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[生前の記憶を全て取り戻した。まずは…あの人にお礼をいいたい…向かった先は…キッチン]
お茶会の準備をしてるって聞いたけど…
[キッチンに足を踏み入れると、そこにはイヴァンが。林檎のありかを城主に聞いている。]
林檎なら…あっちの森に沢山ありますよ。とってきましょうか?
……終わったの…?
[鐘が鳴った──門が、開く音を、伴って。
陽光に照らされる朝霧が眩しくて、一時目を閉じて。
──すると、城に多数の気配が現れた、
其を確認すると哀しむような、笑うような表情になる──
そうして、大きく深呼吸をし、頬に零す涙を拭って、歩き出す。
→墓場へ]
─墓場─
…どうか。永久の安寧を…
[今度は眷族に許可を得ると、幾らかの花を手折って墓場へと運んだ──
…吸血鬼には薔薇の花を、人間には他の花を選んで。
墓場に、色とりどりの花が咲いた。その光景に、数日前に見た顔を浮かばせて]
……私は、貴方達の事を忘れないわ。
私が、『祈られる』その日まで──
[そっと、花に向かって微笑む。その瞳には、もう涙は*なかった*]
/*
多分、この後
お茶会に参加したり
門番に「またくるね。べ、別に城主に会いに来る訳じゃないんだからっ、お祈りに来るんだからねっ!」とか言ったりするんだと思う。
きっと、門を出たら聖女になるよ!って感じがする。
[イヴァンに言われ、素晴らしい提案を聞いたようにローズグレイを輝かせる。>>53]
分かりましたわ。
丁度着替えたいと思っていましたし。
宴……よりも楽しくなりそうですわね。
[ついで、というのは客人たちに失礼かもしれないが。
そう言った方が客人として扱ってくれている彼が、気を使わないと思って。
キッチンから出る前、イヴァンを振り返り。]
……後で、お姉様の話を聞かせていただけますか?
[離れていた間の姉の話を聞きたいと、そう頼んで自室へと向かった。
着替えを終えてから、人が集まる城門へと向かっただろう――新たなこの城の住人として、皆をお茶会へと案内する為に。]
[主の返答を待たずしてオーブンに火を入れていると、アリョールがやって来た]
ちょうど今は林檎の季節なんすか―――あ。
[季節感に乏しい男はアリョールの姿を見てその言葉を途中で途切れさせた]
……足が、ある。
と、ところで城門へ行けば良いのか、キッチンへ行けばいいのか、サロンに行けば良いのか分かってない眷族がここにいまs
[オリガがキッチンを出て行ったのはアリョールが来る前だったか後だったか。
姉の話を聞かせて欲しい、と言われると>>63]
……分かりました。
ディアーナ様とは、数えるほどしか言葉を交わしていませんが、どういう印象を持ったか、などでも良ければ。
[はっきりと頷いてみせた]
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