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―礼拝堂―
[酒庫にあった城主の姿が闇に包まれその闇も霧散して
次にその姿を現すは礼拝堂の奥。
小鳥を繋いでいたモノ――切り裂かれた白き布に手を伸ばした]
囚われの小鳥は籠の外――…
逃げたのであれば此処には戻らない、ね。
[確認すれば伸ばした手が空を掴む。
その瞬間、彼女の為に誂えた礼拝堂の装飾は掻き消えて
人の良く知る本来の礼拝堂の姿が現れる]
屈すればあれほど苛まれることもないものを……
可愛い小鳥、強情な小鳥、――…
[謡うように紡がれる声からは感情の色は見えない]
―礼拝堂―
小鳥の囀りを聞けぬであれば此処に用はない、ね。
[自分には似合わぬ場所だと知っている。
微苦笑を浮かべ扉を閉ざすが鍵はかけず]
人は救いを求めるもの……と、何処かで聞いた気がする。
開けておいた方が良い、かな。
あのこも此処は苦手のようだし。
[ぽつりと呟きを残して城主の姿は闇にとけた**]
/*
……ラビロラン組は腹上死展でも狙ってるのかと思っていたが、
まあロラン主導ならないだろうなあ。
でもかわいいからいいか。
ダニールにとって、ナースチャは「自分が女だったらこんな感じ(性格は除く)」っていう存在なんだよね。
ほらこの人、オカマではないけど両性・中性的な要素あるから。
だから、ナースチャが誰かとエロってるの見たら、「女の自分」が交わってるように錯覚(想像)して興奮しそうよ。
メモを見て思ったこと。
お疲れ様とボクに言う、
墓下の眷属と亡霊の顔(メーフィエ・ダニール)が怖いこと。
格差がシュールだな。
ダニールは、ここまで読んだ。 ( b0 )
[気絶したラビをそっと姫抱きにして抱えた。
とはいえ抱えた本人も体力が無いから、当然の様によろける…けれど、
なんとか、堪える。
傍に誰か居れば、俺は自室に戻るから…と声を。
誰も居なければ黙って一度城主の扉を見上げて。
踵を返し、覚束ない足取りながらもラビを連れて
程なく2階の自室に辿り着くだろう]
―― 自室 ――
…ラビ……
[愛しげに其の名を呼ぶ。
白薔薇の様にふぅわりと裾が広がった白いドレスは
しっとりと彼女の身を包んでいた。蠱惑的な姿態を露にする其の様。
質量のある胸元は、荒い呼吸と共に大きく上下している。
眦に涙の跡を、見つければ。
そっと唇を近づけて…僅かに残った小さな真珠を舌先で拭った。
薄い塩味。けれど甘くて――]
[此れまでの空白を埋めるかの様に、
青年は飽きもせず、眠った娘の貌を眺めている。
寝台の横に置いた蝋燭が、灯りを、影を、姿態の上に揺らめかせた。
やがて…どのくらい経ったか、それとも僅かな時間だったか。
ラビがゆっくり目を覚ました。
『…、―――…あぁ…』と。深い懊悩を秘めた吐息を、零しながら]
……おはよう、ラビ…。
[青年は緩く微笑う。
娘の玲瓏さは再び帳を降ろし、だから其処に居るのは熱に浮かされた小鳥。
けれど最初に逢った時と違うのは、]
『――…ろらん、』
[自分の名を呼んで、求めてくれることだった…]
[何も為さず、無意味に、誰とも繋がりなど無く、
死んで――ゆくと思っていた。
それならばいっそ、吸血鬼の食事にでも此の身を捧げれば、
血くらいは無駄にならず活用出来るのではと考えた。
己が望んだ、其れが結末。
けれど]
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