人狼物語(瓜科国)


611 ぬばたまの檻


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薄命の青年 ロラン

―― 自室 ――

[好きに選んで良いと言われ、2階西側の窓のある部屋を選んだ。
遠く…目視出来ないくらい遠くに、己の育った村がある方角。

窓硝子に手を触れれば、当然の様に冷たかった]

本当に、来たんだ…。

[感慨深く呟く。
御伽噺の、吸血鬼の城。
其処の客人として、今――自分が此処に居る。

その様が少しだけ可笑しくて、薄く笑んだ。

笑んだ直後。
急に胸に走った痛みに、……く、…と苦しげな吐息をひとつ、零した]

( 223 ) 2011/01/21(金) 23:34:43

ヴェロニカ

……そうなの?貴方のような…
[冗談をそれと判らず、不思議そうにグレゴリーの顔を見た]

ええ。行きましょう。…失礼するわ。
[門番には手を上げて招待状の会釈を見せ、
グレゴリーと供に城へと歩みを向けた]

( 224 ) 2011/01/21(金) 23:34:54

薄命の青年 ロラン

[窓硝子に触れていた手で躯を支え、
もう片方で胸を押さえて、きつく目を瞑る]

だいじょうぶ大丈夫だいじょうぶ、……まだ、俺は。大丈夫だから…。

[暗示の様に何度も呟いて。
痛みが過ぎ去るまで、しばし。

薬を飲む時間には…まだ早い、と思う。
もう残りは数える程しか無いのだ。大事に服用しないと。


…青年は、やがて頭を軽く振って面を上げた]

( 225 ) 2011/01/21(金) 23:35:21

薄命の青年 ロラン

だいじょうぶ。…うん。

[確かめる様に頷いて。
ふ、と…気を紛らわすように窓の外を見やれば、
其処には古ぼけた建物――礼拝堂――の屋根が見えた]

なんだろ、あれ。とても古い…?

[小首を傾げるももの、答えは実際に見てみる以外何処にも無く]

…うん、まあ、いっか。
外出ちゃ駄目とも言われていないし、まだ宴まで時間があるみたいだし。

せっかく来たのだし……あちこち行ってみようっと。

[期待を、己を奮い立たせる道具に使って。
青年は自室を出て、1階の大広間へと向かった]

( 226 ) 2011/01/21(金) 23:36:05

城主 イライダ

―礼拝堂前―

[敗残兵の返事>>218に女は愉しげに笑みを漏らした]

正直ね。
此処では飢えて死ぬ事は無いと思うわ。
撃たれたり、は……如何かな。
銃器を持ち込むような不届き者が居たら危ないかも、ね。

[怖がる素振りなく紡いで男に倣うように肩を竦める。
遠い眸に彼が馳せるは過去か。
そんな思いを抱きながら、問う声に頷きを向ける]

畏まらなくて良いよ。
貴方は客人なのだからもてなすのが私の務めでしょう?

[こんな事を言うのも気紛れであるのだが
それを表情に出さぬまま気さくに言葉を続けた]

( 227 ) 2011/01/21(金) 23:36:40

オリガ

[手に取った本をペラペラと捲れば、恋愛小説。
 興味ない顔で本を閉じると、元あった場所へと戻す。]

 このお城にも、こういったものが置いてあるのね。意外。

[クスクスと笑いながらも、ふと目に入ったのは見覚えのある背表紙の本。
 見間違える事はない。それは吸血鬼に魅せられた姉が、大事にしていた本。]

 お姉様……私も、お姉様のようになれるかしら…。

[その背表紙に書かれた文字を、ゆっくりと指でなぞり笑みを深めた。]

( 228 ) 2011/01/21(金) 23:38:34

灰色の亡霊 アリョール

[>>222の回答に意外にも落胆せず]

…ですよね。知ってたらもっと違う声のかけ方になりますものね。駄目元ですよ、駄目元…っと??

[眷属からも見えにくくなっている…その姿は見る見るうちに薄くなり、ものの数十秒で全く見えなくなってしまった。1日の活動限界が来たようだ**]

( 229 ) 2011/01/21(金) 23:40:26

門番 メーフィエ

[アヴァクームが馬の手綱を引こうとしたのに気付くと>>200
もはや自分の領域ではないだろうと
先程の女のこととまとめてそのまま意識の外へと追いやってしまった。

その後は会釈をされると>>219>>224ぞんざいに返したりしつつ、
やがて人の往来が落ちつくと、]

今度こそ、もう客人は来ないだろうな。

[橋の向こうを見やり、三度跳ね橋の鎖を巻き上げはじめた**]

( 230 ) 2011/01/21(金) 23:42:11

囚われし者 ラビ

― 礼拝堂>>171 ―

ぁ―――――

[零れる吐息は熱く。
 溢れる涙は頬を濡らし。
 ちらりと覗く舌は薔薇よりも紅い。]

……っ、

イラ…ダ……ま…

[ぽろぽろと零れる涙は満たされぬ侭のそれ。
 囁き満ちるは、闇への誘いか否か。
 穿たれる事なき首筋に感じるのは―――。]

……ふっ…、っ、…ぁ…、…

[礼拝堂へ哀歌が漣のように、また、満ちる。**]

( 231 ) 2011/01/21(金) 23:42:20

薄命の青年 ロラン

―― 1階・大広間 ――

んーと。
まずはやっぱり大広間が王道って感じだよね、うん。

[何を基準に王道なのかは分からないが。
こう、客人が招かれる最初の空間というようなニュアンスらしい。

すると先程、城内に入る時に見かけた顔>>124が、
大広間でなにやら独り言を呟いている>>222…様に、見えた。一瞬だけ]

あれ?
君…今、誰かと話してた?

