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―ヴェロニカの部屋―
[静かに、絨毯を確かに踏みしめ、彼女の部屋を訪れる。
そこにはカチューシャの姿もあったろうか。
ハンカチで拭いきれなかった血を落とし、
ヴェロニカが貸してくれるという服を身に纏った]
アルマゾフ様、有難うございます。
……リディヤ様のロザリオを、貴女が持たれていたのですね。
[書庫ではユーリーの元にあったそれ。
どのような経緯かは知らぬが、
柔らかさの中に強い意志を秘める彼女に渡り、よかったと思う。
だからそこに咎める色などは浮かばない。ただ]
申し訳ありません。
私の母である彼を――自らが灰にしようと決めていたのに。
貴女に、止めを……。
[ヴェロニカはカチューシャを守ろうとした。
そうとは分かっているが、
彼女に止めを刺させてしまったことは胸を痛ませて]
…………。
[グレゴリーの、アナスタシアの、ユーリーの、
様々な表情が浮かび上がり、少しの間沈黙する]
―食堂―
[そうして何か言葉を交わしながら、
ふたりと共にだったか、食堂かサロンへと移動する]
……美味しい。
[淹れられた紅茶にそう呟く。
温かさが体温の低い身体に浸透すれば、小さく息をついた。
内に出来た空洞を埋めてくれればと思うほど、
その味と香りは娘の精神を落ち着かせてくれるもので]
[だからだろうか。
ヴェロニカの瞳を見つめ、問いかけた]
……吸血鬼を滅ぼせば、城門は開く。
そしてあるいは皆が吸血鬼になれば、と。
貴女はどちらを選ぼうと思われますか。
[彼女には娘の姿はどう映っているのだろう。
吸血鬼か、それともまだ人間寄りにか。
それを問うことなく、彼女の答えがどうであろうと聞けたなら、
空のカップを置いて立ち上がる]
外の空気を吸いに、庭へ行って参りますわ。
すぐに戻りますので心配なさらずに。
[淡い笑みを浮かべ、丁寧に紅茶の礼を言って。
カチューシャもいたなら祈りへの感謝も。
そうして扉の向こう、朝霧の漂う庭へ*消えてゆく*]
―回想―
[カチューシャの声が何かを紡ぐ>>4。
言葉が重ねられるにつれ、密度を増す空気――。]
ふむ、本物の聖女でしたか。
[ヴァンパイヤ・ハンターを詐称した己とは随分と違う。
軽い激突音。気にも留めず聖女へと歩を進めると、目の前にマイン・ゴーシュを構えたヴェロニカが行く手を塞ごうとする>>15。]
――役立たずが。
[目の前にこの女が立ちはだかるということは、フィグネリアが足止めに失敗したという事。
簡単に排除できる障害――そう思い、娘を睨みつけようと姿を探したが、その姿を見つけられる事はなかった。
何処だ――。]
――!
[直感で振り向き、封印の意味をようやく悟った>>17。
第一、吸血鬼は親に逆らい得ない。
どれ程フィグネリアが自身を憎もうとも、彼女は親である自身に刃向かう事など不可能――の筈だった。
ならば、目の前に居るこの女は、一体誰にその短剣を向けている?]
――ァ!
[第二、吸血鬼は、人間よりも遥かに力が強い。
所詮は女の振るう一撃、気付いてしまえば避けることなど造作もない――筈だった。
ならば、この身は何故反応できない?
まるで水中に放り込まれたような感覚――目では追える。思考も先回りできる。
なのに、肝心の体が動かない――否、動かないと錯覚してしまう程、鈍い。]
――ハ。
[振り向き、呆けた声が口から漏れた>>25。
この、カチューシャ嬢と私の間に居るのは誰だ?
――ヴェロニカ嬢だ。ずっと前から立ちはだかってたぜ?
ああ、忘れてた。ならば、彼女が手にしているものは何だ?
