611 ぬばたまの檻
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退屈は嫌い。
[退屈を求める眷族が居る事も承知している。
それも個性と思いそれさえも認めるのだけど。
退屈を嫌うが故に城主は宴を開く。
血を喰らう魔性は人との関わりを断ち切れぬ――]
( *1 ) 2011/01/22(土) 13:57:02
―自室―
[血の匂い。焦げた煙の匂い。悲鳴。怒号。呻き声。
逃れようとした左足を強く掴まれる。
振りほどこうともがけばもがくほど、力は強くなる。
胸元の拳銃を半ば無意識に引きぬいて、撃っても――撃っても。
掴んだ手が離れることはない。
気がついたら、四方八方から白い手が己に向かって伸ばされていた。
無数の手、無数の瞳、充満する血の匂いと怨嗟――]
うわあっ、あ、あ、
[叫び声で目がさめるのは毎度のことだった。
疲労は軽減するばかりか、夢のせいで増幅しているのではないかとすら思える]
( 124 ) 2011/01/22(土) 14:01:08
[少し躊躇いを感じつつも、用意された着替えに袖を通す。深紅のシャツと黒いズボン。
鏡を覗き込む。軍服を脱いでしまえば、単なる独りの線の細い青年に過ぎない。
振り返り、廊下に続く壁とはまた別の壁にドアが据え付けてある事に気がついた]
……ひょっとして。
[ユーリーの部屋の近くを望んだことを思い出す。
続き部屋になっているのかもしれない。
可能性に思い当たれば、むやみに扉を開くことははばかられた。
ベッドの上に腰をおろし、水差しの水を煽った]
( 125 ) 2011/01/22(土) 14:13:04
[少女が何か言えば、相槌は打たずとも静かに聞き流して。紅茶のカップを空にする頃、三人目の四阿での邂逅>>114]
こんにちは。
[素っ気なく。
男は他者にした>>23のと同じように、慇懃な礼とともに名乗るだろうか。個人名しか名乗らないなら、同じように返す]
アナスタシア。
……趣味の悪い服ね。
宴にもその格好でいらっしゃるおつもり?
[男の靴先から額のあたりまで視線を這わせ、感想を述べた。
男が剣>>0:56を預けていたのは、幸いだったかも知れない。率直に、単刀直入に、嘲笑しただろうから]
( 126 ) 2011/01/22(土) 14:23:33
── 自室 ──
[自分の息の乱れで迎えた目覚めは安らぎとは遠く。
胸郭を上下させながら、天井を見上げる。
はかったようなタイミングで召使いがやってきて、洗面台に湯が準備された。
チェストに新しい服を置き、古いものを回収してゆく。
ここでは、なにもかもが決まりどおりに運ぶらしい。
調理の手順のように、淡々と。]
( 127 ) 2011/01/22(土) 14:25:45
[着替えに目を向ければ、金の縁取りのある濃紺のスタンドカラー。
軍服にも似た仕立てで、肩から腰まで二列に並んだボタンは各七つ。
袖口とズボンの脇にも金糸の刺繍が入っていた。
今宵は宴が開催される、と召使いの弁。
それなりの礼装を、ということなのだろう。
グレゴリーが来ていたことからも、なんらかの目的で客人が招かれていることには気づいていた。
城主の誕生祝いなのか、この地方の祭なのか、宴の主旨は聞いていないが、逗留を許された以上、自分も参加すべきだろう。
少なくとも、孤立して改善される状況にはない。]
( 128 ) 2011/01/22(土) 14:27:18
[誰の見立てかは知らないが、サイズはちょうどよかった。
袖を通そうとして気づく。
返しに「ダニール」というネームが入っていた。
過去にこの城に滞在した男の遺産なのだろう。
イライダの客か、縁者か、あるいは──
わずかな妬心を覚えた自分を律するように、襟元のホックをきっちりと掛ける。]
( 129 ) 2011/01/22(土) 14:27:42
/*
黒騎士が!白騎士の!
おさがりだと!
萌えますね。
( -49 ) 2011/01/22(土) 14:30:12
[その時、隣室から苦しげな声がした。]
続き部屋を使っている者は?
[召使いに問うて、あの若者――ベルナルトであるとの回答を得ると、内扉をノックする。]
ベルナルト、どうした。
傷がいたむのか?
