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[部屋に入ったら
もう躊躇う必要はないと言わんばかりに
ナタリーの喉に歯を立てる
悲鳴が上がっても、口を手で覆い出来るだけ外に聴こえないように
からん、と何かが落ちる音がしたが
その方に目をやる事もなかった]
[扉は開けようとする前に開いた。]
……トリス、さん。
[この人は、吸血鬼だ。]
[さっと、全身で警戒する。]
[しかしよくみればどこか昼とは違う。]
[酔っているのか、足元をつつくと倒れてしまいそうな…。]
こんばんわ。
[白い腕に目を向ける。]
[まるで自分とは正反対。]
[うらやましいとちらと思っただけだった。]
(…もし、もっと早く気がつけたなら。。
グレゴリーが吸血鬼に狙われる前に。
これ以上、不浄の魂が増えていくのは耐えられないわ。)
[明日も葬儀、ベルナルトのその言葉に重く頷く。
死ななくてもよい人間が死なないうちに、宴をやめさせたい──そう言っていたロランが死んだ。]
ロランも礼拝堂へ運んでやらないとならないが──
今は、
──グレゴリー少尉を探しに行こう。
[ここで死ぬ心算はないと豪語した男。
異母兄弟からの悪意を自力で弾き返してきた男だ。]
ひとりで戦っているわけではないことを思い知らせてやる。
>>151
(―誰が吸血鬼なのかは、まだ確信が持てない。
でも、誰を護るべき?
か弱い女性ばかりでは、やはり…。
ユーリーはよく解らない。先導しているのか、それとも…)
……わかりました。
[ユーリーの言葉に頷くも。
素直に、グレゴリーを信じて良いのか分からなかった。
めくっていたコートをかけなおす]
ごめんな。もう少し待っててくれ。
明日、きちんと祈るから。
[立ち上がって]
……今の時間なら、本棟の方にいらっしゃいますかね?
[どのみち、一度本棟に戻るつもりだ。
口調は尋ねるそれだが、足は既に動き出している]
ひっ―、あ、ふぁ、あ…
[それはとても唐突で。]
[ぶつりと皮膚が裂かれる音と、痛み。]
[上げた声は塞がれただもがくのみ。]
[意識が遠くなる。]
[後ろ手に持った青龍刀が、カランと落ちた。]
[余程自分は飢えていたのだろうか
吸血と入血のバランスがつかめない、ひたすらに貪り、同じだけ自分の血も入れる
お陰で、血の気は先程と大して変わらない
しかしーーー満たされた、と言う気分ではあった
太陽の娘を夜の娘に染めた事への征服感とでも言うべきか]
っはぁ…
[牙をナタリーの首から抜いた
立ったままだったが、そのままふら、とベッドに倒れるだろう]
──Requiescant in pace.
[死者に哀悼の意を示すベルナルトに倣って十字を切る。
本棟へと戻ることに異論はなかった。]
ところで──
先ほどは、武器の探索案に即座に対応できず、すまなかった。
あれから、地下室とやらは探してみたのか?
[どくん。]
ぅ、う…?
[どくん。]
え、あ?
[―どくん。]
っあ、ああっ、は、あ、あ―っ
[身体を抱くように悶えてうずくまる。]
[どくどくと鼓動が跳ね上がり、ぼこぼこと血が沸立つ。]
[流し込まれた吸血鬼の血は、変容を一斉に齎した。]
[まるで内側から愛撫されているかのような、悦びと―]
[身体の内側を全部削ぎ落とされていくような、苦しみ。]
[太陽は深い深いぬばたまの底へと堕ちていく。]
―礼拝堂―
[カチューシャとともに扉の中へ。
蝋燭の炎が厳かに天井や壁、そして彼を照らしていた]
――安らかに。
[跪き灯りを手向けると、目を閉じて祈りを捧げ]
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