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[やがてユーリーとフィグネリアが食堂に姿を現せば、軽い会釈をして]
葬式の時はすみませんでした。俺も、何か妙に焦っちまってたみたいで。
……ニコライさん、お亡くなりになったと聞きました。
[思考している間に、耳の中に入ってきた情報であった。
口には出さないが、聞いた限りでは――自死だろうな、と。そう思っていた。
それから、軽く会話を交わしたかもしれない。適当なところで]
そうだ。それでですね。レオノヴィチ様……ユーリーさんとお呼びしても宜しいでしょうか?
あなたが使っていらしたハンカチを、三階の廊下で見つけました。
俺と一緒に居たアナスタシアさんが持ってらっしゃるはずです。
[事実だけ伝えればいいかな。
何ともないことのように口に出し、食堂を後にした]
―夜/井戸端―
[一応外の様子を見てから寝ようと思った。
アナスタシアはもう自室に戻っているだろう。グレゴリーは親吸血鬼を探しているのだろうか?
漂う薔薇の香りには、もう慣れた。本棟の二階にそれとなく目を向けながら、足をひきずる]
ニコライさん……
[二階から地面に『落ちた』という、貿易商。言葉はほとんど交わさなかった。
死にたいと願うならば、死ねば良いのだ。いつでも、死ぬための道具は揃っている。
死を願っているくせに――その死が、甘やかなものであることを要求している、自分]
ただの我侭じゃねえか。
[左足がずきりと痛んだ。顔を顰めた拍子に、視線が下へと落ちる。
人の気配は――ない。宵闇のなか、井戸のそばに、あれは?]
…決断、不浄なる魂…。
ねえ…望みを繋げるなら。私は何をすればいい…?
[通常の道理に則れば、子供の冗談だと一笑に付す話。
…けれど。その目を見れば、どうしてそれが言えようか。
恐らく、カチューシャには自分の見えないものが視える。
それは話に上がっていた不死たる魔物の気なのか──
…目の前の少女は、重い運命を背負っているように思われた]
……どういうことだ!
[ロランの遺体の傍らで、青年は困惑の声を上げる。
虜囚を引き取った青年が、背中に短刀を刺されて死んでいた。
恐る恐る手を伸ばし、触れる。間違いない、これは、さっき見た――]
何で、よりによって――
親吸血鬼は、女なんじゃなかったのか!?
[喉の奥から悲鳴じみた声を絞り出す。
考えがまとまらない。死体が一つ、吸血されて死んだのではない死体が一つ。
静かな、それでいて深い混乱が押し寄せてくる。
呆然と、ロランの遺体の傍らに立ちつくしていた。**]
―井戸端・夜―
[漠然とした足取りで彷徨う。
礼拝堂/薔薇園/城門――最後にそこへと足を向けたのは偶然ではなく、そこ以外は見て回ったから。]
……屋内まで踏み込む手間が省けた。
[闇夜から響いた叫びに、口の中で笑みを漏らした>>13。
瞳に力を入れる。井戸の傍、向かい合いしゃがみ込む二人>>15。
まず視認したのは/叫びの声の主だという確信/アナスタシア。
その手前の影、こちらに背を向けて蹲る影/男のもの。
ユーリー/否――ベルナルト/否――ニコライ/否。]
――。
[歪んだ喜色に頬が強張る/こんな時間に、こんな場所で、吸血鬼と二人で。
嗚呼、やはりこの男は――。]
[三/懐に手をやり、短刀の柄を握りしめる。
気付かれてはならない。まだ、距離がある故に。
二/懐に手を入れたまま、足を滑らせる。
徐々に間合いを詰める。夜のぬばたまと境を朧にする黒髪――まだ遠い。]
一/懐から手を抜く。息を顰める。
三歩走れば届く間合い。薄い夜霧は味方となるか。
零/ロランの黒髪と、闇夜の境に境界を見出す/飛び出す。]
[失態/失敗=捉えたはずの背中は、浅い手応えを残して消え去った>>16。]
はっはっは。
やはり、夜の吸血鬼を舐めるものじゃあ無かったですな。
[その言葉はどちらに向けてのことだったか。
短刀の刃先を指で拭う/潤滑油の様に暖かく滑る。
嗅げば、鉄の匂いがする事だろう/つまりは、殺せる。
二の太刀に移ろうかと体を深く沈め、バネを蓄える。
不意な質問/ロランからではなく、アナスタシア/ユーリーの言葉を思い出す。]
死ぬのは御免ですな……。
だから、私に殺されろ――化け物共ッ!!
[一足で飛び込む/銀閃を突き出す/女の影が揺れ、銀閃を飲み込んだ――。]
――ぬッ!?
[仕留めたと錯覚/一瞬の思考の停滞=伝わるべき手応えが無い。
短刀が貫いたものは、女の髪が落とした深い影。
避けられた驚き/判断を違えた戸惑いに一拍、動きが遅れる。
視界から雲散霧消したかのように見えた女の姿を探そうと振り向く/何もかもが遅かった。]
放せッ!
[短刀を持つ手を絡めとられ、もう一方は首にまわされる。
恐ろしい力/全身が銅像にでもなった様/まるで動かすことが出来ない。
女の声が耳朶に響く――甘く熱い毒の様な響き。まるで自信の熱を奪われるかのよう。
その熱は耳元から、徐々に下っていき――。]
――ガ、ァ……。
[首筋にて弾ける熱/切り裂かれた肌の痛みなど飛ぶほどの衝撃。
己の血の/肉の/魂の熱。全てが首筋から外へ流れる/奪われて逝く。]
代わりに注がれるのは――ぬばたま/闇夜/しんと冷える、濡れ羽色。
己の熱が消える/己が注がれた色に染まる/己が書き換えられていく恐怖に抗う/抗いたい/抗えるのか?
目に映るのは、ぬばたまの色のみ**。]
―― 食堂 ――
[最初の晩とは、かけ離れた沈鬱な晩餐の席。
フィグネリアの座る椅子を引き、ベルナルトから弔辞を受け取る。
イーミャで呼んでもいいかという申し出には、彼の目を見て微笑した。]
無論。
君の方から距離を縮めてくれたことを嬉しく思う。
[もうひとつの情報には、しばし黙止した後、フィグネリアの指へと視線を移す。]
ああ…思い出した。
[あれもまた「ダニール」の持ち物なのだろう。
アナスタシアの手に戻ったのは、なにかの絆のなせる業かもしれない。
アナスタシアの心中は穏やかではあるまいと思う一方で――]
…彼女に、これほどまでに想われている「ダニール」は果報者だな。
/*
主様の甘味云々だけ返信したかったけどいい案思いつかなかった。
ぐれごりーさんの人はやっぱり私の知っている人かしら。
――嗚呼。
また、……血の香り。
[美しく甘く囀る小鳥の血が今は城主を満たしている。
餓えも渇きも感じはしない。
それに血に惑うのは己が不安定になる一人きりの時。
吸血の衝動に苛まれることなく
それでも甘く香る其れに口腔で蠢く舌先が鋭い牙をなぞる]
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