――ロザリオだな。お前をリディヤ嬢ちゃんと同じにするんだろうよ。
そうか、では最期の質問だ。あれに貫かれたら、私はどうなる?
――。]
――ア、グァ……!
[胸の中心に、ロザリオが吸いこまれていく>>26。
体内を火炎が吹き荒れる錯覚に、『ああ、だから死した吸血鬼は灰になるのか』と場違いな感想を浮かべた。
神経は焼き切られたのか、指一本動かせず、視界も黒に染まる。
己が屍は土に戻る事はないと、なんとなくだが確信した。]
ダニールは、ここまで読んだ。 ( b23 )
[闇に溶けつつふらふらと彷徨うと、白薔薇の衣装の少女を見かけた]
あれ…あなたは、ロランと一緒にいた方です…よね…?
[男は思わず声をかけていた。
ラビが礼拝堂に囚われていたことは知らなかったが、男が亡霊になってから、ロランと一緒にいるところを見かけてはいた]
突然お声をかけて申し訳ありません。私はニコライと申します。
[今となっては、姓など意味が無い、そう考えて敢えて名乗らず]
ロランと…あれは旧知の仲なのですが…彼と睦まじくしておられるのをお見かけしたので…
いつの間にこのようなお嬢さんと睦まじくなったのかと…
すみませんな。
[苦笑とも照れ笑いともつかない微笑をラビに向けた**]
[遠まわしの固辞。
図らずも心を試されて、傷ついたように唇が歪む。ざわりと伸びようとする犬歯と、渇えに鳴く喉を忌々しいと思う]
そうね…情熱的に迫ってその首を差し出すのなら、ひょっとしたら考えてあげるかも?
[揶揄う言葉と掠れた笑い。
今ニンゲンの、ユーリーの血を受ければ、箍が外れてしまう気がして怖かった。
欲の深さは腕一本分では済まないから。とどめられなくなれば、吸血鬼の牙は充たされるまで獲物を放そうとはしないだろうと、思う]
[己の道をかけた問を発した後、「ダニールの言葉」を伝えるイライダと、それに応えるアナスタシアの柔らかな笑顔とを眺めている。
囚われた黒と囲い込む銀は、いずれも優雅で毅然とした風格をそなえ――
ユーリーはふと、イライダもかつてはこの「理」への試練に直面したことがあるのではないかと想像した。]
[イライダは、ただ言葉を伝えるためだけにここを訪れたのか?
先ほどのアナスタシアの計画を、見えない僕の誰かが城主に報告したこともありえる。
城門を壊されることは、城主としてのイライダの立場として好しとするところではあるまい。
イライダが城門を閉ざすのにかけた「理」を知った今では、正直なところ門を壊しても外へ出るとことは不可能ではないかとユーリーは考えている。
けれども――、
希望をもって為す者に協力を惜しまない――それは、自分がグレゴリーにしてもらったことのひとつだから、自分もアナスタシアを援けたいと思う。]
アナスタシア佳いなぁw
村の終了条件からすると、アナスタシア的バッドエンド(「理」にそった城門開放)にならないためには、城主吊りしかないような。
ユーリーもアナスタシアも、まっすぐに終了条件を目指さない目標を設定してるから、大変ですねw
この村の吸血鬼は、生前の記憶をもったままだから、バトルしづらい気がする。
前におれが吸血鬼化したときは、ガッツリ記憶なくして攻撃してた←
[此度の客人は変わり者が多い。
このような宴に招いた私を未だ城主として扱う。
ユーリーの眸に恐れの色は見られなかった。
その対応は初めて出逢ったあの時と変わりないように思え、惑う。
――彼と話した私はどのような私だっただろう。
一瞬過ぎる奥底の不安を押し隠し、城主は漸く微かな笑みを浮かべた]
待ちきれずに逢いに来たのだと言ったらあなたは笑うかしら。
――…もう、忘れられてしまったのかと思っていたわ。
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