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>>155
おお、城主、御自ら埋葬の手伝いですと?!
…そういえば、この城主、性別超越して変身するようなニュアンスだったよね…
いきなり筋肉男に変身されて、墓堀り手伝われたら、どうする ? (←
[保護は要らぬだろう。アメジストの一瞥に考える。
確かに護られ、導かれる事は求めていない。
女もまた貴族の家に生まれ、大陸をいずれ覆い尽くそうと各地を舐める革命の焔を”安全”な都から見て来たが――ユーリーの指すそれは、女の生まれついての気質と言えた]
…。
[ユーリーの視線は城主を向いていたから、ハンカチが解かれて侵食の見え隠れする右腕を思う。
痛々しいだろうか。
動かせるまでにせずとも、外見だけを再生するなら…と、そこまで考えて苦笑すると、言葉を交わす二人から離れ、とろり、闇へ――]
――…死者の声なら聞こえているわ。
今のあなたを見てその彼が如何思うかは分からないけれど。
あなたに向けられた言葉を伝えておきましょうか。
[グレゴリーが吸血鬼に変じる切欠や灰にした者を思って
零された言葉ではあるが城主には与り知らぬ事]
『ユーリー殿、女性には気を付けた方が宜しいですな。』
[彼が紡いだ言葉をユーリーに向けてことと頸を傾げた]
[ラビの甘やかな言葉に…思考が停止しそうになる]
私の…しあわせ…?
[そんなことは考えたことがなかった。
ラビの指が男の頬に添えられても困惑するばかりで…
なにもできないだろう]
[薔薇の花を胸に抱いたまま、廊下を歩く。
物陰に揺れる影に気付いて、足を止めた。
そこにいたのは、人の形をした黒い影。それを恐ろしいと思わずに、声を掛けた。]
どなたか、居るのですか?
[影は娘の顔を見て、微かに動揺したように揺れ。そのまま消えてしまう。
どうしたのだろうと後を追うことをせず、首を傾げる。
――その影は。一年前に姉の命を奪った者。
そうとは知らぬまま、再び歩き始めた。]
― 城内 ―
[白い指が男の頬に寄せられる。
指先から掌全体を触れさせて添え、
もう片方の手は小鳥の胸元に添えられる。]
考えたこと、なかった?
あなたの幸せ、
あなたは、ここへ何をしに来たの?
[小鳥は男へ優しく問いかける。
闇がかいなを伸ばし包み込むように―――――。]
-- 酒庫 --
[光の入らない部屋は落ち着くのだと理解した。]
[部屋の隅で膝を抱えてうとうとと。]
消えたく、ないな。
[ぽつり。]
[まだ、見たいものがたくさんあった。]
[行きたい場所も。]
[見るだけでも、構わない。]
[知りたいことがたくさんあるんだ。]
[抱えた膝の上に顎を乗せて、口を尖らせた。]
[大きくため息をつく。]
………のど、渇いた。
[死んでも喉が渇くって、変なのだろうか?]
[トリスは、グレゴリーはどうなのだろう?]
[首をかしげて目を閉じた。]
[葡萄酒を飲んで渇きが癒えたならいいのに。]
―酒庫―
[酒は、己にとってなくてはならない伴侶も同然だった。
もう杯を手に取ることはできなくなったとしても、そこならば酒の気を感じることが出来るかもしれない。
そんな淡い期待と共に扉をすり抜けて、酒庫の中へ。]
――はっはっは、失礼!
[酒庫の中、物憂げな色を浮かべたナタリーをその目に留めて、回れ右。]
私は…
[ラビに問いかけられますます戸惑う]
私はここに呼ばれたまで…
敢えて言うなら…
「死ぬため」にここに来た…
[男の頬に添えられたラビの手…その手をそっと掴み
男は目を伏せた]
その点では目的を達成したと言えましょう…
[男は目を開け…深紅の双眸を見つめる]
あなたはなぜ…この老いぼれに優しいのですか?
― 城門 ―
[しっとりと薔薇の薫を含んで満ちる霧の中。
朱を帯びた空の色合いから、太陽が天空に顔をだしていることは知れた。眩しさが呼ぶ頭痛を堪えて眉間を揉む。
酒瓶を慎重に地面に置き、ひたりと冷たい扉肌に左手を触れた。
開くべき時を待って沈黙するぬばたまの黒い門]
あなたが、永遠とともにあるのなら永遠を。
あなたの滅びのときには滅びを望みます。
[自分の指から紋章の指輪を外して、床に置く。
吸血鬼の嫌う銀だから。
家名に依らず、ひとりの男として告げたいから。]
わたし──
ユーリが望むのはあなた自身です。
う、わっ!
[突如現れたグレゴリーにびっくりしてぽかんとする。]
[相変わらずな笑い声に、苦笑した。]
死んでも笑い声だけは変わらないのね。
[回れ右した背中に、ぽつりと。]
…ねえ、私のこと…恨んでる?
[――…待っていたら戻ってきてくれるの? と、
その眼差しは、数百年を生きた吸血鬼とも思われず、
これほどまでに切ない声は、シラブルは聞いたことがなかった。]
──必ず。
あなたがこれまでにどれほど辛い寂しい想いをしてきたとしても──
百の世紀にただひとり現れる男と認めさせてみせます。
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