[きょろきょろと大広間を見回した後、
イヴァンに対し、小首を傾げてそんな問いを投げかける]

( 232 ) 2011/01/21(金) 23:44:57

遊牧の民 ナタリー

-- →1階 --

[フィグネリアに教えられたのに忠実に階段を降りる。]
[降りたら左を見て…庭を見つけた。]
[最初に目に入ったのは赤い薔薇。]

 うわあ…。

[一瞬足を止めて目を奪われる。]
[普段見慣れているそれよりもずっと深い赤色に。]
[斑の薔薇に気づいたのはその少し後で。]

 不思議。あんなの見たことないわ。

[もっと近くで、と玄関を探して視線を彷徨わせた。]

( 233 ) 2011/01/21(金) 23:46:59

騎兵長 グレゴリー

 ええ、この剣に懸けましても、無事に送り届けましょう。

[冗談を真に受け止められてしまったと悟り、思わず苦笑して前へと進む。
 だが、宴に剣をぶら下げて出向くのも無粋。]

 ――適当なところで預かってもらうかなー。

[腰にぶら下げられた剣の重みに気を取られたことに気付き、再びヴェロニカに向き直って笑みを向けた。
たどり着き、広い階段を上る。]

 それにしても、立派な城ですなあ。

[ヴェロニカに語りかけてから、扉へと一足早く。]

 迎えの方は居られるか!

[ 大声で告げ、使いの者に招待状と腰の剣を預け、ヴェロニカを待つ。]

( 234 ) 2011/01/21(金) 23:48:25

村の設定が変更されました。


海賊紳士 トリス

[煙草を詰めに自分の部屋に戻る事にする
 全く、船から降りるとどうにもこれがないと落ち着かない

 強奪の果てに燃える船の臭いの代用品とでも言うべきだろうか
 海の潮の香りがあればそれでも落ち着くのだろうが]

ん?

[玄関近くで短髪の少女を見かけた>>221
 そんなに豊満でもないが、大地の匂いのする娘だ]

ふぅ、ん
娘が多いと言うのは良い事だな

[生娘なら尚良いのだが
 やはり、男よりは女、女なら豊満に越した事はないが、そうでなければより新鮮な者が望ましいーーー

 にや、と笑みを浮かべて自分の部屋に戻った]

( 235 ) 2011/01/21(金) 23:50:59

敗残兵 ベルナルト

>>227
銃器……
確かに、最近は色々と物騒ですからね。

[胸に提げていた拳銃は弾が切れた後捨ててしまった。
女の愉しそうな声に、歪んだ笑みを一瞬口元にはしらせる]

……客人?
あ、でも、俺、招待状みたいなものは――

[後悔したときにはもう言ってしまっていた。従者の振りでもしてごまかしておくべきだった。
少し怯えたような目線をイライダに向ける]

( 236 ) 2011/01/21(金) 23:51:26

古よりの眷属 イヴァン

[だが、「亡霊の見える人」どころかそもそも人間の姿すらほとんど見えない]

これは本当に駄目もとで……、?

[その時アリョールの姿が薄くなり、やがて消えた。
手に冷たい感触を残して]

……

[男は一瞬目を丸くした]

一日中活動していられる亡霊ではないってことっすかね。

[素性もここに来た理由も何一つ分からないが、確かなこともある]

これで城に囚われた者がもう一人増えたっすね。
ようこそ――吸血鬼の城へ。

[亡霊が消えた虚空に向けて男ははっきりとそう言った。
それは、近くを通りかかった客に向けての呟きに聞こえたかもしれない]

( 237 ) 2011/01/21(金) 23:52:05

古よりの眷属 イヴァン

[大広間にいた青年に声をかけられる>>232と、]

……いえ。
気のせいではないでしょうか。

[表情を消し、眷属然とした振る舞いで応じた]

( 238 ) 2011/01/21(金) 23:55:48

オリガ

[書斎を出た時には、先程まで浮かべていた笑みは消えていた。
 それでも、やはりどこか愉しげな様子のまま、1階へと向かう。]

 嗚呼、下にくれば薔薇の香りが強くなるのね。

[1階はまだ見ていなかったが、それはまた後でも良いだろう。
 うっとりと目を細めながら、その香りに誘われるように外へと向かう。]

( 239 ) 2011/01/21(金) 23:57:33

城主 イライダ

[敗残兵>>236の表情に目を細め]

物騒だと知っているなら気をつけて。
自分を守れるのは自分だけ、だから。

[招待状、と彼が言えば首を横に振り]

此処を訪れた人はみんな客人だと思ってる。
だから、招待状は気にしなくていい。
――…必要なら、書いて渡す?

[怯えに気付けば思わず笑みが浮かびかけるが
自らの口許に手を宛がいまるで悩むような仕草を作る]

( 240 ) 2011/01/21(金) 23:59:26

海賊紳士 トリス


[部屋に戻ると、先程指名した眷属が既にベットの中にいた
 取り敢えず、始まるまでじっくり堪能する事にしよう]

( 241 ) 2011/01/21(金) 23:59:59


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古よりの眷属 イヴァン
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