情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[意思の滲むユーリーの言葉を聞けば少しだけ安堵したような
それでいて何処か淋しげな色が白い顔を彩る。
一度瞼を伏せてから、彼を見上げ]
その言葉を聞けば、あのこも安心するでしょう。
[彼の生きる場所は此処ではない何処か。
既に選んでいるものと思っているからそれを疑わない。
コク、と其れに同意するような頷きをみせた。
城主はロランをまつろわぬ血を持つ者と思っていたのだけれど
この人もまたそうなのかもしれぬ、とそんなことを感じていた]
[ユーリーからの三つの質問には瑠璃が驚いたように瞠られる。
はたり、瞬いてから、城主は綻ぶような笑みを浮かべた]
――…言わなくても知っているとばかり思っていたわ。
ひとつ
私は吸血鬼、人の血を喰らう魔性に相違ない。
[一つ目の質問には思いのほかすんなりと言葉が出た。
二つ目の質問には少しだけ考えるように頸を傾げる]
ふたつ
――…嫌いではないよ。
[己の感情を理解し上手く口に出来ぬ女は迷いながらそう告げた]
[最後の質問には思い返すような間が空く。
ユーリーへと向けた言葉に偽りを混ぜた記憶は無く]
最後に、
嘘を吐いた心算は無いわ。
[素直に彼に答えてみるものの
如何してそのような質問をされるのかが分からない]
嗚呼、けれど……
私はあなたに隠し事をしていた。
[問われなかったから言わなかっただけ。
けれどあの時問われなかった事に何処かで安堵していた。
僅かな途惑いを感じながらもそれを口にする]
ダニールは、ここまで読んだ。 ( b24 )
[白薔薇思わせるアナスタシアの笑みに瑠璃色がふっと和らぐ]
纏まらぬ思いでも――
知らぬより知っておいた方が良いか、と、ね。
[如何にもほおっておけぬ彼女の兄と彼女に対しての城主のお節介。
彼女が駄目ねぇと紡いだその人の最期が
ユーリーが釦を落として其れを追ったように
『取れたボタンを階段から落として、
拾おうとした拍子に自分も転落した』
だなんて、城主も未だに知らない事なのだけれど**]
―本塔→外へ―
[見えぬ空は既に、瑠璃から菫へ変わっているのか。
霧深いこの場所でも闇夜は淡く色を薄め、
赤や白の薔薇を、白百合を、――全てを、包み込んでいる。
葉から落ちる透明な水滴はきらりと光った]
…………。
[白い薔薇の茎。立ち止まり、無造作に指を滑らせれば。
鋭い棘は白い肌に朱の珠を浮かばせ、
ゆっくりと伝い花弁に落ちる間、傷は既に塞がり始める。
ほんの少し前とは、もう違う生き物なのだ。
吸血鬼ほどではなくとも人間よりはるかに早く、治癒して。
娘はそれを噛み締めるように見届け、
赤に染まった薔薇を摘むと足は城門へと]
[ナタリーの消えた場所。
風に舞っていた白銀の灰は、そこに残ってはいなかった。
跪き、地面に手を触れさせる。
吸血鬼となり、最期、何を想っていたかは分からないけれど、
グレゴリーとユーリーに向けた叫びは覚えている]
私、貴女ともっとお話したかった。
初めてだったの。あんな笑顔を、向けてくれたひと。
――――。
[ナタリーは死に、グレゴリーは吸血鬼となり、
自らは人間ではなくなり、そしてグレゴリーを殺した]
[生を望んだだろう、者ばかりだと]
[なのに何故自分は。
そう考えることは、死者への冒涜なのだろうか]
ダニールの遺体は、服を脱がされるなり埋葬用に着替えさせられるなりして埋められているのかねぇ。
取れたボタンは、ちゃんと眷属さんが繕ってくれたのよ。
[血に染まった薔薇を手向けはしない。
娘の幻想かもしれない、でも今どこかにナタリーがいるなら、
似合うのは太陽を向く草原の花だと思うから]
[彼女が、アナスタシアが、グレゴリーを噛まなければ]
[そしてそのナタリーが――。
考えても何もかも遅く、ただの自らへの慰めだと分かっている]
[絡まった思考は、もう解けることはない]
――今の私は、人間? 吸血鬼?
そのどちらでもない半端もの、ということかしら。
[アナスタシアの口ぶりでは、そうなのだろう。
誰も来ないなら礼拝堂へ赴き
静謐な空気の中、ただじっと椅子に座り祭壇を*眺め*]
ナースチャは、広義のツンデレぽい。
かなりツンに寄っているから、ト書きがないと分かりにくいレベルの。
ダニール視点だと、自分が一方的に心配したり後をついて回ったりしてる気分だったんじゃないかな?
「そもそもどうして妹がここへ来たのか」って部分がキーなんだけど。
ダニールは、ここまで読んだ。 ( b25 )
/*
フィグの思考、周りから見たら不自然だろうなぁ。
私も追いきれて居ない自信があるので。
人間の感情は難しい……。
ただナタリーに一目ぼれレベルだったのは、確か(←
/*
アナスタシア様のターン! どきどき。
ユーリー&アナスタシアの発想は予想の斜め上加減が、
すご過ぎて、もう尊敬しか出来ないです。
こういうRPが出来るようになりたい……。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 エピローグ 終了 / 最新