん。36倍ぴょん?」
[うさみみうさこは闇鍋を抱えたまま、物陰から、>>251なハッピーターンの様子も窺っている。]
[ハンマーを振り下ろす!]
[ガキィイイイイン!]
[とてもそうとは思えないような金属質な音をあげて、
ハンマーは真剣白刃取りされた!]
――なにぃ!?
[先の炎もまったく効いておらぬ様子で、ハッピーターンは不敵に笑むと。
+裏+{表:ゆらり/裏:ぬらり}とその手をこちらへ伸ばし――]
――ダンジョンの外(たぶん)――
[99分後、ゲルトはうさこの後ろで遠目にダンジョンの様子を眺めていました。
うさみみ好き仲間が何やら頑張っているのを]
(ジャージ姿の人がいないけど……)
[きょろきょろしていると、入り口近くの茂みに置かれた看板に気がつきました。
うさこの方はなにか喋ろうとする様子がないので、彼女からそっと離れ、看板に近付きました]
牛……?
[>>68の牛が迷い込んで来たのだろうか]
なんだか気が抜けるわ。
小悪魔もただの商人だったし……。
[と、ありょーる>>260に声を掛けられて]
あら、買うの?
ふふ、そんな事言うまでもないじゃない。
あなたがお金を出したのだから、あなたのものよ。
[押し付けられた3500ゲルトを小悪魔に渡し、橙の球体を受け取った。
90(100)cmくらいのそれを、即座にありょーるに預ける]
『まいど!』
[小悪魔は片手を上げて、その場を去って行った
その表情は、+裏+ほくほく顔だった/こっそり小悪魔の笑みを浮かべていた**]
――ダンジョンの外(たぶん)――
[99分後、ゲルトはうさこの後ろで遠目にダンジョンの様子を眺めていました。
うさみみ好き仲間が何やら頑張っているのを]
(ジャージ姿の人がいないけど……)
誰が変質者その2だ。僕にはゲルトという名前があるんだ。
[どよーん状態から立ち直ったものの、うさみみをもふるのに再チャレンジする気力はないようです]
『ぎぃいいいいやあああああああああああ』
[主の意識から"私"をむりっくり引き剥がす、ハッピーターンの手。
思わずあげた"私"の悲鳴は、誰かの耳に届いたかもしれないし、届かなかったかもしれない。
やーめーてー〜〜……
乱暴に扱われたら、私…… 壊れちゃう。ポッ。
――じゃなくて。]
――!?
[なにかが、引き摺り出された感覚。
すぐさま後退り。
無意識に、胸を押さえる。]
なにを、した……!?
[睨みつけたハッピーターンの手の中で、白と丹の薬が砕け散る。
刹那。 全身を。 激しく襲うのは、圧倒的な虚無感。]
[――なんだ、これは。]
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