( 130 ) 2011/01/22(土) 14:30:35
ベルナルトの名前を聞いてなかったので、ここで召使いに聞いてしまった。
守秘義務もなにもあったもんじゃないね。
( -50 ) 2011/01/22(土) 14:32:20
アナスタシアは、追われし者 ユーリーに出会う事があれば、兄の衣装だと気付くだろう。
( A16 ) 2011/01/22(土) 14:33:11
アナスタシア、飴&服に気づいてくれて、ありがとうございますっ
( -51 ) 2011/01/22(土) 14:37:00
はっはっは。やはり趣味が悪く映るでしょうなあ。
[服装を指摘されれば、参ったとばかりに頭を掻く>>126。]
まあ、私がどれだけ気合を入れたところで花のように美しいお嬢さん方には敵いますまい。
着飾るのは美男美女に任せて、私はもっと目立たぬ格好をさせて頂きますよ。
[そう楽しげに笑い、首を竦めて見せた。]
それで? 美しいお嬢さん方。
貴女達も廷内の散策ですかな?
( 131 ) 2011/01/22(土) 14:48:03
>>130
すみません。大丈夫です。
[ドアの向こうから聞こえてきた声に、慌てて水差しを置く。
ベッドから立ち上がって少し扉を開いた。
どこか茫洋とした灰色の瞳がユーリーを見ると]
やっぱり、レオノヴィチ様のお部屋だったんですか。そちらは。
[首をかしげ、確認を]
( 132 ) 2011/01/22(土) 14:49:25
―刻は暫し遡る―
[門番を務める大柄な男の言>>0:22
それも当然のように聞こえて居た。
城内は始祖吸血鬼たる城主の領域――]
私にとっては“いいもの”と言えるよ。
退屈を忘れさせてくれるのが“宴”だから。
――…掃除、か。
御苦労なこと。
十分きれいだったと思うけど……
そんなに気になるもの、かな。
[こと、と首を傾げてメーフィエに意識を向けた]
( *2 ) 2011/01/22(土) 14:59:10
[客人を一人一人もてなすアヴァクーム。
夜の僕たる彼に任せておけば宴の仕度は滞りなく運ぶ。
其の点に関しては彼を信用している。
彼が此方に抱く思いまでは分からないでいるけれど]
アヴァクーム……。
[彼がいるからこそ安心して宴を開ける。
眷属が居なくては何も出来ぬ城主であるから]
貴方は裏切らないで居てくれる?
[甘えるような音色を滲ませひそやかに闇に囁いた]
( *3 ) 2011/01/22(土) 14:59:27
[飽きもせずに人間に語りかける肉体を持たぬ者。
ダニールの声>>0:35に城主は目を細めた]
聞こえないと分かっていて話しかけるなんて物好きなこと。
人であったからこそ人に惹かれるのか。
それとも、人であった頃が懐かしくて?
[魂だけの存在となっても本質はかわらぬのだろうか。
器を失えば霧散するだけであろう己。
残るとすれば灰くらいのものだろう。
己とは違うからこそ彼らの囁きを聞くのが愉しいと思う]
( *4 ) 2011/01/22(土) 14:59:43
無駄――…、か。
何時か届くかも知れないよ。
霊となった者の声を聞く者が人の中にも居るとか。
蔵書の中にそんな話があった覚えがある。
[それが真実か如何か確かめようとも思わぬけど。
イヴァンの独り言>>0:38に揶揄るように聲を紡いだ。
結局イヴァンとダニールのどちらかを支持するわけでもなく
城主はただ心のままに思いを紡いでいるだけ]
( *5 ) 2011/01/22(土) 14:59:59
冷やかしたいのであれば口に出してはいけないね。
確かに全てを聞いている訳ではないけれど――…
此処では私に聞こえる言葉は多いのだから。
[ダニールの悪戯な声>>0:96に淡い笑み。
その前に、と言い、直ぐに来る気配が無かったから
冷やかしに来るのを待つのは止めたのだけど]
( *6 ) 2011/01/22(土) 15:00:25
[無関心そうなメーフィエの呟き>>0:108には小さな吐息]
――…見立てて貰うことに意味がある。
名乗り出れば株が上がったかも知れないよ。
[それさえも門番たる彼は望まぬだろうか。
問わぬまま口を噤み、他に意識を向けた。
迷い込んだか何かに引き寄せられたか――
馴染みのない気配>>0:108が城内にあったから]
( *7 ) 2011/01/22(土) 15:00:41
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