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[イライダからの問い>>*2に、男は応えるのをためらった。
それは敢えて考えないようにしていたことでもあったから]
……それは――。
わたしは……あの子が健やかに暮らせるなら、そばに居られなくたって構わないと思っていました。
でも、あの子がここへやって来たと知ったときは……止めに行けない身を恨んだことを、白状します。
/*
下書き!
ダニールは、ここまで読んだ。 ( b0 )
― 男の独白 ―
赦されざる罪を負って…
自らの命を絶った
しかし、私にはそれよりも
生きて戦う事のほうが
何よりも耐え難かったのだ
/*
Σ うわーんなたりー!
今は狼吸吸血占封村村村村 だっけか。
ならあと1日で終わるかもだね。何にせよみんながんばれ。
── 城内 ──
[礼拝堂へ向かう二人のところへ赴くと告げるベルナルトと別れ、城へ戻った。
食堂のナプキンを広げて血まみれの短剣を挟み、手の汚れを洗い流す。
折り重ねた白を手にし、背筋を伸ばして歩き出した姿はいつもと変わらず。
不意に誰かと遭遇しても、殺人鬼と見間違えられることはなくなっただろう。]
── グレゴリーの部屋の前 ──
[共にリディヤを送っていった昨夜、グレゴリーの部屋は確認してある。
ロランの死体を茂みに隠してもいかず、凶器を死体に残してゆくほどの「異状」を示したグレゴリーが安閑と部屋で過ごしている確率は低く見積もっていたが、ロランの死に至るまでの理由が何かしらみつかるかもしれない可能性はある。
だが、何かが叩きつけられる音(>>16)に、その確率を修正した。
──部屋は空室ではない。]
/*
うわーニコライがうわー。
私も人狼プレイ中に父死にましたので、何か色々ーです。
システム的な意味で、通夜葬式と発言出来ないんですよね…。ガチ村だったので色々死にかけた…(そこかい)
人狼プレイが気晴らしになればと思います。
私もそうでしたから。
―礼拝堂―
[ああ、と声にならず息をのむ。
立て続けに襲う死に、娘の冷静な心さえも軋みをあげて]
シエル様は、いまどこに……?
[その答えを聞いて少しの間思案する。
ベルナルト>>19の提案に申し訳なさそうな表情を浮かべ]
私は礼拝堂に残ります。
ここは明るいですし、もうすぐ人も訪れるでしょう。
灯を絶やしたくはありませんから。
[きっとぬばたまのひと―アナスタシアも現れる。
その思惑があるのも事実。
心の中でニコライに謝罪しながら、安心させるように微笑む。
ベルナルトはそれを心配しただろうけれど、
ブランシュ様をお願いいたしますと、辞退を重ねた]
― 礼拝堂前 ―
[礼拝堂から漏れる灯火は暖かく揺れる。
黒衣の影は、建物から数メートル離れた場所にあった]
……。声をかけてみる?
[明るければ、ヒールの足跡が何度か立ち止まりながら礼拝堂の周囲を一周しているのが見えただろう。
額をじとりと濡らす冷たい汗を払い、布に包んだ数本の蝋燭を手の中で転がした]
―本棟前―
[辞退を重ねられれば、無理強いすることは出来なかった。
くれぐれも気をつけてくださいよと言い残し、カチューシャを送り届けた。
自室に戻ろうかとも思ったが、もう一度だけ外を軽く見てまわることにする。
フィグネリアが礼拝堂に残っていることもある。心配の種はなるべく少なくして、眠りに就きたかった。
きっと、ユーリーはグレゴリーに合流したであろうし]
どうか無事に、送り届けて下さいね。
そして――ベルナルト様自身も、お気をつけられて。
[どうやっても、ベルナルトを完全に信用出来ない状況。
たとえ蒼白な顔色と言葉があっても。
特に娘には、男性をより警戒する傾向が昔からあった。
それでも最後の言葉は嘘ではないけれど]
……いつの間にか、いるものと信じ込んでいる。
これも城の魔力かしら。それとも、
疑心暗鬼というものは、いつだって醜いわね。
[きっともう自分は染まっている。芯まで残さずに、全て。
ふたりの後姿を本塔へ消えるまで見送りながら、
自嘲をこめた笑みを浮かべ、思考を纏めようと*試みる*]
[どうしても、体が前に進まない。
身に流れる血に嗤われているようで、女の蛾眉は不機嫌に歪む。
唇を噛んで鉛のような足を無理に礼拝堂へと動かせば、胃の腑が捩れるような嘔気に苛まれて肩で息を吐いた]
何をムキになってるのかしら。
別に蝋燭ごときどうだっていいじゃない。
[元々、信仰心に篤いわけではなかった。吸血鬼の城に聖なる宮など馬鹿げている。
思考はそう結論付けるのに、纏わりつく重さに耐えかねて数歩下がれば、拍子抜けするほど体が軽くなった。
吸血鬼の呪われた血がそうさせるのか、親吸血鬼の言霊>>4:150に縛られているのか、判然とせず。
立ち去るでもなくその場に佇んで礼拝堂の明るい窓を見ていた]
―墓所―
[リディヤが埋葬された場所の前に佇む。
薄い金髪を、冷えた夜風が揺らす。
明日には、ニコライとロランもここに埋められることになるのだろうか]
……。
吸血されて、死んだヤツは、まだいない……。
[吸血鬼は、殖える。襲われた者は、同じ闇に堕ちる。
グレゴリーはそう言って短刀を抜いた。
もし――親吸血鬼が滅ぼされても、彼女に襲われたものが同じ吸血鬼になっていたとしたら]
――。
[首筋に穿たれた痕。
それが単なる餌となった『人間』の証であると、あって欲しいと願った**]
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