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ダニールは、ここまで読んだ。 ( b1 )
―酒庫―
やっべぇな。
こいつは絶品だ。
[何口か葡萄の酒を呑んで漏らした感想。
朝食を食べたばかりではあるものの、喉にすんなりと染みこんでいく]
同じ『あか』だけど……味は全然違うんだろうか。
俺には血なんて鉄臭い匂いしか感じねーけど、飲む人が飲めば酒よりもうめえのかな……
[再び地下の暗がりに酒瓶を翳す。
戦場に散った『あか』も、こうして瓶に集められれば美しく輝いたのだろうか]
え、アナスタシアさんが反社会的だった…?
[アナスタシア>>62に想像できません、と首をかしげる。]
私も反抗的…な部分はありますけどね。
[活発である理由に姉への反抗心があることを今は自覚していた。]
[どうしても比較されるならば、違う土俵で姉の上を行けばいいと。]
[結果それが自分の願望を膨らませてしまうことになったのだが―]
[そこまでは気がついてはいない。]
―ん?
[舌打ちのような音が聞こえた気がして、瞬いた。]
[けれど薔薇が似合うと言われてうふふと笑う。]
薔薇が似合うって…私もちょっとオトナになったかなって。
そんな風に思っちゃいます。
[くすくす、と屈託なくうれしそうに。]
わっ、ありがとうございます。
[吸血鬼の伝承の本を受け取って、ぺこりと。]
[それから書棚を離れ、近くの椅子に座って頁を捲る。]
[おどろおどろしく描かれた挿絵やエピソードを流し読んで、これはと思った。]
[自分が抱いていた印象よりもずっと…恐ろしいものとして描かれている。]
[ただ、なんとなく得心が行かなくて―]
[ううん、と小さく悩むような声を漏らし*頁を送る。*]
どんなもんなんだろうな。
やっぱ痛ぇのかな。
[だれも居ない酒庫に、男の笑い声が響く。
臆病な青年は、首筋に掌を当てて笑う。
贄の少女の甘い声。彼女には傷跡はなかった――けれど]
よし。
こいつは失敬させてもらおうっと。
[瓶の口に無理矢理栓を詰めなおし、青年はボトルを抱えて酒庫を去る。
少しぶらついた後、部屋にボトルを置きに行く心算**]
──…。
[不安ならばひとりきりにならないように、と告げたことが、むしろ客たちの間に互いへの不信を増した様を観察している。
「誰がそう(吸血鬼)だと判らないのに」というヴェロニカの第一声は、避けるべきものが見えていない彼女の状況をストレートに伝えており、
即座にロランの体調を気遣うニコライは善良そのものと感じた。
このふたりが吸血鬼であることは、まずないと判断する。]
[他の者たちはよくわからない。
追従して疑惑を避けようとするようにも、そもそも相部屋に慣れていない貴族としての拒絶反応ともとれる範疇。
ベルナルトの興味なさそうな声に、彼は生きることに飽いたのかと少しだけ気がかりになった。
昨夜同様に目立たぬ態で食堂を出てゆく背を見送る。
彼を密偵として使えたなら便利だろうと思うが、その方面は現時点では未知数のまま。]
だめだ、何度見ても「リーリャ」に噴いてしまう。
多分ニコライの人は、初めてお会いするのかな。
「あえてリーリャの名前をネタで出す」という感じの人は、いないと思うから。
[感情を抑えることは慣れている。
貴族ゆえではない、そうせずにはいられなかっただけだけれど。
気づかぬうちに零れていた雫を拭い、
ふらつく足のまま、リディヤを抱くニコライの下へ]
――あなたは、Lily of the valley(鈴蘭)のようだった。
[彼女の顔を覗く。安らかに、微笑むようなそれ。
かすかに震える白い指が、少女の額に掛かる髪を直した。
ニコライはそれにどう反応しただろう。
誰かが礼拝堂に来るまで、ただ静かに佇んで**]
[吸血鬼の能力が伝承どおりなら数でかかっても太刀打ちできないと示唆するトリストラムに向き直り、テーブルに肘をついて指先を組み合わせた。]
孤立しないことによる得策を説明します。
数を集めることによる、犯行側への心理的圧力。
民間の方に、魔物を退治せよとまでは求めません。
相互監視によって、誰が敵なのか、発見さえすればいいのです。
後のことは戦い方を知る者――グリゴリー少尉がわかっておられる。
[立役者グレゴリーの仕掛けに加担した。]
しかし、聖別された武器についての貴重な情報…あるいは伝聞をありがとうございます。
[吸血鬼に関する伝承をすべて鵜呑みにしたら、この部屋は護符の類で埋まるだろうかと思いつつ。]
[ロランが投げかけた「人を信じているんですね。立派だなあ」というあっけらかんとした感想。
そして、「己を信じる前に、他人を信じるのか」というオリガの問い。
むやみに人の手をとるのは、信用ではなく盲信だとカチューシャは評した。
組んだ指先を軽く唇にあて、恬淡と抑制された声で応える。]
わたしは自分を疑ったことはない。
そして「他者は自分と同程度に信用すべきだ」と、これは父が常日頃、わたしに諭していたことです。
むろん、父はその信念を守った結果を身をもって示したのだけれど。
[──「人は自分が見たいと思うものしか見ない」
いにしえのユリウス・カエサルの言葉を思う。]
[自身の魂は清浄であり、怯えは正常だという白薔薇の少女の論拠。
──それならば、この提案をしたわたしこそが、
もっとも怯えから遠いものを。
だが、それを自ら口にすることはせず。
誰かがそこに気づけば、こちらに向けられるであろう疑惑の刃を思い、唇薄く微笑んだ。]
単独行動をするなと、強要することはしません。
これはひとつの提案に過ぎない。
どうぞ、ご自身によかれと思う方法をお取りください。
わたしも──そうするでしょう。
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